非リアの俺と学園アイドルが付き合った結果
私の寂しい気持ちと俺の怒り
九十五話
【新転勇人】
「あー円香かわいーぃ」
ちょっと先を歩き、時折楽しそうな笑顔を浮かべて振り返る。「勇人くん早くー!」って。
いやヤバすぎるでしょ。
俺は円香に聞こえないように呟いた。
「今可愛いって言葉が聞こえたんですが私のことですか?それとも……」
「うぉっ!」
さっきまで俺の前を歩いていたはずなのに気がついたら俺の真横で心の底を見透かそうとするような瞳でじーーーっと俺を見てくる。
「確かに周りには可愛い人歩いてますねぇ……」
その時、周りをチラチラと見ている円香の瞳に、あの言葉が、懐かしきあの言葉が浮かんだ。
「きょ、去勢……ひぇっ……」
「ふふっ♪嘘ですよー」
そう言ってピースをする円香。
この流れだと、それはピースじゃなくてハサミ的な何かだと感じてしまうのですが!
「さ!次は大雷山へ行きましょう!」
はいはいビ〇ク〇ンダーマウ〇テンね。
【新天円香】
“それ”は大雷山を待っている時に起きました。
私はMMOで勇人くんと一緒にレベル上げをしていました。
どうやらあっぷでーとで強化された裁縫師の力は相当なものらしいです。
勇人くんのレベル上げを私が手伝うってなんだかいいものです、ふふっ。
そして、そんな時に起こった“それ”。
楽しかった待ち時間をぶちこわしたのです。
「ユニバじゃなくてこっち来てよかったな」
「そうだね、でもあいつがもっと金持ってたらユニバ行けたのにね」
「まぁまた稼がせればいいっしょ」
「花咲かわいそー!でもいい拾いもんしたね!」
私たちの前を並んでいた女性四人組がそんなことを言い出したのです。
花咲といえば勇人くんの元カノで、高校でいじめられている方。
勇人くんにもその会話が聞こえていたみたいで、キャラの動きが止まり、瞳は画面ではなく目の前の女性たちを映していました、
「勇人くん大丈夫ですか?」
「うん。大丈夫。でも……」
「でも?」
明らかに怒りが込められている声質で、それでいて静かに炎を燃やすように。
「録音しておけば花咲のためになったかもな……」
後悔先に立たず、という言葉があるが勇人くんのから見て取れる感情はまさにそれでした。
「勇人くん……」
「あ、ごめんね、せっかく楽しかったのに雰囲気壊すような事言って」
そうやって笑顔を浮かべている勇人くんですが、その奥には私でも見て取れるほどの熱い炎が燃えていました。
□
結局パークを出る時まで、勇人くんは私へは明るく、何事もなかったかのように振舞ってくれましたがやはりどことなく遠くを見ているような、心ここに在らずというわけではないのですが、なんだか少しだけ寂しかったのは事実です。
この日は駅まで二人で行ってそこで別れました。
そして、次の月曜日の朝に私から連絡を入れるまで、勇人くんから連絡はありませんでした。
いやね?不穏すぎない?w
そういえばなんですけど、このあとがきはノベルバだけに載るってことで、今まで貯めてきた感謝の気持ちとかを述べたいです。柄にもないけど。(気持ち悪いから言うな!なんかむず痒いだろ!とかは抑えてください。どーどー)
えーっとまず、ここのあとがきまで読んでる人がいるかどうか分かりませんが、
フォローなりいいねなり感想が来ると通知が来るようにしてるんです。
それがとても嬉しいです。
フォローされました!とかいいねされました!とかが小一時間止まらない時があって、もう嬉しすぎて今すぐ新しい話書いて投稿したくなるほどです。
いつもありがとうございます。
もちろん連載当初からコメントをくださったり、応援してくださる方も愛しています。
その方たちがいなければモチベ下がってここまでくるのを諦めていたかも知れません。
ちゃんと聞いてくださいね!?二度と言わないからね!?
いつもありがと。
も、もういわないんだからねっ!!
【新転勇人】
「あー円香かわいーぃ」
ちょっと先を歩き、時折楽しそうな笑顔を浮かべて振り返る。「勇人くん早くー!」って。
いやヤバすぎるでしょ。
俺は円香に聞こえないように呟いた。
「今可愛いって言葉が聞こえたんですが私のことですか?それとも……」
「うぉっ!」
さっきまで俺の前を歩いていたはずなのに気がついたら俺の真横で心の底を見透かそうとするような瞳でじーーーっと俺を見てくる。
「確かに周りには可愛い人歩いてますねぇ……」
その時、周りをチラチラと見ている円香の瞳に、あの言葉が、懐かしきあの言葉が浮かんだ。
「きょ、去勢……ひぇっ……」
「ふふっ♪嘘ですよー」
そう言ってピースをする円香。
この流れだと、それはピースじゃなくてハサミ的な何かだと感じてしまうのですが!
「さ!次は大雷山へ行きましょう!」
はいはいビ〇ク〇ンダーマウ〇テンね。
【新天円香】
“それ”は大雷山を待っている時に起きました。
私はMMOで勇人くんと一緒にレベル上げをしていました。
どうやらあっぷでーとで強化された裁縫師の力は相当なものらしいです。
勇人くんのレベル上げを私が手伝うってなんだかいいものです、ふふっ。
そして、そんな時に起こった“それ”。
楽しかった待ち時間をぶちこわしたのです。
「ユニバじゃなくてこっち来てよかったな」
「そうだね、でもあいつがもっと金持ってたらユニバ行けたのにね」
「まぁまた稼がせればいいっしょ」
「花咲かわいそー!でもいい拾いもんしたね!」
私たちの前を並んでいた女性四人組がそんなことを言い出したのです。
花咲といえば勇人くんの元カノで、高校でいじめられている方。
勇人くんにもその会話が聞こえていたみたいで、キャラの動きが止まり、瞳は画面ではなく目の前の女性たちを映していました、
「勇人くん大丈夫ですか?」
「うん。大丈夫。でも……」
「でも?」
明らかに怒りが込められている声質で、それでいて静かに炎を燃やすように。
「録音しておけば花咲のためになったかもな……」
後悔先に立たず、という言葉があるが勇人くんのから見て取れる感情はまさにそれでした。
「勇人くん……」
「あ、ごめんね、せっかく楽しかったのに雰囲気壊すような事言って」
そうやって笑顔を浮かべている勇人くんですが、その奥には私でも見て取れるほどの熱い炎が燃えていました。
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結局パークを出る時まで、勇人くんは私へは明るく、何事もなかったかのように振舞ってくれましたがやはりどことなく遠くを見ているような、心ここに在らずというわけではないのですが、なんだか少しだけ寂しかったのは事実です。
この日は駅まで二人で行ってそこで別れました。
そして、次の月曜日の朝に私から連絡を入れるまで、勇人くんから連絡はありませんでした。
いやね?不穏すぎない?w
そういえばなんですけど、このあとがきはノベルバだけに載るってことで、今まで貯めてきた感謝の気持ちとかを述べたいです。柄にもないけど。(気持ち悪いから言うな!なんかむず痒いだろ!とかは抑えてください。どーどー)
えーっとまず、ここのあとがきまで読んでる人がいるかどうか分かりませんが、
フォローなりいいねなり感想が来ると通知が来るようにしてるんです。
それがとても嬉しいです。
フォローされました!とかいいねされました!とかが小一時間止まらない時があって、もう嬉しすぎて今すぐ新しい話書いて投稿したくなるほどです。
いつもありがとうございます。
もちろん連載当初からコメントをくださったり、応援してくださる方も愛しています。
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コメント
Karavisu
体に気をつけて
猫ネギ
これからも宜しく
ミリオン
これからも頑張ってください
帆楼
ツンデレかw
ニャオン/ユキ
えぇと、がんばれぇ