異世界転移した俺は異世界ライフを満喫する事にした
料理センスと誕生日
優翔は現在燃え盛る火の上で座禅しながら頭の上に石を積み上げバランスを取りながらたまに飛んでくる吹き矢から頭の上の石を落とさない様避けている
信じられるだろうか
こんな滅茶苦茶な修行が一番玲華の修行の中で簡単で楽なのだ
「はい、今日の修行はここまで」
玲華はそう言って手を叩き火を消火する
「この後は道場の拭き掃除かご飯の支度だけど…どっちやりたい?」
玲華は周辺に星が浮かび上がる程綺麗な笑顔で息を荒らげながら地面に倒れ込んでる優翔に聞いてくる
「じゃあ…飯の支度は俺がやるよ…」
優翔はまるで生まれたての子鹿の様な足取りで立ち上がる
「解ったわ、それじゃあ私は先に戻ってるけど…拭き掃除が終わる前にご飯が出来てなかったら明日のメニュー2倍だからね」
玲華は消し損ねた火がないか確認してから道場へと帰っていった
「さてと…俺は山のキノコを取りながら帰るか」
優翔はなんとか荒ぶる足の揺れを押さえ付けて夜ご飯の材料を取りながら道場に帰っていく
道場に戻った頃
玲華が道場の門の前で右に左に引っ切り無しに動き途中数回止まって辺りを見渡す動作をするがまた右に左に動き始める
「このままずっと観察してても飽きないな」
優翔の…いやユートのドS性が明確に芽生えた瞬間であった
「ゆ・う・と・く・ん?こんなに遅くまで何してたのかな?」
優翔が玲華の様子を見て優越に浸っていた為
近づいてきてた玲華に気付かなかった
「いや…夜飯に使う用のキノコを…」
優翔が言い終える前に玲華は両の拳に力を込めて頭を挟み込む
「イィデデ!!…ごめん!悪かった!」
初めてやられたグリグリは物凄く痛く、そして何処か温もりを感じられた
「罰として明日のメニューは2…いや3倍だからな!今日のメニューが楽だったと思えるくらいの物にしてやる!」
玲華は頬を膨らませ道場に入り二階に上がっていった
「はぁ…飯作ろ…」
優翔はボロボロの体で二階に厨房で調理を始めた
「そう言えば優翔君の誕生日っていつなんだ?」
玲華が優翔が作った味噌汁を啜りながら質問をしてくる
「なんだよいきなり…そんな事ここ3年余りやってねぇじゃねぇか」
玲華との修行はあの日から3年が経っているが誕生日など今まで祝った事も無かった
「まぁ修行修行ってそれどころでは無かったからな…優翔君も随分と成長してきている…だから来年は祝ってやろうと思ってな」
玲華は食後のお茶を啜る
「……俺の誕生日は12/16だよ」
優翔は照れくさそうに頬を赤色に薄く染めながら片付ける
「そうかそうか12月の…って明後日じゃないか!何故もっと早く言わなかった」
玲華は畳を叩いて立ち上がる
「別に大丈夫だよ、先生がいてくれればそれだけで俺は…」
常日頃から修行をつけてもらってるのだから誕生日祝いなんて必要ないと思いながら発言する
「そうか…そうなら良いんだが…」
玲華は少しの間しょぼくれた顔をしていたがスグに上を向きガッツポーズを取り自室に篭った
「なんか変な事企んでなきゃ良いけどな」
優翔はその時はあまり気にもとめずに残った作業を片付けて床についた
翌日 AM4:00に修行に疲れて死んだように眠っていた優翔は玲華に叩き起されいきなり滝行を始めさせられていた
「後3時間これを続けた後は麓まで降りてまた道場まで登り降りるを30往復だ、その時は木の上を飛びながら進むのだ…地面に落ちたら最初からやり直しだ」
玲華はそう言い残して道場の方へ消えていった
「相変わらず無茶だな…まぁまだ昨日の方が楽だな…たかが木の上で移動するだけだしな」
優翔は小学生の頃パルクールを極めていた時があった為その程度なら目をつぶってても可能であった
3時間が経過し滝行を終わらせたが優翔は変な身震いを起こしていた
「は…は…ハックシュン!!!…くそ…12月にこんな事させんなよ…」
優翔は多少の熱が出ていたモノの修行を途中で放棄するわけにもいかず木の上に登り下山し始めた
麓に降りるとそこには何か大きな袋を持った玲華がいた
「先生、何持ってるんですか?持ちましょうか?」
優翔は木から降りずに玲華に尋ねるが玲華は慌てて優翔を向き袋を後ろに回し隠した
「ううん!この位平気だから早く修行終わらせてご飯作っちゃって」
玲華は袋を隠したまま道場の方へ駆け上っていった
「……バレバレだっての」
優翔は玲華の計らいに気付いたがあえて気付いてないフリでいてあげるのが大人だと判断した
30往復を終えた後二階の厨房に行くと入れ替わりで玲華が出てきた
「あれ?先生が厨房にいるなんて珍しいな」
そう言うと玲華は飛び上がり優翔の方へ振り返る
「いや…あの…ちょっと喉が乾いちゃって…水を飲みに」
(先生いつも庭にある井戸の水飲んでたじゃないか)
と優翔はツッコミを入れたい衝動を抑える
「そうだったか…今から飯作るから待ってな」
優翔はそのまま厨房に入っていった
「ふぅ~…バレると思った~…せっかくのサプライズが台無しになる所だった~」
玲華は額から出てきた汗を拭き取りまた自室に篭った
信じられるだろうか
こんな滅茶苦茶な修行が一番玲華の修行の中で簡単で楽なのだ
「はい、今日の修行はここまで」
玲華はそう言って手を叩き火を消火する
「この後は道場の拭き掃除かご飯の支度だけど…どっちやりたい?」
玲華は周辺に星が浮かび上がる程綺麗な笑顔で息を荒らげながら地面に倒れ込んでる優翔に聞いてくる
「じゃあ…飯の支度は俺がやるよ…」
優翔はまるで生まれたての子鹿の様な足取りで立ち上がる
「解ったわ、それじゃあ私は先に戻ってるけど…拭き掃除が終わる前にご飯が出来てなかったら明日のメニュー2倍だからね」
玲華は消し損ねた火がないか確認してから道場へと帰っていった
「さてと…俺は山のキノコを取りながら帰るか」
優翔はなんとか荒ぶる足の揺れを押さえ付けて夜ご飯の材料を取りながら道場に帰っていく
道場に戻った頃
玲華が道場の門の前で右に左に引っ切り無しに動き途中数回止まって辺りを見渡す動作をするがまた右に左に動き始める
「このままずっと観察してても飽きないな」
優翔の…いやユートのドS性が明確に芽生えた瞬間であった
「ゆ・う・と・く・ん?こんなに遅くまで何してたのかな?」
優翔が玲華の様子を見て優越に浸っていた為
近づいてきてた玲華に気付かなかった
「いや…夜飯に使う用のキノコを…」
優翔が言い終える前に玲華は両の拳に力を込めて頭を挟み込む
「イィデデ!!…ごめん!悪かった!」
初めてやられたグリグリは物凄く痛く、そして何処か温もりを感じられた
「罰として明日のメニューは2…いや3倍だからな!今日のメニューが楽だったと思えるくらいの物にしてやる!」
玲華は頬を膨らませ道場に入り二階に上がっていった
「はぁ…飯作ろ…」
優翔はボロボロの体で二階に厨房で調理を始めた
「そう言えば優翔君の誕生日っていつなんだ?」
玲華が優翔が作った味噌汁を啜りながら質問をしてくる
「なんだよいきなり…そんな事ここ3年余りやってねぇじゃねぇか」
玲華との修行はあの日から3年が経っているが誕生日など今まで祝った事も無かった
「まぁ修行修行ってそれどころでは無かったからな…優翔君も随分と成長してきている…だから来年は祝ってやろうと思ってな」
玲華は食後のお茶を啜る
「……俺の誕生日は12/16だよ」
優翔は照れくさそうに頬を赤色に薄く染めながら片付ける
「そうかそうか12月の…って明後日じゃないか!何故もっと早く言わなかった」
玲華は畳を叩いて立ち上がる
「別に大丈夫だよ、先生がいてくれればそれだけで俺は…」
常日頃から修行をつけてもらってるのだから誕生日祝いなんて必要ないと思いながら発言する
「そうか…そうなら良いんだが…」
玲華は少しの間しょぼくれた顔をしていたがスグに上を向きガッツポーズを取り自室に篭った
「なんか変な事企んでなきゃ良いけどな」
優翔はその時はあまり気にもとめずに残った作業を片付けて床についた
翌日 AM4:00に修行に疲れて死んだように眠っていた優翔は玲華に叩き起されいきなり滝行を始めさせられていた
「後3時間これを続けた後は麓まで降りてまた道場まで登り降りるを30往復だ、その時は木の上を飛びながら進むのだ…地面に落ちたら最初からやり直しだ」
玲華はそう言い残して道場の方へ消えていった
「相変わらず無茶だな…まぁまだ昨日の方が楽だな…たかが木の上で移動するだけだしな」
優翔は小学生の頃パルクールを極めていた時があった為その程度なら目をつぶってても可能であった
3時間が経過し滝行を終わらせたが優翔は変な身震いを起こしていた
「は…は…ハックシュン!!!…くそ…12月にこんな事させんなよ…」
優翔は多少の熱が出ていたモノの修行を途中で放棄するわけにもいかず木の上に登り下山し始めた
麓に降りるとそこには何か大きな袋を持った玲華がいた
「先生、何持ってるんですか?持ちましょうか?」
優翔は木から降りずに玲華に尋ねるが玲華は慌てて優翔を向き袋を後ろに回し隠した
「ううん!この位平気だから早く修行終わらせてご飯作っちゃって」
玲華は袋を隠したまま道場の方へ駆け上っていった
「……バレバレだっての」
優翔は玲華の計らいに気付いたがあえて気付いてないフリでいてあげるのが大人だと判断した
30往復を終えた後二階の厨房に行くと入れ替わりで玲華が出てきた
「あれ?先生が厨房にいるなんて珍しいな」
そう言うと玲華は飛び上がり優翔の方へ振り返る
「いや…あの…ちょっと喉が乾いちゃって…水を飲みに」
(先生いつも庭にある井戸の水飲んでたじゃないか)
と優翔はツッコミを入れたい衝動を抑える
「そうだったか…今から飯作るから待ってな」
優翔はそのまま厨房に入っていった
「ふぅ~…バレると思った~…せっかくのサプライズが台無しになる所だった~」
玲華は額から出てきた汗を拭き取りまた自室に篭った
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