封印のスキルで僕の体になんでも封印し最強に!

感想待ち!

11話

僕は無事に街へと帰ることができた。

そしてそのまますぐに冒険者ギルドにまで向かいゴブリン討伐の報酬とゴブリンの魔石を売りお金をもらった。

ゴブリン討伐の報酬だけではギリギリ宿に泊まることができなかったが魔石を売ったお金が必要になった。そのために僕はゴブリンの魔石を全て売り払いお金に変えた。冒険者ギルドではモンスターの魔石を買い取りしてくれるのだ。

「ふぅ~なんとか宿に泊まることが出来たな!」

僕はさっそく宿を取りベットに倒れ込んでいた。

今回は石を使っての戦闘だけじゃなく初めて剣を使った戦闘を行ったので体が思った以上に疲労していた。石を使っての戦闘は罠を仕掛けたり距離をとっての石投げ攻撃だったりと自分に危険が及ばないような戦闘だったが今回の剣を使った戦闘は相手との近距離で戦うので一撃でも食らうと死んでしまう可能性がある距離だったので常に体を動かしたし頭を常にフル回転させていたので心身ともに苦労しまくっていたのである。

「よし、そろそろ眠たくなってきたな~」

とにかく今日はもう何もする気力がなくもうこのまま寝ることが出来そうだったので僕はこのままもうだいぶ閉まりかけていた瞼をそっと閉じた。


「ふぁ~よく寝たな~」

翌朝僕は体を伸ばしてから起き上がった。昨日は疲れていて今日を起きたのは12時になろうとしていた時間帯だった。なので僕は朝ごはんを食べ損ねてお腹がぺこぺこだった。幸にもうすぐ宿の昼ごはんが出てくる時間帯なので僕は冒険者カードを手に取り今日受ける依頼を探していた。

僕がこの宿に止まるためのお金は昨日止まる分で無くなってしまっているので今日もまたこの宿で止まるためには依頼をこなしてお金を稼ぐ必要があった。

「今回は採取系の依頼にしてみるか」

僕は今日受ける依頼は昨日の討伐系の依頼とは異なり採取系の依頼にすることにした。一応様々な依頼を受けてみたいと思っていたので今日は三つの依頼のうちの一つの薬草採取を受けることにした。

薬草採取は5束で一つとして数えられるので間違えて依頼が薬草三つ採取せよと書かれているとすればそれは3つの薬草を持ってギルドに行くのではなく5束で一つの薬草を3つ持って帰ることを指しているのだ。それに気付かずに薬草を3束持って帰ってしまった冒険者もいると薬草採取の依頼に書かれていた。

「よし!12時になったし昼ごはんを食べに行くか!」

僕は依頼の受注が完了して時計を見てみると12時を回っていたので依頼を受ける準備をしてから宿のご飯を食べに向かった。

ご飯を食べてお腹いっぱいになった僕は薬草採取の依頼を遂行するために近くの森に来ていた。

「この血避けの剣には血を避ける以外にも効果がありそうだな」

僕はこの血避けの剣には血を避ける以外にも他に効果があるように感じた。ただそれがどんな効果があるのか、それとも血を避けるだけの効果だけなのかもしれないが、この感覚は外れていないと思う。

「一度封印してみるか!」

僕はこの血よけの剣を一度体の中に封印してみることにした。僕の体に封印したものは感覚的にどんなものを封印したのかわかるようになっているのだ。その感覚を使いこの剣のことをもっと詳しく知ってみることにした。

「封印!」

僕は血よけの剣を封印した。するとこの剣のことが頭の中に浮かんで来た。

「えーと、回避剣?」

僕の頭の中に浮かんで来たものの名前は回避剣だった。ようするに僕が血よけの剣だと思っていた剣は血よけの剣ではなく回避剣という名前の剣だったのだ。そして僕はこの剣の性能に驚くことになった。

「え!?回避率がアップするの!」

この剣は所有者の回避率がアップするものだった。わかりやすくすると相手から攻撃を仕掛けられた時に避ける時にこの剣が力を貸してくれるのだ。そしてこの剣には血を避ける効果と空気抵抗なども回避することができるのだ。血を避ける効果は名前の通り剣や体に血が付かないようになったりすることで、空気抵抗の回避とは走っている時に空気の抵抗がなくなりいつもより早く走ることが出来たりするのだ。この剣と疾風の剣の効果が似ているところがありとても相性が良かった。

「やっぱりか、いつもより調子がいいと思ったや」

僕はいつもより早く走れていることに気がついて調子がいいのかと思ったがこの剣のおかげだったことがわかった。

「よーし!それじゃ気合を入れて薬草をとるか!」

僕は意外にも優れている剣を買えたことで気分が良くなって来た。このままモンスターを倒しに行きたかったが僕が今受けている依頼は薬草採取なので早めに薬草採取の依頼を終わらせてモンスター討伐の依頼を受けれるようにすることにした。そのために僕は薬草を見つけることにした。

「よし!これで完了だな!」

僕は難なく薬草を見つけることが出来た。依頼に書かれていたぶんの薬草を取り終えると僕は納品しにギルドへと帰ることにした。

「モンスター討伐は明日からだな!」

今日はもうあたりが少し暗くなって来ていたので今日の依頼はもう終わりにして明日からモンスター討伐の依頼を受けることにした。

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