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神話の神とモテない天才~異世界で神となる~

皆鈴

#47隠されたキー

探してみるとは言ったがそれらしきものは一切ない。
どこもかしこもただの壁だ。

「何か見つかった?」

俺は分かりそうもないのでなのでサグメちゃんを頼った。

「うーん・・この辺が怪しいんだけど・・」

サグメちゃんが指を指した先には・・
ただの壁だ。これのどこが怪しんだ?
そう思ったがよく見ると、限りなく透明に
近いが、紋章が印されている。これは六芒星か?

「確かにここに何かあるような・・」

「でも何の仕掛けなのか分からないんだよね・・」

それは俺も思った。この六芒星に何が
あるんだ?考えるが何も浮かんでこない・・
とりあえず手を翳してみるが何の反応もない。

「これではダメか・・」

一体六芒星に何の意味があるんだ?
六芒星は角が六つ・・手だけでは何かが足りない・・

「分かった・・!」

その時、俺は閃いた。こういう時に発想力って
大事なんだな。手の指は五つだけど、それでは
六にならない。そこにもう一つ足せばいいんだ。
この考えが正しければ、何かしらの仕掛けが
出てくるはずだ。俺は早速行動に移す。唯一の持ち物
である神通石を取り出し、六芒星に翳してみる。
そうすると何と六芒星が光りだした!
どうやらこれで合っていたみたいだ。



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