ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ

パクリ田盗作@カクヨムコン3参戦中

信仰と暮らしって?



中世世界ではキリスト教は世界観、道徳などの価値観の基礎でした。
その根底は創世記のアダムとイブの原罪のエピソードが関係します。
原罪を抱えた人間が神の国に行くには清く慎ましく生きて教会の執り成しを求めなければならないと教えられてました。


その為民衆はミサに参加し、弱者の救済や奉仕活動、教会への寄付を心がけた。
教会もモーゼの十戒で有名な神の十箇条の戒め、信仰十二箇条を設けて信徒に善行を促しました。


当時の教会と民衆を繋いでいたのが毎週末のミサや説法、そしてサクラメントと呼ばれる儀式です。
サクラメントとは洗礼、堅振、聖体、改悛、終油、品級、婚姻の7つです。


洗礼はキリスト教への入信。
7歳になった子供に按手と塗油によって聖霊の祝福を行う堅振(洗礼の仕上げの意味もあるそうです)
聖体はキリストの血と肉であるパンとワインを摂取することでキリストと一体化する儀式。
改悛は自分の犯した罪を聴聞僧と呼ばれる役職の人に告白する儀式。
終油は死を目前とした人に塗油する儀式、品級は聖職者の叙階の儀式。
婚姻はキリスト教的モラルの中で男女関係を取り持つ儀式でした。

          

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