とても人気ある生徒会長の姉は、ブラコン過ぎてヤバイ(暴走気味)
打ち上げ花火をみんなで
集合場所の中庭と言っても場所は松崎邸の敷地内にある。いや、本当に広過ぎて頭痛くなりそうだわ。
「そういえば、他に来る人はどうするんです?」
「一応、門の前に案内役を置いておいたから大丈夫だとは思うわよ。それともう何人かは着いてるみたいだし」
なるほど、そう言う事なら心配ないな。てかもう来てる人いるのか、早いな。
色々話しながら向かっていると意外と早く中庭に着いた。あれ?結構人いるけどあの2人は...
「おーぃ、千紗都!ゆず!」
「あ、和樹くーん!さっきぶり」
「和兄さん!どうですか?似合います?」
浴衣を着た千沙都とゆずがこっちに少し小走りでこちらに来た。2人の浴衣は海に行った時にレンタルして着ていた浴衣に似ていた。
2人が来ると何故か隣に居た姉さんの距離が近くなった気がした。
「これがハーレムや修羅場というやつなんですかね」
「何か言いました?」
「なんでもないわよ、うふふ」
茜さん、何か小声で言った気がしたんだけどな...気のせいだったか?
それにしても中庭の真ん中の方にはあと俺のあまり知らない男子が1人と女子が2人いた。てかその男子の方が俺の方めっちゃ見て来るんだけど!
「えーっと、あそこにいる3人は?」
「あの3人はね、生徒会の書記と会計してる人だよ。あれ?だけどあと1人足りないな...」
俺の疑問には姉さんが答えてくれた。なるほど、生徒会メンバーの関係で呼ばれたのか。
俺たちも中庭の真ん中の方に向かうと3人が姉さんと茜さんの方に集まってきた。
「未音先輩、松崎先輩こんばんわです!」
「やほー、未音!松崎先輩こんばんわ」
「未音さん、こんばんわ。松崎先輩この度はお呼び頂きありがとうございます」
こうして見ると姉さんは人望あるんだなと思う。
そんな風に眺めていると生徒会のメンバーである男子が俺の方に着た。
「君が未音さんの言っていた弟ですか。成る程、顔は覚えました」
「えーっと、君は?」
「そういえば言ってませんでしたね。僕の名前は長岡 秀。君の同級生で生徒会の会計をしてます」
それだけ伝えると秀は俺の前から立ち去って行った。な、なんだったんだろうか?
「なるほど、これが1人の女子を取り合う2人の男子の図ですか」
「何か言いましたよね?茜さん」
「いやいや、気のせいですよ」
茜さん、小声だけど絶対なにか変な事言ってる気がする。
それから直人と武田が来たのは10分が経ってからだった。
辺りがいい感じに暗くなって来たところに赤城さんがこちらに歩いて来た?
「さて、揃ったという事なのでそろそろ花火を上げようと思います。お嬢様、こちらのボタンを押してください」
そう言って赤城さんは後ろからボタンの着いたリモコンの様なものを出し、茜さんに手渡し、茜さんは躊躇なく押す。すると、目の前の山の方から花火が打ち上がり...
ドーン!
夜空に花火が咲く
「おぉー!」
思わず声が漏れる。ここら辺では花火大会はない為打ち上げ花火とか見る機会がないんだよね。
そのためか、皆んなもおぉー、とか言って楽しんでいる。
「綺麗だね、和樹」
隣に居た姉さんが俺の顔を覗き込むようにしてそう言う。姉さんの顔が花火で照らされて、俺は思わず姉さんの顔を見入ってしまう。
「和樹?」
「っ...うん、綺麗だね」
俺は顔を晒しながらそう返事をした。俺から返事が帰って来たからか満足そうに花火を見るのに戻った。
俺は、いったいどっちの感想を言ったんだろうか...。
それから30分、花火が夜空を彩り、花火が終わると自然に解散となった。
それから、特に何事もなく夏休みが過ぎていき、二学期へと入るのだった。
「そういえば、他に来る人はどうするんです?」
「一応、門の前に案内役を置いておいたから大丈夫だとは思うわよ。それともう何人かは着いてるみたいだし」
なるほど、そう言う事なら心配ないな。てかもう来てる人いるのか、早いな。
色々話しながら向かっていると意外と早く中庭に着いた。あれ?結構人いるけどあの2人は...
「おーぃ、千紗都!ゆず!」
「あ、和樹くーん!さっきぶり」
「和兄さん!どうですか?似合います?」
浴衣を着た千沙都とゆずがこっちに少し小走りでこちらに来た。2人の浴衣は海に行った時にレンタルして着ていた浴衣に似ていた。
2人が来ると何故か隣に居た姉さんの距離が近くなった気がした。
「これがハーレムや修羅場というやつなんですかね」
「何か言いました?」
「なんでもないわよ、うふふ」
茜さん、何か小声で言った気がしたんだけどな...気のせいだったか?
それにしても中庭の真ん中の方にはあと俺のあまり知らない男子が1人と女子が2人いた。てかその男子の方が俺の方めっちゃ見て来るんだけど!
「えーっと、あそこにいる3人は?」
「あの3人はね、生徒会の書記と会計してる人だよ。あれ?だけどあと1人足りないな...」
俺の疑問には姉さんが答えてくれた。なるほど、生徒会メンバーの関係で呼ばれたのか。
俺たちも中庭の真ん中の方に向かうと3人が姉さんと茜さんの方に集まってきた。
「未音先輩、松崎先輩こんばんわです!」
「やほー、未音!松崎先輩こんばんわ」
「未音さん、こんばんわ。松崎先輩この度はお呼び頂きありがとうございます」
こうして見ると姉さんは人望あるんだなと思う。
そんな風に眺めていると生徒会のメンバーである男子が俺の方に着た。
「君が未音さんの言っていた弟ですか。成る程、顔は覚えました」
「えーっと、君は?」
「そういえば言ってませんでしたね。僕の名前は長岡 秀。君の同級生で生徒会の会計をしてます」
それだけ伝えると秀は俺の前から立ち去って行った。な、なんだったんだろうか?
「なるほど、これが1人の女子を取り合う2人の男子の図ですか」
「何か言いましたよね?茜さん」
「いやいや、気のせいですよ」
茜さん、小声だけど絶対なにか変な事言ってる気がする。
それから直人と武田が来たのは10分が経ってからだった。
辺りがいい感じに暗くなって来たところに赤城さんがこちらに歩いて来た?
「さて、揃ったという事なのでそろそろ花火を上げようと思います。お嬢様、こちらのボタンを押してください」
そう言って赤城さんは後ろからボタンの着いたリモコンの様なものを出し、茜さんに手渡し、茜さんは躊躇なく押す。すると、目の前の山の方から花火が打ち上がり...
ドーン!
夜空に花火が咲く
「おぉー!」
思わず声が漏れる。ここら辺では花火大会はない為打ち上げ花火とか見る機会がないんだよね。
そのためか、皆んなもおぉー、とか言って楽しんでいる。
「綺麗だね、和樹」
隣に居た姉さんが俺の顔を覗き込むようにしてそう言う。姉さんの顔が花火で照らされて、俺は思わず姉さんの顔を見入ってしまう。
「和樹?」
「っ...うん、綺麗だね」
俺は顔を晒しながらそう返事をした。俺から返事が帰って来たからか満足そうに花火を見るのに戻った。
俺は、いったいどっちの感想を言ったんだろうか...。
それから30分、花火が夜空を彩り、花火が終わると自然に解散となった。
それから、特に何事もなく夏休みが過ぎていき、二学期へと入るのだった。
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