現代知識で異世界無双したかったよ……
最高の仲間
戦争開始の予想時刻まで約1週間となった。国境に移動するため、王都に戦争参加メンバーが全員集まっていた。
俺は隊列の先頭の列にいる。緊張するな
俺の正面に総司令官的な人とその両サイドにクレイとベリアルさんが立っている
真ん中の人が話し始める。あの手に持ってるのは拡声器かな?マサヤさんが作ったものな気がする
「えー、今回の戦争において総指揮を任されたディラン王直属近衛騎士オーディン・バルターです。士気を上げる……というのは不慣れなので後はベリアル君に任せます」
ベリアルさんがビクッとした
「おい!なんで俺なんだよ!」
打ち合わせとかしてなかったのか……
「まぁ落ち着いてベリィ。士気を上げるなら君が適任だよ。1番知名度が高いからね」
ベリアルさんの隣にいたクレイがなだめる
「チッ!仕方ねぇな……俺がベリアル・スティングレイだ。士気を上げるって言ってもなにをすりゃいいか分からねぇ、だから今回の戦争に勝てる戦力を紹介しよう。これだけ強い奴らがいれば平気だって思わせてやる」
ベリアルさんってすごい有名人なんだな…周りから「あれが絶対王政か…」とか言われてる。かっこいい二つ名だなぁ
「まず、俺たち騎士団からは第一騎士団団長であるクレイ・アルデバランが最前線で指揮をとる。この国でも最強と名高い武将だ」
クレイが照れてる。気持ち悪いな
「次からは名前呼ばれた奴は前に出てこい。最初は人間宝具、死霊大軍スーサイド・コロナ」
みんなすごい嬉しそうだけど、そんな有名人なの?
「私がトップバッターですか……ご紹介に預かりましたスーサイドです。普段はしがない葬儀屋ですが、この国には恩があるので戦争頑張りますよ。あと…最悪死んでも体があれば私がゾンビとしてなら復活させてあげられますから安心してください!」
みんな若干引いてる。生き返れる安心はあってもゾンビは嫌だよな
「はい次、異常耐久の冒険者、不死帝アスカ・アオギリ」
アスカ!?
「俺がアスカ・アオギリだ。戦争はあまり気が向かねぇが、やるとなったら全力だ。俺がいる限り負けはねぇ!俺は死なないからな」
うぉおおお!って声が響き渡ってるけど、アスカってそんなに高名な冒険者だったのか……
……
………
…………
  その後も20人くらい冒険者とか騎士の紹介が続いたけどアスカ以外は誰も知らねぇ!
「次で最後だ。最高の魔法使い、黄昏賢者エリック・ウィザリアとその弟子達」
えぇええ!?聞いてないんだけど!?
エリックさんが前に出て話し始める。
「わしから言うことは1つだけじゃ…この戦争で負けたら誰しもが大切な物を失うことになる。そんな事はあってはならない……勝つぞ!わしと弟子達も尽力する!」
そう宣言すると同時に隊列から何人か出てきて、エリックの隣に並ぶ
「お姉様が戦場を駆けるというのに、私が隣にいなくてどうしますか」
「全くもってその通りだ。俺はご主人と同じ道を行く」
「人間の戦争にあんま手出しはしたくねぇけど、ジャンヌちゃんがいるなら参戦しない手はねぇよな」
「私は美味い飯の心配をしただけだ」
「先生が出るなら俺も出る。後輩も心配だしな」
「まぁ私とお師匠様がいれば楽勝だね!」
メリル、ディーノ、アルラウネ、ファントム、ヘビさん、アルカさん…
「ほれ、ぬしも来なさいジャンヌよ」
エリックさん……
「よし!」
俺もエリックさんの隣に立つ。みんなと一緒に
とんだサプライズをくらったけど、俺のために戦争にまで来てくれる仲間が出来て…俺はこの世界に来て幸せだ
俺は隊列の先頭の列にいる。緊張するな
俺の正面に総司令官的な人とその両サイドにクレイとベリアルさんが立っている
真ん中の人が話し始める。あの手に持ってるのは拡声器かな?マサヤさんが作ったものな気がする
「えー、今回の戦争において総指揮を任されたディラン王直属近衛騎士オーディン・バルターです。士気を上げる……というのは不慣れなので後はベリアル君に任せます」
ベリアルさんがビクッとした
「おい!なんで俺なんだよ!」
打ち合わせとかしてなかったのか……
「まぁ落ち着いてベリィ。士気を上げるなら君が適任だよ。1番知名度が高いからね」
ベリアルさんの隣にいたクレイがなだめる
「チッ!仕方ねぇな……俺がベリアル・スティングレイだ。士気を上げるって言ってもなにをすりゃいいか分からねぇ、だから今回の戦争に勝てる戦力を紹介しよう。これだけ強い奴らがいれば平気だって思わせてやる」
ベリアルさんってすごい有名人なんだな…周りから「あれが絶対王政か…」とか言われてる。かっこいい二つ名だなぁ
「まず、俺たち騎士団からは第一騎士団団長であるクレイ・アルデバランが最前線で指揮をとる。この国でも最強と名高い武将だ」
クレイが照れてる。気持ち悪いな
「次からは名前呼ばれた奴は前に出てこい。最初は人間宝具、死霊大軍スーサイド・コロナ」
みんなすごい嬉しそうだけど、そんな有名人なの?
「私がトップバッターですか……ご紹介に預かりましたスーサイドです。普段はしがない葬儀屋ですが、この国には恩があるので戦争頑張りますよ。あと…最悪死んでも体があれば私がゾンビとしてなら復活させてあげられますから安心してください!」
みんな若干引いてる。生き返れる安心はあってもゾンビは嫌だよな
「はい次、異常耐久の冒険者、不死帝アスカ・アオギリ」
アスカ!?
「俺がアスカ・アオギリだ。戦争はあまり気が向かねぇが、やるとなったら全力だ。俺がいる限り負けはねぇ!俺は死なないからな」
うぉおおお!って声が響き渡ってるけど、アスカってそんなに高名な冒険者だったのか……
……
………
…………
  その後も20人くらい冒険者とか騎士の紹介が続いたけどアスカ以外は誰も知らねぇ!
「次で最後だ。最高の魔法使い、黄昏賢者エリック・ウィザリアとその弟子達」
えぇええ!?聞いてないんだけど!?
エリックさんが前に出て話し始める。
「わしから言うことは1つだけじゃ…この戦争で負けたら誰しもが大切な物を失うことになる。そんな事はあってはならない……勝つぞ!わしと弟子達も尽力する!」
そう宣言すると同時に隊列から何人か出てきて、エリックの隣に並ぶ
「お姉様が戦場を駆けるというのに、私が隣にいなくてどうしますか」
「全くもってその通りだ。俺はご主人と同じ道を行く」
「人間の戦争にあんま手出しはしたくねぇけど、ジャンヌちゃんがいるなら参戦しない手はねぇよな」
「私は美味い飯の心配をしただけだ」
「先生が出るなら俺も出る。後輩も心配だしな」
「まぁ私とお師匠様がいれば楽勝だね!」
メリル、ディーノ、アルラウネ、ファントム、ヘビさん、アルカさん…
「ほれ、ぬしも来なさいジャンヌよ」
エリックさん……
「よし!」
俺もエリックさんの隣に立つ。みんなと一緒に
とんだサプライズをくらったけど、俺のために戦争にまで来てくれる仲間が出来て…俺はこの世界に来て幸せだ
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