ポジティ部!!

サーターアンダギー

最悪な初登校

和人が清涼学園に行くには電車で二駅またいでそこらから30分歩かなくてはいけない
「ふぁぁ。眠てぇなー」
自宅から歩いて5分くらいした所にある駅に着き清涼学園行きの電車を待つ和人
やはり朝だけあってサラリーマンや学生などでホームが埋め尽くされている
「暑苦しいな、クソが」
そんな愚痴をこぼしながら電車が来るのを待つ。そしてしばらくしてようやく清涼学園行きの電車が来た
人並みにに押されるように電車の中に入った  やはり案の定中は人で埋め尽くされており立っているのが精一杯だった
しばらくして電車が走りだした
電車が揺れるたびに前後左右から圧縮される和人。イライラがピークに差し掛かかろうとしたところでようやく一つ目の駅に着いた
ここで半分くらい降りたかと思えば今度は次の乗客が乗ってくる結果最初とあまり変わらない状態になってしまう
「こんなのを3年間味合わないといけないのかよ、クソ」
1人ブツブツ文句を垂らしていた時目の前の異変に気づいた。ドアの近くの手すりをつかむ黒髪の少女がやたらそわそわしていた
小便でもしてぇのか?などと思い近くによったときその異変に気づいた
黒髪の少女はトイレを我慢していたわけではなく痴漢されていたのだ。
黒髪の少女は今にも泣きそうな顔で俯いて声を押し殺している。和人はソっと黒髪の少女の近くまでより彼女のお尻を舐めまわすように動いている手を掴み
「おいおい。朝っぱらからしょーもねぇ事してんじゃねーよオッサン」
と言い、掴んだ腕を上に持ち上げようとしたその時「痴漢です!」と言う声とともに和人の腕が誰かに掴まれ持ち上げられた
「……は?」
乗客は全員和人の方を一斉に向き「え!痴漢!?」「マジ?」「どこどこ?」など口を揃えて和人を見る
現状が理解出来ていない和人に一人の少女が近づき
「フッフッフーもう逃げられないよ痴漢マン大人しく観念するんだね」
と言い放ち和人の腕を自分に引き寄せる。それと同時に電車が清涼学園前に着いた
ドアが開けられると同時に和人は外に追い出されたそして和人の腕を掴んだままの謎の少女は「駅員さん!痴漢マン捕まえましたよ!」と叫んだ。近くにいた駅員がそれを聞きつけて急いで現場へと向かってくる
「おい!ちょっと待てよ!俺は痴漢なんてやってねーぞ!」
「わかったわかった詳しい話は事務所で聞いてあげるからね」
と言われ和人は駅員に連行されてしまった。




すみません。中途半端で終わってしまって次の話からはしっかり書いていきます!

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