話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

神話の神とモテない天才~異世界で神となる~

皆鈴

#35新たな作戦


「これ使っていいのかな?」

俺はこんなの本当に使っていいのか気になった。

「別にいいでしょ。これから町を救うんだし」

イコナちゃん、態度が大きいぞ。

「はい、これ豊佳君ね。これはサグメちゃん」

そう言ってイコナちゃんが俺とさサグメちゃんに
剣を渡した。俺には黒曜石?かなんかで出来ている
剣をくれた。イコナちゃんは頑丈そうな弓と矢だ。
一人だけ遠距離だ。まあそれは置いといて一行は
戦艦目指して出発する。海岸まで700mぐらいだ。
海外ではまだ応戦している神達がいる。
少し歩いた時、サグメちゃんが何かに気付いた。

「マズいわ。甲板に何人も神がいる。」

「え?」

俺にはここから甲板に神がいるかなんて見えない。
どうやらイコナちゃんも見えてない様子だ。
視力良すぎだろ。いや、問題はそれじゃない。
サグメちゃんの立てた作戦では甲板に忍び込み、それで
奥から出てきた敵を倒す計画なのに。そういえば
脱出の計画すら立てていないな。こんなんで大丈夫なのか?

「作戦変更するわ。戦艦に潜入するんじゃなくて
戦艦を沈めるの」

またサグメちゃんがすごい事を言った。

「でも、どうやって沈めるの?」

「おそらく大砲用の火薬庫があるからそこに
火をつけて爆発させるの」

またヤバイ作戦を思いついたな。


「神話の神とモテない天才~異世界で神となる~」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く