Re:legend
476:覚悟
「覚悟はできてる…よね…だったら私がとめても無駄かな…」
僕がテレポートしどこかの山に着いた直後、僕の意識は強欲の空間にいた。
「覚悟?」
「ああ、ハルカやエリカたちを置いて1人だけで戦う覚悟だ」
「まあ、フェアリーとフレアそれにレグルスがいるから1人ってわけじゃないけどハルカたちは巻き込みたくない。だからこれでいいんだ…」
「そうか…まあ、君がそれでいいというなら私には止めることはできまい……勝てよ…」
「ああ、わかってる」
僕がそう返事をすると満足そうな笑みを浮かべてウィズは消えた。
「もしもし、ラスか?」
『肯定、ご主人様のラスです』
僕からの電話を受けてラスが返事をする。
「ラス、命令だ。しばらくの間テレポート並びにドリフトで僕のもとに来るのを禁ずる」
『了解しました』
ラスの返事を聞き僕は電話を切る。これでハルカたちが僕を追ってくることはできないだろう…
「フェアリー、フレア、レグルス、行くぞ」
「はい!」
「待ってました!」
「おう!」
3人の返事を聞き僕はテレポートを発動させる。魔神王が待つという場所に僕は向かった。
覚悟は決まった。必ず魔神王を倒し、魔族を殲滅する。そして残った問題を解決したあと、ちゃんと結婚式を挙げる。僕は僕のために、みんなのために、必ず魔神王を倒すと…
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