俺の幼馴染2人がメンヘラとヤンデレすぎる件
幼女の性格……
 俺はエミを連れてコンビニへ立ち寄るとあんぱんを買いそのまま我が家へ連れて行った。
 なんかこの説明おかしくない?犯罪の匂いしかしないんだけど?
 あんぱんをムシャムシャと食べるエミの姿はとても可愛らしくエミもあんぱんを気に入っているようだ。
 「ふぅ〜、家に帰ってなんと言い訳すればいいのやら」
 「ひょんなのもぐもぐ……ひぇきとうでいいひゃらい、それにしてもおいひいわね」
 「よし、飲みきってから喋ろうな?」
 食べるか話すかどっちかにしろよ……。
 しかし、エミのご両親は帰ってこないのを心配してるのでは?自称俺より年上らしいが実際はいくつなのやら。
 小学一年生か?それとも二年生か?幼稚園の可能性も……。
 携帯で妹に連絡をするべきか……でもなんて説明するんだ?偶然あった幼女が力を貸してくれるんだって〜なんて意味のわからないことを言う訳にもいかないし。
 きっと妹の事だ「お兄ちゃん……ついに犯罪に手を出しちゃったんだね……」とか言われそう。
 俺はエミを見るとあんぱんを食べ終え満足げな顔をしていた。
 「別に心配しなくても大丈夫よ、それよりあんぱんもう一個買いなさいよ」
 こいつ図々しいやつだな……今度嘘ついてカレーパン食わせてやろう。
 しかも激辛のやつ。
 
 家にたどり着くと俺は意を決して普段通りを装いながら玄関のドアを開けた。
 「た、ただいま〜」
 「おかえり〜お兄ちゃん、お兄ちゃん、これとこれどっちが……」
 妹が出迎えてくれると手に持っていたライトノベルを落とした。
   「お、おい」
 いや、それ俺のだから。
 「よ、幼女が……」
 「誰が幼女よ!」
 さすが俺の妹だ、反応が似ているな。特に幼女と呼ぶところがポイント高いぞ。
 
 ーーーー「と、まぁそんな訳なんだ」
 俺は妹に詳しく話すと所々相槌をうちながら話を聞いてくれた。
 「なるほど〜つまりはお兄ちゃん以外の志保さん?と美代さん?の記憶が変わっていて、そこに突如あられた謎の幼女って訳だねお兄ちゃん」
 「まぁ、だいたいそんなもんだ」
 「違うでしょ!突如あられた謎の美少女でしょ!」
 すかさず指を俺に差してきた。
 何を言ってるんだこのロリっ子は……。
 「な、何よ!2人してそんな目で見ないでよ……」
 おっと、エミ少し泣きそうになってしまった、これはいけない。
 「と、とりあえずお兄ちゃん、エミちゃんはこれからどうするの?」
 本人曰く、家族がいないとか言っているが……。
 「う〜ん、エミはここに住むとか言ってるしな〜」
 俺は腕を組んで少し考えた。
 住むとしても部屋とかうちの両親がなんと言うかわからんし……。
 あまり親に迷惑をかけたくないのが真実だ。
 ……が、しかしだ、英語で言うとバッドだ。
 エミはまだ小さいがロリコンには、たまらないくらい可愛いだろう、それはうちの妹もそうなのだが……まぁこれは置いといて、銀髪で可愛く、抱きしめたら潰れてしまいそうな小柄な体型、育ってない胸をやたらと張るところも子供っぽくてかわいい。
 つまりは俺に妹がもう1人?
 つまりはそう言うことじゃないですか!こんなおいし……じゃなくて素晴らしい話を見ずに捨てるなどあり得ない!
 「お兄ちゃん、本題からずれてない?今はエミちゃんの対処法と志保さんと美代さんの記憶でしょ?」
 対処法とか言うなよ、本人目の前にして……。そんな、ばい菌みたいな扱い……。
 ちょっとエミが萎れてるじゃないか。
 「とりあえず親に聞くしかないな〜エミは本当にうちに住むつもりなんだな?」
 俺は顔を下に下げているエミに問いかけるとコクリと頷いた。
 どんだけメンタル弱いんだよ……。
 さっきの自称美少女発言と、妹のばい菌扱いにショックを受けているみたいだが……。
 「とりあえずご飯でも食べる?お兄ちゃんも色々あって疲れたでしょ?」
 「そうだな、今日のおかずは何?」
 いつも通りに接してくれる妹は、やっぱ優しかった。
 唐突にエミを家に連れてきて、誰かも分からない志保と美代の説明をされて、でも妹は嫌な顔一つせず俺の話を聴いてくれた。
 「え?どうして、信じてくれるのかって?」
 俺はこんな簡単に誰の話でも受け入れてしまう妹が心配にもなってしまった。
 しかしその心配はすぐに消えた。
 「もちろん、お兄ちゃんの言う事だからってのもあるけど……その志保さんと美代さん?がどうも他人に思えなくて、なんか懐かしいなって思ってね」
 わずかに記憶が残ってるのか?ここからは全て憶測になってしまうが、まぁ、まだ考えるべき時ではないだろう。
 「ねぇ雫?今日のご飯ってもしかしてシチューってやつ?」
 妹はエプロンをきて髪の毛をまとめると冷蔵庫から材料を出した。
 「うん、エミはシチュー食べるの初めて?」
 さっきまで不安で仕方がなかったのに、今はこんなにも楽しいのだから。
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