ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ

パクリ田盗作@カクヨムコン3参戦中

同業者組合制度って?



同業者組合制度とは一般的にギルドと呼ばれるものです。
生まれたきっかけは新興都市内部でその数を増やしていった商人や職人が、自分たちの生活保護や作業の安定化のために相互協力し合った、城や宗教施設の付属職人から自然発生、職人を管理するために領主が作った、ローマ時代の同業者集団、相互援助組織の兄弟団が発展したものなどいろいろな起源と言われているものがあります。


ギルドには一つの金庫、一つの印判、一つの標識を持っていました。
ギルドに入会するには定額の加入金とその都市の市民権、賤民ではない証拠の提示があり、職人ギルドの場合は親方衆への歓迎の宴の費用提供、技術確認のための作品提出が条件でした。


ギルドは就業時間、商品の売却数、商品の品質維持、販売価格の取り決め等加入者同士の不利益が起こらないように決まりを定めていました。
都市の参事会や領主がギルドが談合していないか監視するために外部監査を入れていたりもしていたようです。


ギルドには武装権も与えられており有事の際には兵士とした戦う義務がありました。
その他にもギルドごとに都市に対して様々な義務をもっていました。
例えば風呂屋ギルドは火事が起こった際は桶を持って現場に駆けつけ、消火に務めるという義務があったそうです。

          

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