Re:legend

りゅう

316:風、討伐








「精霊神の風弾」

僕は精霊魔法を使い僕の周りに6つの風の玉を作り出す。僕が移動するのに合わせて風の玉も付いてくる。

「ヘルウィンド」

風の魔女ウィルモアが僕目掛けて魔法を放つ。僕はそれを神器で切り裂きながら進む。

「煙幕弾」

僕は左手に装備していた銃から煙幕弾を放つ。

「ウィンド」

風の魔女ウィルモアは煙幕を払うために魔女を発動させた。

「隙だらけだぞ」

風の魔女ウィルモアが魔法を発動させた瞬間、僕は自身の周りに浮かせていた風の玉を全て風の魔女ウィルモアにぶつける。

「くっ…覚醒の魔女」

風の魔女ウィルモアはよろけながら覚醒状態になる。

「ふう、なかなかやるな…もっと我を楽しませてもらおうか…」

「じゃあ、もう少し力を出そうかな…フェアリー、もう少し力を貸してくれ」

「わかりました」

フェアリーが僕に力を貸してくれる。

「この一撃で決める!」

「そうか、ならば我も最強の魔法で相手をしよう」

僕は神器に全ての魔力を集中させる。

「神器魔法、神の一閃」

「魔女の激風」

風の魔女ウィルモアが自身が使える最強の魔法を放つ。僕目掛けて飛んでくる魔法を僕が放った神器の斬撃が風の魔女ウィルモアの魔法を跡形もなく切り裂く。僕が放った斬撃は風の魔女ウィルモアに直撃し、風の魔女ウィルモアは遥か彼方へ飛ばされていった。

「ふう、やっぱこれかなりきついな…」

僕はその場に横になる。しばらくするとウィッチプロフェッサーを倒し終えたハルカとエリカがみんなを引き連れて戻って来た。

「リュウさん、風の魔女ウィルモアの魔力はこの大陸上に感知できません」

「そうか、わかったありがと」

僕は横になりながらエルに礼を言う。

「とりあえず帰りましょうか」

ハルカがそう言いラスにドリフトを使うように頼む。一応ディーンさんとガランさんの隊をここに残していくことにした。











「Re:legend」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く