十二世界の創造主〜トゥウェルヴス〜
一話 12世界の創造主
『もしも願いが叶うなら』
誰もが一度は夢想した事があるだろう。
例えば大金持ちになったり、抜群の運動能力を望んだり、最近では異世界での活躍を自ら求める・・・なんて人もいると思う。
どれも素晴らしい願いだ。
大金持ちになれば一生遊んで暮らしてもお釣りが来るだろうし、高い運動性能を保持していれば、誰もが君に注目する。
異世界に行ったらチートやらハーレムやらで無双する事も出来るだろうし、まったりスローライフなんてのも選択肢的にはありだろう。
もう一度言おう、どれも素晴らしい願いだ。
しかしこれらはもちろん、“叶えば”の話であるため、どこまでいっても想像の域を脱しない。
人生生きていれば、結局のところ、これらは全て他愛もない夢物語に過ぎないのだと気づく。
そして、避けることの出来ない現実を前に無難かつ全力で生きるしか無いのだ。
『もしも願いが叶うなら』
人生は思った以上に厳しい。現実と理想の区別はきっちりとつけないととてもじゃないがやっていけない。故にこんな戯言に耳を貸している場合じゃない。
『もしも願いが叶うなら』
何度言ったってムダなんだ。叶わないんだ。こんなものは現実に失望し、絶望した人間達が人生に少しでも彩を加えんがために生み出した空想上の産物。それはどうしようもない程愚かな行為でありながらも、語る彼らの目は輝き、唇は絶え間なく動き、手足はこれ以上無いほど踊り狂い、自分の“願い”を身振りで表す。しかし、結局はどれだけ討論を重ねたところで、これらの願いの行き着く先は、この世に非現実は顕現しないという非情なまでの現実を突きつけられた挙句、改めて世界に絶望するという救いようのない結果しか起こりえない。
『もしも願いが叶うなら』
だがしかし!本当の本当に叶うとしたら。非現実が現実になるのだとしたら?もしそうであるならば、その可能性があるのならば、前述にあるような“愚かな行為”とはすなわち、この甘言に乗らず、“あくまで私は現実に飼い慣らされたただの一般人だ”と一銭の価値にもならない無駄な見栄をはった人間にこそ与えられるべき称号である・・・はずだ。
そして、その理論に基づいた上で“俺”は“愚かな人間”では無い、と言わせて頂こう。
『もしも願いが叶うなら』
俺は、もう数百回は読み返したこの、“差出人不明”で宛先には“見た事の無い文字”が書かれた、“唐突かつ強制的に”PCの画面に写しだされた一通のメールをもう一度読み返し、返信する。
このつまらない世界を、選ばれしものだけが優遇される下らない世界を、変えたい。変えられるのなら。
『世界を、創り変えてくれ』
ーーーーーーーーーーーーーー
・・・正直なところ、俺の中でもまだ疑心暗鬼は拭えていなかったが、返信した直後、部屋の家具がすべて消し飛び、純白の空間にたった一人・・・いや、白いデスクとシルバーのノートPCとともに取り残されたあたりで流石に、この“非現実”を受け入れるしかなかった。
空乃 優生《そらの ゆうせい》18歳。高校三年生、元野球部。ぼっちでもなければヒキニートでもなく、普通に学校へ通う、なんて事ない一般人Aが俺。ただ、学校へ行っても友達は少ないため、部活がない時は、基本的に読書か携帯ゲームで時間を潰して帰ってくるだけというしょうもない日々を過ごしていた。家に帰ればPCでオンラインゲームか某イラストレーションアプリでイラストを描く日々。しょうもないとはいえ、それなりに人生を楽しんでいるかのようには見えるだろうか?
まぁそうだろう。しかし、それならば、ここまで地味で平凡な経歴を持つ俺が何故『世界を創り直す』などという大層な願いを口にしたのか、疑問が湧いてくると思う。
結論から言おう。
実はそこまで深く考えての行動ではない。
先にも言った通り、疑心暗鬼の中でやっとこさ捻り出した突拍子も無い願いなわけで、本当にそれらしい場面に遭遇することになるなんて、ほんのちょっとくらいしか思っていなかった。
正直驚きすぎてどう反応したものやら。
しかし、
あぁ、なんて事をしてしまったんだ。家族は?友達は?この世界を消してしまったのか?俺は。うわああああああああ!
・・・なんて事には全くならないあたり、俺らしいなと自分で思う。
なにせ家族はいないし、友達もいるにはいるが果たして友達なのかどうかも怪しいラインの微妙な関係だ。
正直な所、この世界には・・・というより、世界の在り方には飽き飽きしていた。
連日、犯罪のニュースは絶えないし、特に児童虐待やら、連続殺人などの凶悪なものであればあるほど、心に曇天がさす。
大体、この世界そのものが謎すぎる。いかにも生態系の中の頂点であるかのようにふんぞり返っている人類も、何故生まれたのか?生まれる前はなんだったか?死んだらどうなるのか・・・全くもって分かっていないではないか。この世界に生きる生物として論外だ。
とはいいつつも、では俺はどうかと問われればそんなものサッパリだ。だから俺は自分自身も“謎の生物その名はニンゲン”の一員であるという自覚もあれば、そういった意味で不完全な種である事は理解している。
随分と話が哲学じみてしまっているが、考え出したらキリがないため、ここらで一旦やめて、改めて周りの状況を確認する。
“純白の空間”
“残されたPC”
“たった一人の俺”
この状況を省みるに、このPCから何らかのアクションが起こるのを待つしかやることが無い。
世にも不思議な現象が目の前に起こってもなお、俺の心は多少の驚きはあれど平静で、むしろ“未知”への興奮さえうっすらと感じていたほどだ。
何が起こるか分からない楽しさ
いわゆる“スリル”というやつだ。それを今、存分に堪能している。
俺は昔から慎重派だったため、危険なことに積極的ではなかった。木登りはした事がないし、バンジージャンプやらプールの飛び込みなど俺の中では論外の行為だ。
何故命を危険に晒すのか。それは命を捨ててでも味わいたくなるほど楽しいのか?疑問は絶えなかったが、答えは案外単純であったのだと、今やっと気づく。
そう、楽しさが何より勝るのだ。
場合によっては命よりも。
あぁ、と、俺は嘆く。
最低限命を守るためのリミッターすら人間には備わっていない。どれほど危険なことでさえも意思次第では可能になる。やはり、人間は不完全でしょうもない、と。
しかし、この時の俺は同時にこうも思った。
リミッターなんぞないほうがまだマシか。これだけのスリルを味わえるのならあるいはこのままの方が・・・
なんて、俺らしくもない考え方だなと、苦笑を浮かべていると、待ちに待ったPCへのメールが画面に写し出された。
 
『世界はリセットされた』
今回のメールから、音声を使い始めたようだ。性別を判断しづらい、無機質な機械音声。
リセット・・・とりあえず消したって事か。
試しに返信してみる。
「再構築は?」
するとすぐに返信が返ってくる。
 『今』
・・・ん?分かりにくいな。今やってる途中って事か。まぁ、そうパッとはできないよな。
俺はこの時間を活用していくつかの質問をする事にした。
「なぁ?お前は何者だ?なぜ願いを叶えてくれた?なぜ俺がえらばれた?それとも俺だけじゃないのか?」
のだが・・・
『何も答えない』
は?答えられないじゃなくて“答えない”だと?
こいつ、何様のつもりだ舐めやがって。嫌がらせかよ。
ふつふつと沸き立つこの感情はもちろん怒りなのだが、なぜだか気分も高揚しているようで何とも不思議な気分だった。
そして俺は、少しでも抜け道を探さんと、質問攻めを続けた。
「再構築された世界はどうなる?まさか原始時代の文明レベルだとか言うなよ?それに、俺の人間関係は?家族・・・はいないが、顔見知りくらいはいる。やはり消えてなくなってしまうのか?」
『再構築する世界、私が知る世界、いくつか混ぜ合わせた。文明、バラバラ。原始時代の文明、中にはある、かも。顔見知り、きっと居ない』
意外にも答えが返ってきた。
しかし片言で語られるそれらは聞き取りづらく、内容を把握するには不十分だった。
「原始時代の文明がある“かも”?お前も再構築後の世界はどうなってるか分からない、と?」
『分からない。シャッフル。ランダム。ミックス。』
何だよそれ。無責任過ぎだろ。ようはごちゃ混ぜシャッフルワールドが今作られてて、具体的な構成まではコイツは分からないって事か。
『あなた、顔見知り、この世界いない。が、もとの世界、いる。元の世界、リセット、でも、消えてない。正確、あなたが、転移、同時間帯の並行世界、それを、リセット、再構築」
何だ、そういう事か。
つまり、俺の元の世界そのものがリセットされたわけじゃなく、元の世界と同じ時間帯かつ酷似したパラレルワールドに転移させられた後、リセット&再構築をしている。
・・・なんと言うか、微妙な気遣い。パラレルワールドってことは、この世界にも“俺”がいるわけだ。その“俺”はもちろん消し去られたわけで・・・
・・・・・・俺を殺したのは、俺だ(キリッ)
かっこよくも何ともないのだが。
『再構築、完了まで27秒』
おっと、意外と早いな。ていうか27秒て。ハンパ過ぎんだろ。
『13秒』
へいへい。さぁ、この世界には飽き飽きしてたんだ。早く新しい景色が見たい。再構築を経てどんな世界になったのか、楽しみだ。
『7秒』
さぁ、第二の人生とでも呼ぼうか!この世界で歩む、俺の!
『0』
強力なスパークによる頭痛で、俺は意識を手放した。
誰もが一度は夢想した事があるだろう。
例えば大金持ちになったり、抜群の運動能力を望んだり、最近では異世界での活躍を自ら求める・・・なんて人もいると思う。
どれも素晴らしい願いだ。
大金持ちになれば一生遊んで暮らしてもお釣りが来るだろうし、高い運動性能を保持していれば、誰もが君に注目する。
異世界に行ったらチートやらハーレムやらで無双する事も出来るだろうし、まったりスローライフなんてのも選択肢的にはありだろう。
もう一度言おう、どれも素晴らしい願いだ。
しかしこれらはもちろん、“叶えば”の話であるため、どこまでいっても想像の域を脱しない。
人生生きていれば、結局のところ、これらは全て他愛もない夢物語に過ぎないのだと気づく。
そして、避けることの出来ない現実を前に無難かつ全力で生きるしか無いのだ。
『もしも願いが叶うなら』
人生は思った以上に厳しい。現実と理想の区別はきっちりとつけないととてもじゃないがやっていけない。故にこんな戯言に耳を貸している場合じゃない。
『もしも願いが叶うなら』
何度言ったってムダなんだ。叶わないんだ。こんなものは現実に失望し、絶望した人間達が人生に少しでも彩を加えんがために生み出した空想上の産物。それはどうしようもない程愚かな行為でありながらも、語る彼らの目は輝き、唇は絶え間なく動き、手足はこれ以上無いほど踊り狂い、自分の“願い”を身振りで表す。しかし、結局はどれだけ討論を重ねたところで、これらの願いの行き着く先は、この世に非現実は顕現しないという非情なまでの現実を突きつけられた挙句、改めて世界に絶望するという救いようのない結果しか起こりえない。
『もしも願いが叶うなら』
だがしかし!本当の本当に叶うとしたら。非現実が現実になるのだとしたら?もしそうであるならば、その可能性があるのならば、前述にあるような“愚かな行為”とはすなわち、この甘言に乗らず、“あくまで私は現実に飼い慣らされたただの一般人だ”と一銭の価値にもならない無駄な見栄をはった人間にこそ与えられるべき称号である・・・はずだ。
そして、その理論に基づいた上で“俺”は“愚かな人間”では無い、と言わせて頂こう。
『もしも願いが叶うなら』
俺は、もう数百回は読み返したこの、“差出人不明”で宛先には“見た事の無い文字”が書かれた、“唐突かつ強制的に”PCの画面に写しだされた一通のメールをもう一度読み返し、返信する。
このつまらない世界を、選ばれしものだけが優遇される下らない世界を、変えたい。変えられるのなら。
『世界を、創り変えてくれ』
ーーーーーーーーーーーーーー
・・・正直なところ、俺の中でもまだ疑心暗鬼は拭えていなかったが、返信した直後、部屋の家具がすべて消し飛び、純白の空間にたった一人・・・いや、白いデスクとシルバーのノートPCとともに取り残されたあたりで流石に、この“非現実”を受け入れるしかなかった。
空乃 優生《そらの ゆうせい》18歳。高校三年生、元野球部。ぼっちでもなければヒキニートでもなく、普通に学校へ通う、なんて事ない一般人Aが俺。ただ、学校へ行っても友達は少ないため、部活がない時は、基本的に読書か携帯ゲームで時間を潰して帰ってくるだけというしょうもない日々を過ごしていた。家に帰ればPCでオンラインゲームか某イラストレーションアプリでイラストを描く日々。しょうもないとはいえ、それなりに人生を楽しんでいるかのようには見えるだろうか?
まぁそうだろう。しかし、それならば、ここまで地味で平凡な経歴を持つ俺が何故『世界を創り直す』などという大層な願いを口にしたのか、疑問が湧いてくると思う。
結論から言おう。
実はそこまで深く考えての行動ではない。
先にも言った通り、疑心暗鬼の中でやっとこさ捻り出した突拍子も無い願いなわけで、本当にそれらしい場面に遭遇することになるなんて、ほんのちょっとくらいしか思っていなかった。
正直驚きすぎてどう反応したものやら。
しかし、
あぁ、なんて事をしてしまったんだ。家族は?友達は?この世界を消してしまったのか?俺は。うわああああああああ!
・・・なんて事には全くならないあたり、俺らしいなと自分で思う。
なにせ家族はいないし、友達もいるにはいるが果たして友達なのかどうかも怪しいラインの微妙な関係だ。
正直な所、この世界には・・・というより、世界の在り方には飽き飽きしていた。
連日、犯罪のニュースは絶えないし、特に児童虐待やら、連続殺人などの凶悪なものであればあるほど、心に曇天がさす。
大体、この世界そのものが謎すぎる。いかにも生態系の中の頂点であるかのようにふんぞり返っている人類も、何故生まれたのか?生まれる前はなんだったか?死んだらどうなるのか・・・全くもって分かっていないではないか。この世界に生きる生物として論外だ。
とはいいつつも、では俺はどうかと問われればそんなものサッパリだ。だから俺は自分自身も“謎の生物その名はニンゲン”の一員であるという自覚もあれば、そういった意味で不完全な種である事は理解している。
随分と話が哲学じみてしまっているが、考え出したらキリがないため、ここらで一旦やめて、改めて周りの状況を確認する。
“純白の空間”
“残されたPC”
“たった一人の俺”
この状況を省みるに、このPCから何らかのアクションが起こるのを待つしかやることが無い。
世にも不思議な現象が目の前に起こってもなお、俺の心は多少の驚きはあれど平静で、むしろ“未知”への興奮さえうっすらと感じていたほどだ。
何が起こるか分からない楽しさ
いわゆる“スリル”というやつだ。それを今、存分に堪能している。
俺は昔から慎重派だったため、危険なことに積極的ではなかった。木登りはした事がないし、バンジージャンプやらプールの飛び込みなど俺の中では論外の行為だ。
何故命を危険に晒すのか。それは命を捨ててでも味わいたくなるほど楽しいのか?疑問は絶えなかったが、答えは案外単純であったのだと、今やっと気づく。
そう、楽しさが何より勝るのだ。
場合によっては命よりも。
あぁ、と、俺は嘆く。
最低限命を守るためのリミッターすら人間には備わっていない。どれほど危険なことでさえも意思次第では可能になる。やはり、人間は不完全でしょうもない、と。
しかし、この時の俺は同時にこうも思った。
リミッターなんぞないほうがまだマシか。これだけのスリルを味わえるのならあるいはこのままの方が・・・
なんて、俺らしくもない考え方だなと、苦笑を浮かべていると、待ちに待ったPCへのメールが画面に写し出された。
 
『世界はリセットされた』
今回のメールから、音声を使い始めたようだ。性別を判断しづらい、無機質な機械音声。
リセット・・・とりあえず消したって事か。
試しに返信してみる。
「再構築は?」
するとすぐに返信が返ってくる。
 『今』
・・・ん?分かりにくいな。今やってる途中って事か。まぁ、そうパッとはできないよな。
俺はこの時間を活用していくつかの質問をする事にした。
「なぁ?お前は何者だ?なぜ願いを叶えてくれた?なぜ俺がえらばれた?それとも俺だけじゃないのか?」
のだが・・・
『何も答えない』
は?答えられないじゃなくて“答えない”だと?
こいつ、何様のつもりだ舐めやがって。嫌がらせかよ。
ふつふつと沸き立つこの感情はもちろん怒りなのだが、なぜだか気分も高揚しているようで何とも不思議な気分だった。
そして俺は、少しでも抜け道を探さんと、質問攻めを続けた。
「再構築された世界はどうなる?まさか原始時代の文明レベルだとか言うなよ?それに、俺の人間関係は?家族・・・はいないが、顔見知りくらいはいる。やはり消えてなくなってしまうのか?」
『再構築する世界、私が知る世界、いくつか混ぜ合わせた。文明、バラバラ。原始時代の文明、中にはある、かも。顔見知り、きっと居ない』
意外にも答えが返ってきた。
しかし片言で語られるそれらは聞き取りづらく、内容を把握するには不十分だった。
「原始時代の文明がある“かも”?お前も再構築後の世界はどうなってるか分からない、と?」
『分からない。シャッフル。ランダム。ミックス。』
何だよそれ。無責任過ぎだろ。ようはごちゃ混ぜシャッフルワールドが今作られてて、具体的な構成まではコイツは分からないって事か。
『あなた、顔見知り、この世界いない。が、もとの世界、いる。元の世界、リセット、でも、消えてない。正確、あなたが、転移、同時間帯の並行世界、それを、リセット、再構築」
何だ、そういう事か。
つまり、俺の元の世界そのものがリセットされたわけじゃなく、元の世界と同じ時間帯かつ酷似したパラレルワールドに転移させられた後、リセット&再構築をしている。
・・・なんと言うか、微妙な気遣い。パラレルワールドってことは、この世界にも“俺”がいるわけだ。その“俺”はもちろん消し去られたわけで・・・
・・・・・・俺を殺したのは、俺だ(キリッ)
かっこよくも何ともないのだが。
『再構築、完了まで27秒』
おっと、意外と早いな。ていうか27秒て。ハンパ過ぎんだろ。
『13秒』
へいへい。さぁ、この世界には飽き飽きしてたんだ。早く新しい景色が見たい。再構築を経てどんな世界になったのか、楽しみだ。
『7秒』
さぁ、第二の人生とでも呼ぼうか!この世界で歩む、俺の!
『0』
強力なスパークによる頭痛で、俺は意識を手放した。
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