Re:legend
71:修行そして捜索
「おはよー」
『色欲』との戦いを終え家に戻ってから朝までぐっすり寝ていたようだ。
「おはよう…ございます…」
「おはようございます」
リビングに行くとメイド2人組が仲良く料理をしていた。
「昨日は大変だったみたいですね…昨日ソラミちゃんから聞きました。お役に立てず申し訳ありません」
「いやいやユリちゃんが謝ることじゃないから、気にしないでよ」
ユリちゃんが頭を下げようとしていたのを僕が止める。
「ですがまた今回のようなことがあった時にお役に立てないのは嫌です。なので私に戦い方を教えていただけませんか?」
「えっ…」
突然の頼みに僕は驚いてつい声をだしてしまった。ユリちゃんがそれを聞きやっぱり駄目ですよね…とでもいいたそうな顔をする。
僕が困っていると突然リビングの部屋が開く。
「そういうことなら私が鍛えてあげるわ」
そういいながらエリカが部屋に飛び込んでくる。それを聞きユリちゃんが嬉しそうな顔をする。
「本当ですか?是非お願いします」
「えぇあなたが本当に強くなりたいと思うなら私が教えれることは全て教えてあげる」
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
ユリちゃんがエリカに頭を下げお願いした。それを聞きエリカが嬉しそうに頷く。
「さあさっそくやるわよ」
「あっでも私まだ仕事が残っているんですけど…」
「あっそりゃそうよね…じゃあ仕事が終わって夜お風呂に入る前にしましょう」
エリカの提案にユリちゃんが頷く。
これから毎晩ユリちゃんとエリカの特訓が地下で行なわれることになる。まあ仕事が終わってからなら何をしてくれても構わないのだが…この家にまた強い女性が増えるのか…
今のところこの家に戦えない女の子はユリちゃんしかいなかったのだが…ユリちゃんが強くなったら…うちで唯一の癒し系の女の子を失うのはかなりの痛手だが本人が希望したことなので止めることはできなかった…
僕がリビングでくつろいでいるとリビングにハルカがやってきて僕のすぐ横に座る。自分から座っておいて顔を赤くしている。めっちゃかわいい今すぐ抱きしめたいと思っていたらハルカが口を動かす。
「あのリュウさんこの前リュウさんが言ってた『色欲』の話なんですけど」
ハルカの口から『色欲』がでてくるとは思わなかった。
「話を聞いていて疑問に思ったことが1つあるのですが…」
「疑問?」
「はい。私達が今まで戦ってきた『怠惰』は全て『色欲』だったんですよね?」
「たぶんそうだと思う。『色欲』自身がそんなようなことを言ってたし」
「だったら本物の『怠惰』の子を探した方がいいんじゃないですか?今までの『怠惰』の行いが全て『色欲』によるものだったと考えると私達は必ず『色欲』を倒さないといけません。だったら『怠惰』という強い味方を手に入れておいた方がいいと思うんです。」
まあたしかに『色欲』と戦うとなると『怠惰』という強い仲間を手に入れておいた方がいいと思う。だが『怠惰』が悪い人間でないと決まった訳ではない…まあこれはあってみたいとわからないか…
「探すのは賛成だけどシャルロットを探しだす手段が…」
「たしかにそうですよね…」
「あの…人を探してるなら…人を探すのが得意な人を知ってますけど…」
僕とハルカの会話を聞きソラミちゃんがシャルロットを探しだすことのできる人物を知っているといいだす。
『色欲』との戦いを終え家に戻ってから朝までぐっすり寝ていたようだ。
「おはよう…ございます…」
「おはようございます」
リビングに行くとメイド2人組が仲良く料理をしていた。
「昨日は大変だったみたいですね…昨日ソラミちゃんから聞きました。お役に立てず申し訳ありません」
「いやいやユリちゃんが謝ることじゃないから、気にしないでよ」
ユリちゃんが頭を下げようとしていたのを僕が止める。
「ですがまた今回のようなことがあった時にお役に立てないのは嫌です。なので私に戦い方を教えていただけませんか?」
「えっ…」
突然の頼みに僕は驚いてつい声をだしてしまった。ユリちゃんがそれを聞きやっぱり駄目ですよね…とでもいいたそうな顔をする。
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そういいながらエリカが部屋に飛び込んでくる。それを聞きユリちゃんが嬉しそうな顔をする。
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「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
ユリちゃんがエリカに頭を下げお願いした。それを聞きエリカが嬉しそうに頷く。
「さあさっそくやるわよ」
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「あっそりゃそうよね…じゃあ仕事が終わって夜お風呂に入る前にしましょう」
エリカの提案にユリちゃんが頷く。
これから毎晩ユリちゃんとエリカの特訓が地下で行なわれることになる。まあ仕事が終わってからなら何をしてくれても構わないのだが…この家にまた強い女性が増えるのか…
今のところこの家に戦えない女の子はユリちゃんしかいなかったのだが…ユリちゃんが強くなったら…うちで唯一の癒し系の女の子を失うのはかなりの痛手だが本人が希望したことなので止めることはできなかった…
僕がリビングでくつろいでいるとリビングにハルカがやってきて僕のすぐ横に座る。自分から座っておいて顔を赤くしている。めっちゃかわいい今すぐ抱きしめたいと思っていたらハルカが口を動かす。
「あのリュウさんこの前リュウさんが言ってた『色欲』の話なんですけど」
ハルカの口から『色欲』がでてくるとは思わなかった。
「話を聞いていて疑問に思ったことが1つあるのですが…」
「疑問?」
「はい。私達が今まで戦ってきた『怠惰』は全て『色欲』だったんですよね?」
「たぶんそうだと思う。『色欲』自身がそんなようなことを言ってたし」
「だったら本物の『怠惰』の子を探した方がいいんじゃないですか?今までの『怠惰』の行いが全て『色欲』によるものだったと考えると私達は必ず『色欲』を倒さないといけません。だったら『怠惰』という強い味方を手に入れておいた方がいいと思うんです。」
まあたしかに『色欲』と戦うとなると『怠惰』という強い仲間を手に入れておいた方がいいと思う。だが『怠惰』が悪い人間でないと決まった訳ではない…まあこれはあってみたいとわからないか…
「探すのは賛成だけどシャルロットを探しだす手段が…」
「たしかにそうですよね…」
「あの…人を探してるなら…人を探すのが得意な人を知ってますけど…」
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