拾ったのはダンジョンコアでした!?
64話 クラーケンと戦います③
ダンジョンコアのいう通りクラーケンにとってカラドボルグが有効だということがわかった。
「みんなはサポートをしてくれ!」
「分かりましたわ!」
「ん、任せて!」
「頼んだぞ!」
クラーケンの再生に対して有効なのが僕の持つカラドボルグだけだった。ミドリの魔法もクロマルの技もフラワの剣技もクラーケンの再生能力の前には役に立たなかった。
どうしても海の上という事で戦いにくく船の上でしかまともに立つことが出来ない僕たちは海を自由に動き回れるクラーケンを自由に攻めることが出来なかった。なのでクラーケンの再生能力を封じることが出来る僕のカラドボルグに頼るしかなかった。
そして僕1人だと一つの触手に攻撃している間に残りの触手に攻撃されてはどうしようもなくなってしまうのでみんなにサポートをしてもらうことにした。みんなもクラーケンにとって今はカラドボルグにしか頼ることが出来ないとわかっているので素直に僕のサポートに回ってくれることになった。
「ギュュュュュ!」
クラーケンが僕たちが何かしようとしているのを感じ取ったのか8本あるうちの7本をまとめて僕たちに向かって振り下ろしてきた。避けることは簡単だが普通に避けてしまっては船が壊されてしまう可能性がある。船が壊されてしまうと僕たちが海の上での足場をなくしてしまいクラーケンと戦えなくなってしまう。海のモンスターであるクラーケンとは違い僕たちは長いこと息を潜め潜ることが出来ないし海の中を自由に動き回れることもできないので完全にクラーケンの独壇場になってしまいクラーケンに勝つことは出来なくなってしまうだろう。
「私が守って見せますわ!《グリーンシールド》」
ミドリはクラーケンから魔法を唱えた。ミドリが唱えた《グリーンシールド》は蔓を何重にも重ね合わせてもので作られた盾でクラーケンの触手を完全には防ぎ切ることは出来なかったがそれでも触手が船に当たることはなく船を守りきることができた。
「今だ!」
「ん!」
「やるぞ!」
僕たちはミドリを信じてクラーケンの隙が出来るのを待っていた。触手を全部攻撃に回したおかげでクラーケンの体を守る触手は一本も残っていなかった。
「ん、行って」
僕はクラーケンに向かって船から飛び出した。クラーケンは何にすることが出来ないわけじゃなかった。クラーケンの奥の手である墨を吐こうと口を僕に向けて尖らしたのである。
それに気がついたクロマルは短剣をクラーケンの目に向けて投げ出した。
「ギュュュュュ!」
クラーケンが投げた短剣はクラーケンの目に当たりクラーケンは体を反らした。そのおかげで僕に向いていた口が明後日の方向に向けてしまい僕に墨が当たることはなく無事にクラーケンの体に向かって行くことが出来た。
「はぁぁぁ!」
クラーケンはカラドボルグで切られた触手を使い僕を海に落とそうとしてきた。これには僕は予想外だったので完全に対応することに遅れてしまい海に落とされるかと思ったが、フラワがやって来て本当に最後の触手を切り裂いてくれた。クラーケンが再生することが出来ると行っても一瞬で再生することは出来ない。その再生する時間もないほどに僕はクラーケンに迫っていた。
そうして本当に最後の手を使い切ったクラーケンは逃げ出そうと海に潜ろうとし始めた。
「逃がすかー!」
僕はカラドボルグを伸ばしてクラーケンの体を貫いた。
「みんなはサポートをしてくれ!」
「分かりましたわ!」
「ん、任せて!」
「頼んだぞ!」
クラーケンの再生に対して有効なのが僕の持つカラドボルグだけだった。ミドリの魔法もクロマルの技もフラワの剣技もクラーケンの再生能力の前には役に立たなかった。
どうしても海の上という事で戦いにくく船の上でしかまともに立つことが出来ない僕たちは海を自由に動き回れるクラーケンを自由に攻めることが出来なかった。なのでクラーケンの再生能力を封じることが出来る僕のカラドボルグに頼るしかなかった。
そして僕1人だと一つの触手に攻撃している間に残りの触手に攻撃されてはどうしようもなくなってしまうのでみんなにサポートをしてもらうことにした。みんなもクラーケンにとって今はカラドボルグにしか頼ることが出来ないとわかっているので素直に僕のサポートに回ってくれることになった。
「ギュュュュュ!」
クラーケンが僕たちが何かしようとしているのを感じ取ったのか8本あるうちの7本をまとめて僕たちに向かって振り下ろしてきた。避けることは簡単だが普通に避けてしまっては船が壊されてしまう可能性がある。船が壊されてしまうと僕たちが海の上での足場をなくしてしまいクラーケンと戦えなくなってしまう。海のモンスターであるクラーケンとは違い僕たちは長いこと息を潜め潜ることが出来ないし海の中を自由に動き回れることもできないので完全にクラーケンの独壇場になってしまいクラーケンに勝つことは出来なくなってしまうだろう。
「私が守って見せますわ!《グリーンシールド》」
ミドリはクラーケンから魔法を唱えた。ミドリが唱えた《グリーンシールド》は蔓を何重にも重ね合わせてもので作られた盾でクラーケンの触手を完全には防ぎ切ることは出来なかったがそれでも触手が船に当たることはなく船を守りきることができた。
「今だ!」
「ん!」
「やるぞ!」
僕たちはミドリを信じてクラーケンの隙が出来るのを待っていた。触手を全部攻撃に回したおかげでクラーケンの体を守る触手は一本も残っていなかった。
「ん、行って」
僕はクラーケンに向かって船から飛び出した。クラーケンは何にすることが出来ないわけじゃなかった。クラーケンの奥の手である墨を吐こうと口を僕に向けて尖らしたのである。
それに気がついたクロマルは短剣をクラーケンの目に向けて投げ出した。
「ギュュュュュ!」
クラーケンが投げた短剣はクラーケンの目に当たりクラーケンは体を反らした。そのおかげで僕に向いていた口が明後日の方向に向けてしまい僕に墨が当たることはなく無事にクラーケンの体に向かって行くことが出来た。
「はぁぁぁ!」
クラーケンはカラドボルグで切られた触手を使い僕を海に落とそうとしてきた。これには僕は予想外だったので完全に対応することに遅れてしまい海に落とされるかと思ったが、フラワがやって来て本当に最後の触手を切り裂いてくれた。クラーケンが再生することが出来ると行っても一瞬で再生することは出来ない。その再生する時間もないほどに僕はクラーケンに迫っていた。
そうして本当に最後の手を使い切ったクラーケンは逃げ出そうと海に潜ろうとし始めた。
「逃がすかー!」
僕はカラドボルグを伸ばしてクラーケンの体を貫いた。
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