異世界転移した俺は異世界ライフを満喫する事にした
男の娘と今回のクエスト説明
「それではフェーリ様に命じられたのでユート様に現在ヴィクトリア王国内での事をお伝えしますね、耳をかっぽじってよく聞きやがれですこの男が」
あぁこの娘は男嫌い系の人でしたか
「あと先に言っておきますが私は男ですので勘違いしないでくださいね」
しかも男の娘属性持ちかよ
「ん?ちょっと待てお前の名前はミルシィだよな?」
男ならミルシィという名前は少し違和感があるのではないだろうか
「そうですよ、元々私には名前などありませんでしたし、この名前はフェーリ様が付けてくださったので特に気にしておりません」
俺はこれ以上の詮索は野暮だと思いこの話を終わらせる
「まず今回のゾンビ騒動の原因のおさらいからですね」
「今回ゾンビが大量発生したのは最近突如出現した『骸の王』の瘴気のせいです、そして最初のうちは我らがヴィクトリア王国内で対処できましたが次第に数が多くなって来たので私達だけでは対処しきれなくなったのであなた達ユースティア王国に派遣クエストを依頼したのです」
「ならその『骸の王』を討伐すれば良いじゃないか、元凶を叩くのが一番合理的だと思うんだが」
その方が早く終わると思うしな
「無理ですね、『骸の王』はA級冒険者が十人程度のパーティを組んでやっと倒せるレベルのモンスターですしかしヴィクトリア王国にいるそれ程の手練達は他のクエストに遠征に行っています」
なるほど、だからこうなったのか
「それじゃあ俺が倒してきてやるからそれで終わりだな」
どの道俺がいけば済む話だ
「駄目です、ユート様とその御一行様はヴィクトリア王国南部にある教会を守っていて欲しいのです」
ん?なぜ教会なんかを守るんだ
「私達が崇拝してるヴィクトリア様の御神体があるのです、そしてゾンビ共もヴィクトリア様の崇高さを恐れているのか毎晩襲ってくるのです」
崇高ねぇ……この世界の神はアルト達じゃないのか?
今夜辺りにでも聞いてみるか…
「解った、それじゃあ話はこれで終わりか?」
俺はそう言ってこの場を立ち去ろうとすると
「まだ今回のクエスト達成報酬についての話をしていません」
そう言えばリョフ達にも聞いてなかったな
「それでは今回のクエスト達成報酬は白金貨三枚となりますがよろしいですか?」
ん?……白金貨三枚?
「本気か?」
「本気もなにもその様にクエストを依頼したのですが」
なんてこった、たった教会を守りゾンビを狩るだけで白金貨三枚だと?
日本円にしたら三千万円が手に入ると言うのだ
「………本当に良いんだな?」
「?だからその様にクエストを依頼したと何回言っているのですか」
こんなクエスト滅多にないぞ
リョフ達には感謝だな
こんなローリスク・ハイリターンのクエストは聞いた事がない
「それではユート様はこの後はどうなさるのですか?街の観光でもしているのですか?」
「あぁそのつもりだ」
「解りました、ヴィクトリアの街並みを楽しんで来てください」
そう言い終わるとミルシィはそそくさと立ち去って行った
そして小さくミルシィの声が聞こえる
「酷いですよフェーリ様……あんな男と二人っきりの空間に行かせるなんて……」
どうやらミルシィは早く俺との会話を終わらせたい為
今後余計に男と話をしない様に今のうちに全部済ませたのか
「まぁ別に良いけどな」
そして俺はギルドを出てアルカ達を探しながら
ヴィクトリアの街を観光する事にした
あぁこの娘は男嫌い系の人でしたか
「あと先に言っておきますが私は男ですので勘違いしないでくださいね」
しかも男の娘属性持ちかよ
「ん?ちょっと待てお前の名前はミルシィだよな?」
男ならミルシィという名前は少し違和感があるのではないだろうか
「そうですよ、元々私には名前などありませんでしたし、この名前はフェーリ様が付けてくださったので特に気にしておりません」
俺はこれ以上の詮索は野暮だと思いこの話を終わらせる
「まず今回のゾンビ騒動の原因のおさらいからですね」
「今回ゾンビが大量発生したのは最近突如出現した『骸の王』の瘴気のせいです、そして最初のうちは我らがヴィクトリア王国内で対処できましたが次第に数が多くなって来たので私達だけでは対処しきれなくなったのであなた達ユースティア王国に派遣クエストを依頼したのです」
「ならその『骸の王』を討伐すれば良いじゃないか、元凶を叩くのが一番合理的だと思うんだが」
その方が早く終わると思うしな
「無理ですね、『骸の王』はA級冒険者が十人程度のパーティを組んでやっと倒せるレベルのモンスターですしかしヴィクトリア王国にいるそれ程の手練達は他のクエストに遠征に行っています」
なるほど、だからこうなったのか
「それじゃあ俺が倒してきてやるからそれで終わりだな」
どの道俺がいけば済む話だ
「駄目です、ユート様とその御一行様はヴィクトリア王国南部にある教会を守っていて欲しいのです」
ん?なぜ教会なんかを守るんだ
「私達が崇拝してるヴィクトリア様の御神体があるのです、そしてゾンビ共もヴィクトリア様の崇高さを恐れているのか毎晩襲ってくるのです」
崇高ねぇ……この世界の神はアルト達じゃないのか?
今夜辺りにでも聞いてみるか…
「解った、それじゃあ話はこれで終わりか?」
俺はそう言ってこの場を立ち去ろうとすると
「まだ今回のクエスト達成報酬についての話をしていません」
そう言えばリョフ達にも聞いてなかったな
「それでは今回のクエスト達成報酬は白金貨三枚となりますがよろしいですか?」
ん?……白金貨三枚?
「本気か?」
「本気もなにもその様にクエストを依頼したのですが」
なんてこった、たった教会を守りゾンビを狩るだけで白金貨三枚だと?
日本円にしたら三千万円が手に入ると言うのだ
「………本当に良いんだな?」
「?だからその様にクエストを依頼したと何回言っているのですか」
こんなクエスト滅多にないぞ
リョフ達には感謝だな
こんなローリスク・ハイリターンのクエストは聞いた事がない
「それではユート様はこの後はどうなさるのですか?街の観光でもしているのですか?」
「あぁそのつもりだ」
「解りました、ヴィクトリアの街並みを楽しんで来てください」
そう言い終わるとミルシィはそそくさと立ち去って行った
そして小さくミルシィの声が聞こえる
「酷いですよフェーリ様……あんな男と二人っきりの空間に行かせるなんて……」
どうやらミルシィは早く俺との会話を終わらせたい為
今後余計に男と話をしない様に今のうちに全部済ませたのか
「まぁ別に良いけどな」
そして俺はギルドを出てアルカ達を探しながら
ヴィクトリアの街を観光する事にした
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