平凡な毎日が一瞬で崩れ去った(凍結中)

AdieuJury

1話 召喚

...

......

.........ん?

あ、もう始まってる!?

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えー先程はすみません
改めまして、皆さん初めまして
僕の名前は九十九修羅つくもしゅらと申します
僕は中山南高校の3年F組で、17歳です
あ、この喋り方は、僕の叔父さんの真似をしてます
普段はもう少し口調が変わるんですけど、今はこれでお話いたしますね?
それで、僕の通っている高校なのですが、1クラス15人全10クラスで、とても少ない人数なのです
それに僕はこんな喋り方ですので...

「おい九十九、ちょっと俺たちと遊ばねぇか?」
「楽しい遊びだぞぉ?」
「なぁ、俺たち友達だろ?一緒に遊ぼうぜぇ?」
「うっ...わかりましたよ...」

...とまぁこんな感じでいじめられるのですよね
それに他の原因もあって、僕は人間不信になってしまったのですよ
まぁそれについてはまた機会があれば話そうとは思いますが、今はやめておきましょう
それで、こんな僕にもかばってくれる...というか、話しかけてくれる人がいるんです
それが...

「修羅くん!おはよう!」
「お、おはようございます翠さん。今日も元気ですね...」
「うん!修羅くんと会うだけで元気100倍だよ!」
「その原理はよくわからないですけど...」

そう、この方は柊翠ひいらぎみどり、一言で言うと天然娘
なんと僕の幼馴染みなんですよ
いやぁ、これには僕もびっくり...え?僕はびっくりしちゃダメ?そんなわけないじゃないですかぁ
あ、身長は150くらいで、翠さんは学校の中でも一二を争う美人さんで、1週間で5回は告白されてるんですよ(あ、平日全部だ)
その度に好きな人がいると言って断ってるらしいですけどね...
それに、告白した男は毎回僕のことを恨めしい目で見てくるんですよ...何ででしょうね?
確かにいつも一緒にいますが...
あ、あとはこの3人を紹介しておきましょう
ちょうどそろそろ...あ、来た

「翠、おはよう。今日も綺麗だね」
「みどりんおはよぅ!相変わらずのお胸さんだねぇ!このこのぉ!」
「あ、ちょっと奏音!やめっ...ひゃん!?」
「何やってんじゃぁ!」

ゴチーン!

「がふっ!?いったーい!何すんのさ!」
「そりゃこっちのセリフだ!朝から何やってんだよ!見ろ!クラスの男子が人前でたてたくないものたてちゃってるだろ!その証拠に、みんな椅子があるのに体育座りしてるだろ!」
「そんなの知らないよーだ!あたしはみどりんのお胸さえ揉めればそれでいいんだから!」
「それがダメだっつってんだよ!」

...まぁいつも通りですね
まず、挨拶と同時に翠さんを口説いていらっしゃったこの方が西園寺光太郎さいおんじこうたろう
身長は170くらいで、一言で言うとイケメンですね、いつも違う女の子を侍らせているそうです
で、翠さんのお胸を揉んでたこの方が東雲奏音しののめかのん
身長は145くらいで、一言で言うとお胸ハンターです、何故こんなことをしているのか聞いたところ...

「自分には一生ないものだからさ...」

と、前に悲しそうに答えられていました
ご愁傷様です...ちなみに奏音さんは、「私はA...翠はF...」と言っていました、何の話ですかね?
で、最後にこの奏音さんの頭にゲンコツを食らわせたこの方は荒川健之助あらかわけんのすけ
身長は185くらいで、一言で言うと皆の兄貴ですね、何かとヤクザと誤解されやすいのですが、実は心優しい人なんですよ
皆さん良い人だとは思うのですが、ある事件のせいで人間不信になってしまった僕には、『信用』という二文字がないのです
だから...

「ほっといて下さいよ...邪魔です」

こんなセリフしか喋れない
たまに自分を恨みたくなることもある
だが、皆はあの事件を知らない
翠さんですら、詳しくは聞かされていない
なんせあの事件は15年前のことですからね
まぁそんなことはさておき、早速ホームルームですね
どうせいつも通りの流れなのでしょう...

「皆さん、今日も1日、頑張りましょうね?」
「わかってるよ、愛ちゃん先生」
「...あのぅ東雲さん、そろそろそれやめてくれませんか?流石にいい大人がちゃん呼びされるのはちょっと...」
「何言ってんの!愛ちゃん先生は愛ちゃん以外の呼び名はありえないよ!」
「ちゃんと間宮って苗字がありますけど!?」
「それでもだよ!」
「意味がわからないのですけど!?」

やっぱりいつも通りの奏音さんと愛ちゃん先生のやりとりですね
今の会話でわかった通り、僕達の担任の先生は間宮愛まみやあい
通称愛ちゃんです。なんでこの呼び名かと言うと、実は身長が135くらいと、とても小さいのです
簡単に言うと合法ロリ、しかもピュア過ぎる
この前1人の男子が下ネタを言っても...

「へ?そのオ〇〇ーってなんですか?最近の遊びですか?」

と、返されてしまった
...ピュア過ぎる!!!

まぁそんな感じでいつも通りの生活を送っていたんです
そしたら...

「うわ!?なんだこれ!」
「きゃあぁぁ!!!」
「皆さん、落ち着いて!ひとまず外へ!」
「おい!早く扉開けて教室出るぞ!」
「それが...開かないんだよ!」
「なんだって!?」
「窓も開かねぇ!」
「マジかよ!?」

ふむふむ...これは俗に言う異世界召喚とか言うやつですかね?
この前に見たラノベがこのような内容だった気がします
たしか...そう!ありふれた何とか何とかでしたっけ!
......自分で言うのもなんですけど、全然覚えてませんね...
あ、そろそろ時間のようですね
では皆さん、次は異世界で会いましょう

こうして、修羅を含む3年F組総勢16人は、異世界に飛ばされた
この日から日本では、『集団神隠し』として、騒がれることになった

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一方その頃、とある世界では

「もっと魔力を込めろ!勇者召喚魔法陣が崩れるぞ!」
「なんでもいいから、魔石を大量に持ってこい!」
「回復魔法の使い手は早く魔力枯渇者の治療を!」

こんな感じで勇者を召喚しようとしていた

「もう少しだ!ありったけの魔力を込めろ!一気に行くぞ!」
「「「「「「「「おおぉ!」」」」」」」」

この場にいた総勢20人の魔導師が、この掛け声と同時にありったけの魔力を込めた
その時...

「うおっ!?」
「ま、眩しい!」

その魔法陣が突然光って、周りが見えなくなった
光が収まると...

「いてて...なんだってんだよ?」
「うぅ...ん?ここどこ?」
「皆さん無事ですか?」
「無事だけど...」
「どこなんだよここ?」
「「「「「「「なっ!?」」」」」」」

1人の勇者を呼ぶつもりが、まさか16人もの勇者を呼んでしまった

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