Re:legend

りゅう

24:遭遇

洞窟をでてしばらく走っていると辺りが暗くなってきた。

「今日はここら辺で野宿ですね」

ハルカが馬車を止め夜ご飯を作りだす。その間僕は酔っているエリカの面倒をみる。夜ご飯を食べ終え今日は僕から寝ることになった。4時間ほどたったら見張りを交代する。ようやく寝れる…馬車の中で寝ようとする。今見張りはエリカがしてくれている。馬車の中に入るとすでにハルカが寝ていた。

え…ハルカの横で寝れるの?最高のご褒美じゃないですか。などと考えていたら後ろから

「お姉ちゃんに何かしたら斧で真っ二つにするわよ」

エリカに脅される。安心してください変なことをする度胸は僕にありません。

4時間ほどしてエリカと見張りを交代する。女の子と一緒に寝たことないから緊張して眠れなかった…眠すぎる…

朝になり朝食を食べた僕達は出発の準備をする。

「みぃ〜つけた」

出発の準備をしていた僕達の背後から妙な声がする。振り返ると可愛らしい女の子が立っていた。女の子の手には魔道書がある。

僕達は武器を構える。直後僕の剣が吹っ飛ばされる。

「なっ」

僕が驚いていると女の子が魔道書を開いていた。女の子の周りにたくさんの剣が浮いている。

「じゃあ行くよ〜」

女の子が指を動かすとそれに従い剣が動きだす。
女の子の剣が僕達を襲う僕は飛んできた剣をバリアで防ぎながら僕が落とした剣を拾う。

どうやら狙われているのは僕だけみたいだ。2人の方へは攻撃がない。

「リュウさん気をつけてください。その子『怠惰』です。」

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