幻想魔動人形記

ノベルバユーザー189431

ー始まりー10ー

「それで?知っているのか今の俺の現状」
「えぇ一から教えるわね。その前にまずはこの辺の事を教えるわ。」
「この辺?」
「まずここは紅魔館の地下図書館よ、それでーーー」
「ちょっと待ってくれまさかこの書物庫全てが一つの館の所有物なのか?!」
「そうよ、大体の魔法書がここに有るわ」
「マジか・・・しかも大体って事はまだ増える可能性が・・・」
「有るわ」
「ま、まだ増えるの?」
「・・・話を戻そう」
「そうね・・・続きになるけど、その紅魔館が立っているのは、ここ"幻想郷"よ」
「幻想郷?知らない地名だな。」
「そのはずよ"外来人"の貴方が知ってたら大問題よ。」
「・・・それだとまるで俺が外の人間って言っている様なもんだが・・・実質上そうなんだろうな、」
「あら、意外と落ち着いているのね」
「アリス、よく俺が今あってきた事を思い出してみろ」
「えっと・・・起きた瞬間後ろから殴られ・・・」
「さらにまた起きたら狂気メイドが追いかけて来ただろ?」
「その後行き止まりに誘導されて、自分の身体に疑問を抱きながら戦闘、」
「んで魔法が目の前で炸裂・・・・もう慣れた。」
「「「・・・・・・・・・」」」
「黙らんでくれ空気が痛い・・・」
「その・・・ごめんなさい私達が勝手に貴方を呼び寄せる形になっちゃって!!」
「不可抗力だったんだぜ!!」
「よ、予想外の事が起きてこうなってしまったのよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「えっと・・・霊夜?・・・さん?」
「・・・・・・・話(訳)を聞こう」
(((お、怒ってらっしゃる――――!!)))

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