Re:legend
344:2人
「お会計1万ドランになります」
店員さんが満面の笑みを浮かべて僕に言う。うん。あれだ、買いすぎだ…確か1ドラン200円くらいだったよな…
お会計を済ませた僕の目の前には膨れ上がった3つの袋が置かれていた。
これ全部服なんだよね…
僕はポケットから取り出したバンクカードに3つの袋を入れる。
「リュウさん、リュウさん、次はサラちゃんにギルドを案内してあげていいですか?」
「うん。いいよ。じゃあギルドに行こうか」
サラちゃんのギルド登録もしたかったからちょうど良かった。
ギルドに向かう途中もいろいろと寄り道をした。アイスクリームを食べたりパフェを食べたりたい焼きを食べたり……食べてばかりだな…
「本当に仲がいいですね…」
あんこ入りのたい焼きとカスタード入りのたい焼きを半分こして食べてるアミちゃんとサラちゃんを見てソフィラさんは嬉しそうに微笑む。
僕も2人を見てて本当に仲がいいなと思う。
その後も団子を食べたりロールケーキを食べたりと寄り道しながらようやくギルドに着いた。僕達がギルドについた頃にはもう日が落ちようとしていた。
ギルドに入りサラちゃんのギルド登録を済ませる。サラちゃんがバンクカードを受け取ったのでさっき僕のバンクカードに入れた服をサラちゃんのバンクカードに移す。
その後アミちゃんがサラちゃんにギルドについて一通り説明していた。
アミちゃんの説明が終わった僕達はギルドを後にする。
「もう夜だし夜ご飯は外で食べてこうか…」
「そうですね。この前美味しいお店を見つけたのですがそこに行きませんか?」
ソフィラさんが美味しいお店を知っているとのことなので僕達はそのお店で夜ご飯をたべることにした。
僕はソラミちゃんに夜ご飯はいらないとメールを送る。するとみんなも来たいと言い出したので現地で集合することにした。
僕達はさっそくそのお店に向かう。そのお店は2階建みたいで2階の1室を貸し切りにしてもらった。
まだみんな来ていなかったので今はまだ僕とソフィラさん、アミちゃん、サラちゃんだけだ。
「鉄板焼きか〜懐かしいな〜」
ソフィラさんが紹介してくれたのは鉄板焼きの店だった。焼きそば、もんじゃ焼き、お好み焼きと様々な料理を扱っているみたいだった。
僕達がメニューを見ているとみんなが到着した。ご飯を食べない機械族のみんな以外はここに来ていた。
みんなが揃ったところで僕は料理を注文する。
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