Re:legend

りゅう

105:騎士団結成そして『色欲』の終わり

僕の魔法が禁止になってから2時間後ようやく第二試験は終了した。

合格者150名の他にエリカから3名、ソラミちゃんから2名、ハルカから4名、フランから3名、シャルロットから1名の推薦があったのでそちらも合格にした。

合計で163名合格者が現れた。

第三試験は僕達のパーティとヒナちゃん、ユリちゃん、ロンさん、役人の方2人との面接で決める。
この面談が最終試験となる。

合格者163名のうち男が89人女が74人となった意外にも女性率が高い。あとは人間意外の種族の人が結構いたくらいか。

第三試験は2日に分かれて開催される。1日目で男性の面接をし、2日目で女性の面接をする。
1回で5人同時にするがかなり大変そうだ…

第三試験の終了から2日後に結果発表があった。

とりあえず今回は84人第一試験を突破した8人と合わせて92人だ。
予定より少ないがまあ大丈夫だろう。
翌日合格者の入団式とピュレット騎士団設立式が行われた。

「皆さん我がピュレット騎士団への入団おめでとうございます。これからは共に国を守る仲間として頑張りましょう」

僕の言葉に騎士団が元気よく返事をする。
これでピュレット騎士団が結成された。











ピュレット騎士団が結成された頃……

「はあ、はあ、あのお兄さんも仲間達も強すぎだわ…あー腹がたつ」

そういい『色欲』の女性ポワンが近くにあった岩を蹴り飛ばす。

「主が『色欲』か?」

ポワンが振り返るとそこには1人の男がいた。

「そうだけど何かしら?」

「主の称号を剥奪しにきた。」

男の手にはいつの間にか『色欲の書』が握られていた。ポワンが慌てて自分の鞄を調べると『色欲の書』がなくなっていた。

「それを返しな泥棒」

ポワンが男に怒りをむけると男はポワンに『色欲の書』を返し去っていく。『色欲の書』を見るとさっきまで『色欲の書』であったそれがただの白紙本になっていた。

「おまえ今何をした」

「我は『   』 資格なき者の資格を奪う者」

そういい男は消えた。




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