読書家は最強スキル
第1章 6冊目 だんじょん
キーボードを変えたのでやる気が出てきた今日この頃。
次の日、訓練に行く前に招集があった。
「面倒くさいな。サボりたい……」
「そんな事言うなって、ほら行くぞ。」
「誰かさんのせいでこちとら寝不足なんだよ。あぁ…寝たい……」
「それは災難だったな、諦めろ。」
「こいつ……」
亮と言い合いをしながら招集された大広間に向かう。
「それはそうと、どうだったんだ?まぁお前に任せとけば大抵は大丈夫だから心配はしてないが。」
「いや心配ぐらいはしてほしいが……まぁ良い、結果としては、こんな感じだ。」
亮に掻い摘んで説明をする。
「マジか……そんな大事だったとは……こっちから頼んだこととはいえお前は大丈夫なんだよな?」
「当たり前だ。お前に復讐するまでどうにかされてたまるかよ。それよりも次にあるだろう処刑についてなんだが、たぶん…」
「この招集が怪しい、と」
「まぁな。このタイミングだし、十中八九そうだと思うぞ。」
「そうか。なら気を引き締めて行くぞ。」
「当たり前だろう。死んだら読書出来なくなる。」
「お前らしいなぁ……まあいいや、頑張ろうぜ。」
「そっちもな。」
情報のすり合わせをした後、大広間へ入る。
まだ何人か来ていないようなので端へ座る。
(さて、どう来るかな?)
全員が集まったところで、宰相らしき人が話し始めた。
「勇者の皆様、急な招集にもかかわらずお集まりいただきありがとうございます。早速ですが本題に入らせてもらいます。早速ですが今回勇者の皆様にはダンジョンに潜って貰おうと思っています。」
ざわざわ……
「急でしたので驚かれるのももっともです。しかし、魔王の脅威が迫っている今、悠長にしている暇はないのです。そこで!効率よくレベルアップの出来るダンジョンに潜り、勇者の皆様には更に強くなって貰いたいのです。」
「発言よろしいでしょうか。」
「どうぞ。」
「具体的にはどのような計画なのですか?説明をお願いします。」
「ダンジョンでは、騎士団の精鋭部隊がレベルアップの手助けをして、100レベルを目指して貰います。ダンジョンでは、冒険者と呼ばれる者たちは入って来られないので、安心して、レベルアップに集中してもらいます。また、階層の切れ目の5の倍数階層では階層主を倒すことで帰還転移が使えますので、野営をしつつ、1ヶ月程レベリングをしてもらう予定であります。」
「わかりました。必ず100レベルにならなければいけないと言う訳ではないのですね。」
「はい。強制ではありません。しかし、レベルをなるべく高くしなければ、死ぬリスクも高まります。それを考慮して、100レベルという基準を設けさせてもらいました。」
「ありがとうございました。」
「いえ、他の皆様も疑問等ありましたら発言してください。」
「…………」
「無いようですので、このまま進めさせてもらいます。ダンジョンへの出発は、3日後となります。準備をお願いします。」
「わかりました。」
「なあ結翔。」
「なんだよ?」
「本当に魔法陣無力化したんだよな?」
「したって言っただろ。」
「それにしては皆素直過ぎじゃねぇか?」
「……大丈夫だ。」
「なんでだよ?」
「……鑑定した。」
「それで?」
「……表示におかしなところが無かったから。」
「……はぁ」
「大丈夫だ。」
「なんでボーッとしてんだ?」
「保険をかけてるんだよ。」
「どんな?」
「秘密だ。」
「そんなこと言わずに教えろよ〜」
「俺に面倒事を押し付けた罰だ。」
「なっ……まだ根に持ってんのかよ!」
「睡眠時間と読書時間を削られた恨みは深い。」
「すまんかったって!それにお前なら上手くやるだろ。」
「…………」
「あっ!無視しやがったな!」
スタタタタタ………
「逃げんな!」
と、まあ亮で遊びつつ、保険をしっかりとかけておく。
その後、部屋に戻った俺は、新しいスキルを開発していた。
「やっぱり、隠蔽は欲しいな。それと、身体強化も必要か。」
いま製本しているスキルは隠蔽と身体強化、そして、自分が強くなるために必要不可欠なスキルだ。
「元が弱いぶん成長のスピードは早いはず。なら一回の上がり幅を上げることで追い付けるはずだ。」
製本したスキルは、【成長度100倍】
その名の通り一回で成長する値を100倍にするスキルだ。
今結翔以外の勇者たちはレベル30前後。これは、レベルが上がりにくくなるラインでもある。
それに対して結翔のレベルはまだ4である。恐ろしい程に上がっていない。それを考慮してもまだ他の勇者たちには追い付けない。
それは、彼らも成長度を倍にするスキルを持っているからだ。
「だけどこのスキルと組み合わせれば……」
もう1つのスキルは【経験値100倍】
これもその名の通り得られる経験値を100倍にするスキルである。
「これできっと追い付けるはずだ。」 
しかし本来このスキルを使いこなせるのは至難の技だ。
何故かと言うと、急なレベルアップに伴い、身体の感覚も変わっていってしまうからだ。
だが結翔は違う。読書家のスキルに含まれている最適化能力が働く為、変わらない感覚で動くことができるのだ。
その他にもスキルをいくつか作り、今日は寝ることにした。
あまりリアルの名前など入れないのでおねがいします。
風邪をひきました。皆さんは体調に気を付けて。
フォロー、いいね、コメントお願いします。
次の日、訓練に行く前に招集があった。
「面倒くさいな。サボりたい……」
「そんな事言うなって、ほら行くぞ。」
「誰かさんのせいでこちとら寝不足なんだよ。あぁ…寝たい……」
「それは災難だったな、諦めろ。」
「こいつ……」
亮と言い合いをしながら招集された大広間に向かう。
「それはそうと、どうだったんだ?まぁお前に任せとけば大抵は大丈夫だから心配はしてないが。」
「いや心配ぐらいはしてほしいが……まぁ良い、結果としては、こんな感じだ。」
亮に掻い摘んで説明をする。
「マジか……そんな大事だったとは……こっちから頼んだこととはいえお前は大丈夫なんだよな?」
「当たり前だ。お前に復讐するまでどうにかされてたまるかよ。それよりも次にあるだろう処刑についてなんだが、たぶん…」
「この招集が怪しい、と」
「まぁな。このタイミングだし、十中八九そうだと思うぞ。」
「そうか。なら気を引き締めて行くぞ。」
「当たり前だろう。死んだら読書出来なくなる。」
「お前らしいなぁ……まあいいや、頑張ろうぜ。」
「そっちもな。」
情報のすり合わせをした後、大広間へ入る。
まだ何人か来ていないようなので端へ座る。
(さて、どう来るかな?)
全員が集まったところで、宰相らしき人が話し始めた。
「勇者の皆様、急な招集にもかかわらずお集まりいただきありがとうございます。早速ですが本題に入らせてもらいます。早速ですが今回勇者の皆様にはダンジョンに潜って貰おうと思っています。」
ざわざわ……
「急でしたので驚かれるのももっともです。しかし、魔王の脅威が迫っている今、悠長にしている暇はないのです。そこで!効率よくレベルアップの出来るダンジョンに潜り、勇者の皆様には更に強くなって貰いたいのです。」
「発言よろしいでしょうか。」
「どうぞ。」
「具体的にはどのような計画なのですか?説明をお願いします。」
「ダンジョンでは、騎士団の精鋭部隊がレベルアップの手助けをして、100レベルを目指して貰います。ダンジョンでは、冒険者と呼ばれる者たちは入って来られないので、安心して、レベルアップに集中してもらいます。また、階層の切れ目の5の倍数階層では階層主を倒すことで帰還転移が使えますので、野営をしつつ、1ヶ月程レベリングをしてもらう予定であります。」
「わかりました。必ず100レベルにならなければいけないと言う訳ではないのですね。」
「はい。強制ではありません。しかし、レベルをなるべく高くしなければ、死ぬリスクも高まります。それを考慮して、100レベルという基準を設けさせてもらいました。」
「ありがとうございました。」
「いえ、他の皆様も疑問等ありましたら発言してください。」
「…………」
「無いようですので、このまま進めさせてもらいます。ダンジョンへの出発は、3日後となります。準備をお願いします。」
「わかりました。」
「なあ結翔。」
「なんだよ?」
「本当に魔法陣無力化したんだよな?」
「したって言っただろ。」
「それにしては皆素直過ぎじゃねぇか?」
「……大丈夫だ。」
「なんでだよ?」
「……鑑定した。」
「それで?」
「……表示におかしなところが無かったから。」
「……はぁ」
「大丈夫だ。」
「なんでボーッとしてんだ?」
「保険をかけてるんだよ。」
「どんな?」
「秘密だ。」
「そんなこと言わずに教えろよ〜」
「俺に面倒事を押し付けた罰だ。」
「なっ……まだ根に持ってんのかよ!」
「睡眠時間と読書時間を削られた恨みは深い。」
「すまんかったって!それにお前なら上手くやるだろ。」
「…………」
「あっ!無視しやがったな!」
スタタタタタ………
「逃げんな!」
と、まあ亮で遊びつつ、保険をしっかりとかけておく。
その後、部屋に戻った俺は、新しいスキルを開発していた。
「やっぱり、隠蔽は欲しいな。それと、身体強化も必要か。」
いま製本しているスキルは隠蔽と身体強化、そして、自分が強くなるために必要不可欠なスキルだ。
「元が弱いぶん成長のスピードは早いはず。なら一回の上がり幅を上げることで追い付けるはずだ。」
製本したスキルは、【成長度100倍】
その名の通り一回で成長する値を100倍にするスキルだ。
今結翔以外の勇者たちはレベル30前後。これは、レベルが上がりにくくなるラインでもある。
それに対して結翔のレベルはまだ4である。恐ろしい程に上がっていない。それを考慮してもまだ他の勇者たちには追い付けない。
それは、彼らも成長度を倍にするスキルを持っているからだ。
「だけどこのスキルと組み合わせれば……」
もう1つのスキルは【経験値100倍】
これもその名の通り得られる経験値を100倍にするスキルである。
「これできっと追い付けるはずだ。」 
しかし本来このスキルを使いこなせるのは至難の技だ。
何故かと言うと、急なレベルアップに伴い、身体の感覚も変わっていってしまうからだ。
だが結翔は違う。読書家のスキルに含まれている最適化能力が働く為、変わらない感覚で動くことができるのだ。
その他にもスキルをいくつか作り、今日は寝ることにした。
あまりリアルの名前など入れないのでおねがいします。
風邪をひきました。皆さんは体調に気を付けて。
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コメント
ノベルバユーザー121329
こ胸のねむ読む飲むのホムの待つねですか?
ノベルバユーザー121329
(コメントを書いてください。いつもあたたかいコメントありがとうございます)。