Re:legend

りゅう

130:ドラゴン殲滅戦

「みんなは周りのドラゴンを倒してくれ!僕はレッドドラゴンを倒すから」

僕の言葉を聞きみんなが周りのドラゴンにむかっていく。

「ユリ…ちゃん…私の…後ろ…にいて…」

「え?」

ソラミちゃんの言葉を聞きユリちゃんが少し驚く。

「ユリ…ちゃん…じゃ…まだ…ドラゴンは…倒せない…から…」

「たしかに、私だけじゃドラゴンの相手はできません。ですがイナズマがいればドラゴンにだって勝てます。」

そういいユリちゃんはイナズマと共にドラゴン目掛けて走りだす。

「やめ…なさ…い」

ソラミちゃんが慌てて自身の両手の指を噛み血を流す。流れ出る両手の血で血の剣を作り出す。
そして急いでユリちゃんの後を追った。

「とりあえずレッドドラゴンをみんなから話さないとな   テレポート     ドリフト」

僕はテレポートでレッドドラゴンの上に乗りドリフトでレッドドラゴンを連れて近くの平原に移動した。


「結界!」

エリスが結界を放ちドラゴン達のブレスを止める。

「はぁー」

エリスがブレスを受け止めている間にエリカがドラゴンの上に飛び乗りガントレッドで殴りつける。

「あと何体いるのよ!」

「たぶん20はいますね…」

エリカの言葉にエリカが答える。

「あーもうめんどくさい!」

エリカはそういいながら次のドラゴンを倒しにむかう。

「結界」

エリスが結界を発動させドラゴンを結界で囲む。

「一気に潰す!」

エリスが結界を縮めるとドラゴンは跡形もなく消滅する。

「数が多すぎますね」

「ですね。とりあえず…お願いポチャ」

ハルカの呟きを聞きながらフランは自身の契約精霊であるポチャを呼び出す。

ポチャが召喚されると同時にドラゴン達がブレスをはなつ。

「フランさんは後ろを止めてください。」

「了解」

ハルカの指示を聞きフランは槍を自身にむかってくるブレスにむける。

「現れよ水の絶壁  ウォーターウォール」

ポチャの水で作られた水の壁がブレスを消滅させる。

ハルカにブレスが迫るが…ハルカに当たる直前にブレスが反射されブレスを放ったドラゴン達にブレスが当たる。

「一気にいきます。現れよ水の矢   ウォータースピア」

ハルカが弓から魔法で作られた水の矢をはなつ。
直後水の矢がドラゴン達を貫通する。

「我が槍に纏え  水の鎧     穿つ!ウォーターインパクト」

フランが魔法で強化された槍でドラゴン達を貫通する。


「やばい…囲まれた」

ユリちゃんが4体のドラゴンに囲まれていた。

「「「グギャア」」」

ユリちゃんがまずいと思った直後3体のドラゴンが悲鳴をあげて倒れた。

「だから…ユリ…ちゃん…には…まだ…はやいって…言った…」

「ソラミさん…すみません」

ユリちゃんがソラミちゃんに謝る。

「罰として…あのドラゴンは…あなたが…倒しなさい…」

ソラミちゃんが残ったドラゴンを指差して言う。

「わかりました」

ユリちゃんはそういいレイピアを構える。


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