幻想魔動人形記

ノベルバユーザー189431

ー巡りー34-

「はぅぅううう」
(どうしよう顔が合わせられない)
「お礼・・・・・まだ言ってないどうしよ~~~はぁ・・・・・すごかったな霊夜さん」
(心が一振もぶれなかった。気持ちが高ぶることも落ち着く事も無かった。ずっと最高の精神状態を保ってた。お空が、失礼なこと言っても変わらなかった)
「あ、でも料理食べてた時は、少し揺れ動いてたな。口に合ったのかな?・・・・・口・・・はぅぅううう」
(何なのこの感情苦しけどそれが良いみたいな、よくペットの異性同士が抱いてた・・・・・そう!こ)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
思考がフリーズした。    ボゴォォォオオン
「・・・・・・・・・は!!今の音は何!」

ボゴォォォオオン
火炎が吹きあがり霊夜の横の地面がえぐれ熔解する。
「あぶねーあんなの部屋でぶっ放してどうする気だったんだ、壁切っちゃったけどいいよね?」
ゆっを投げた後すぐさまレイピアを作り、後ろの壁を切り裂き中庭に落ちた。お陰でほぼ無傷だ。
「人間のくせに避けるな。」
「いや二度も死にたくない。」
「うるさい《焔星 フィクストスター》」
「だぁあ!!!クソ!!」
俺は、奥にあった扉を切り開ける。
「人間風情が足掻きを」

「「「「・・・・・・・・・・・・・」」」」
さとり達の目の前には、焦げた壁紙と崩れ落ち、大きな穴があいた部屋の壁があった。
「どうゆうこと・・・」
「この燃え方は、お空だけどこの空き方は、お空じゃないね。こんな直線に穴は、あかないよ」
「そんな・・・・霊夜さん・・・・・」
「・・・・ゅー・・・・・・・・ゅーー・・」
「あれ?」   ガラ
「ぷはっ苦しかったのーー」
「ゆっちゃ!!大丈夫!!!」
「うん!!パパが助けてくれたのーーー・・・・・パパは?」
「ゆっちゃ、何があったか分かる?」
「んっとねかみゅちゃまのちゅからを持った、烏しゃんが来て筒のお手てをパパに向けたら赤くなってしょしたらパパが起きてゆっ投げて壁を切ったの。しょしてあたりゅ前にお外に出たの。」
「中庭!!!」
「・・・・さとり様居ませんただ熔解した地面と・・・・・・」
「っと何?」
「灼熱地獄後の扉が開いてます。」

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