勇者と魔王が学園生活を送っている件について

imatsu

第八章 一話 緊急封印

 ─ここは、学園の中にある、、、、はずのない『牢屋』みたいな空間である。
 [なんでだよーー!!ここなんか、楽しくないぞ!]
 [これはどう言うことじゃ!!]
 スティフとフレイヤは闘技場の半壊によるペナルティー、SS 級の技の使用の件で反省会が『牢屋』ぽい所で行われていた。
 [お前ら、うるせーな!ちったー静かにしろよ。]
 キレた学園長がスティフ達のいる部屋の外で椅子に座っていた。
 [何で、こんなに厳重に"フーイン"?するのさー]
 [そんなのお前らが、、、、
 
 『何やってんだ!!バカ二人!!』
 突如何処からか飛んできた女の子。
 [、、、、遊び。]
 ──ピキ
 [ほ、ほう、遊びか?そうなのか?]
 [そうじゃ、遊びじゃ。なあ、スティフよ。]
 [──まあな。]
 ─ビキビキ
 [そーかそーか、遊びか?、、、、やれ。]
 ─シュタッ
 突然にスティフとフレイヤが何者かに囲まれ、いきなり何かの詠唱を始めた。
 ─アウルス=カトアール=シルスタージュ、、、、
 [えっ何々、なんの遊び?]
 バカなのか?コイツ。
 [お前らは、動くなよ。]
 『わかった』 
 すると、スティフとフレイヤの立つ所に魔法陣が出てきて、光る鎖のような物で押さえ付けられた。
 [それで、もう一回封印するからなんもすんなよ。お前ら何を条件にこの学園に入れたと思っている。]
 『はい』
 [分かれば良い─それじゃ、やれ。]
 すると、鎖の締めが強くなって、身体の中に何かを締め付ける様に入っていった。
 [もう良いぞ。]
 [すいません!魔法が、暴走してしまいました。]
 ──えっ!?なに!?ちょっ、早く解除スペルブレイクを、、
 [ディースクエアード=スペル、、、ちょ、間に、、。]
 突然大きな光に包まれて、スティフとフレイヤの姿が見えなくなった。
 少しの間光に包まれていた二人が気づくと、いなくなっていて、そこには、一人の少女が立っていた。
 『あれ?何にもないぞ、ではないか。』
      -スティフの奴はどこじゃ?
 あれ?そういえば
      -フレイヤはどこだー?
 おいおい、やっちまったじゃねーかよ。コレどーすんの?でも、一回、、、
 [スティフ。]
 『なーにー、なのじゃ?』
 [フレイヤ。]
 『なんだ?』
 これマジじゃねーか、こんな最終兵器みたいな化け物を、、、産み出してしまった。
 [ま、まあ着いてこい。] 
 ガシャ
 スティフ、フレイヤの手に魔法を施した鉄製の拘束具をはめた。
 『まあ、いいのじゃ』 
 
 ───·····と言うことがあったからだよ!!]
 と、今までの出来事を説明してくれた。
 『そーなのじゃったのか、てことは、俺と我は合わさったと言う事なのじゃな。』
 [お前らさ、一人ずつ喋れよ、、、まあ、そいうこったよ。]
 すうっと息を吸うと
 [ごめん。]
 [あ、いいのじゃよ。かねーぞ]
 [まあ、それはそうと、呼びにくいから、お前ら二人でフレイスてのはどーだ?]
 [おい、ロリ学長それならな、ステイヤだろ、なのじゃ。]
 [おい、、、ま、まあいいとしてステイヤ?だっけか、実は少し調べたんだが、、、]
 出来事の調べた事を話した。
  [─と言うことなのー。]
 [おい、ロリ学長もうそんな話し方してもい見ないぞ、なのだ。]
 [う、うるさい!だ、だから、お前らには、そのまま生活してもらうから、あまり力を使うなよ?]
 [ん、わかったのだ。]
 
 ──こうして二人?の合体フュージョン生活が始まる──

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