幻想魔動人形記

ノベルバユーザー189431

ー巡りー25ー

「《符の弐 アステロイドベルト》!」
死角からレーザーが迫る。魔理沙の声に反応し視界にその光の筋を"認識"させ避ける。
先ほど気付いたことが有る。俺の情報処理能力についてだ。
"ある事"を境に明らかに差が生まれている。実感できる程に、
人間、もとい生き物は、普通、電気信号を"遠回り"して可動部に伝える。その結果視界に入った後コンマ数秒のラグの後動き出す。だが例外が存在する。近道を通り直ぐに反応する。これを反射と言う。又それにも当てはまらない、例外が存在する。単細胞だ、単細胞は、生き物の仕組みを略式化しその一つの細胞に埋め込まれている。つまり電気信号が零距離で伝わっているのだ。
今の俺の状況は、後者に限りなく近い見てから、思考、行動を零で行えているのである。だから魔理沙のレーザー、普通見てからでは、よけれ無い。光なので、見えた時には、既にレーザーの先が目に届いているという事だからだ。
「《超単細胞ハイサゥ》かな?全くとんだ置きみあげを遺して行ったよあいつらは、」
「何のことか分からないが、戦闘中に他のこと考えるのは、自殺行為だぜ!!!」
「それ程余裕なんだよ!!攻めれないけど!!」
そうこの二人竹林の時のあのころってる二人いや、それ以上の連携をして来るのだ。適応型の霊夢、威力重視の魔理沙、霊夢の弾幕は、隙を突く様にクルクルと動きや、弾幕を変えてくる。それに気を獲られているといつの間にか魔理沙がスペカを放つこの繰り返しでこちらから手出しできない。
「これならどうだ!!《儀符 オーレリーズサン》!!」
魔理沙が手の平を突き上げその先に火炎の球が現れる。すると爆発し、周囲に光矢が突き刺さる。
「よっと」
それを盾で防ぐ
(決定打がないと勝てないでもそれは、相手も同じさて使うか?いやまだだ)
「だぁぁああああ!!!当たらないんだぜ!!!」
「・・・・・ふぅん」
「・・・出来るか?いや大丈夫だな、なんせあいつらの贈り物だ、すぅーーーーーーーーーーーーーー《製造 双鎖盾》!!!!!!」
霊夜は、二度目の盾を作り出す。   ピキ
「クッ!!!!」
頭に電流のような何かが流れるだがそれだけで他は、どうにもならなかった。
「流石に慣れて無いから辛いか・・・形状変形」
新たに出てきた方の盾が平たく薄く輝いていく
「モードマジックミラー」
鏡のような盾が出来上がった。
「そんな盾で大丈夫なの?」
「大丈夫だ、問題ない。防ぐための物じゃ無いしね」
そこから先ほどと似たような展開になる。が、違う所が多々あった。
まず霊夢達が警戒し先ほどより攻めてきていない事、霊夜が完全に守りに入っていること、そして
「・・・魔理沙!決めるわよ!!少し時間を稼いで!!」
「分かったぜ!!」
霊夢達も守りに入ったところだ。
(こうゆう時は、銃を使いたいんだがそしたらこの盾の支配を一度切らないといけない。けど魔理沙との攻防が激しくて切る暇がない!!)
そうこうしてるうちに霊夢が式をくみ上げた
「魔理沙!!行くわよ!」
「分かったぜ!」
魔理沙は、大きく後ろに跳び見下ろすように空中で箒に乗る。
「さっきから充填は、してたんだぜ!!」
「「《霊符 夢想妙珠》《恋心 ダブルスパーク》!!!!!!!!」」
白い光線が二本とそれの中に色とりどり、大砲の玉の様な弾幕が弾幕が迫ってきた。

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