七つの大罪全て犯した俺は異世界で無双する

旧ネオン道理

19話 plan B

「『憂鬱』」

俺はまたもや、霧を作り出した。

「小癪な真似を...」

正面に、「ガサガサッ」と音が聞こえる。
多分穴をほっているのだろうな。今『憂鬱』の権能を解除すれば、一瞬の隙で勝てるだろう。だけど俺の権能は発動したが最後、止めることが出来きない。

だが、俺には奴の場所が分かる。あることに気がついたのだ。それは、掘った穴に、霧が吸い込まれる事だ。そう、これで、奴の場所が特定できる。

「死ねぇーッ!」

俺は、穴にディスタークを投げ入れた。
ディスタークは蠍を自動で負ってくれる。そして、『虚飾』を掛けておいた。これに触れた時点で、真っ二つだ。

これで、俺の使える権能はあと2回。魔神戦はキツイな。

と、考えていた、刹那。

「甘いな!貴様の考えなどお見通しだ!」

俺は咄嗟に、跳躍していた。

蠍だ多分俺の思考の全てを読んでいたのだろうな。

蠍は勝ち誇った声で地面から凄い勢いで出てきて、ハサミで切ろうとしていた。

でも.....読めた思考は、全てではない。

俺は、チキンだからな。念には念を。

「plan B!」

俺は叫んだ。そして、毒で瞬殺しようとしてきた蠍の権能で弾く。

ディスタークのスキルが発動した。

こいつの能力は『硬いものほどよく斬れる』だけではない。『権能者の手に、瞬間移動』もあるのだ。

使える権能はあと1回。これに全てを掛ける!

「甘い!」

ハサミで俺の胴体を斬ろうとした。多分これは捨ての一手だ。多分俺の魔力ぎれを狙って居るのだろう。

だがここで俺が権能を使うと、勝ち目が無くなる。

「ディスターク」

俺はディスタークを奴に投げた。奴は、ハサミでで弾く。

俺はもう丸腰だ。奴は気づいていなかった。
俺のさっきの権能の意味を。

霧を作り、地面に行かせることにより、体についた、毒は地面を溶かしていて体からは毒が無くなる。それを狙っていたのだ。

「見事」

蠍は自分の負けを認めた。カッコイイ生き様だな。

俺は奴に一太刀、では無く、一タッチ浴びせたのだ。蠍は権能で5億キロになった、タッチで地面へと叩きつけられる。奴は即死だった。

地面は奴の毒に寄って、地殻変動を起こし、地割れに、地割れが重なり、クレーターの様なものが出来た。

俺は奴の死体を確認使用とした、刹那...

コメント

  • 瑞樹の相棒ヤゾラっち

    お見投資になってるお見通しな

    1
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