ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ
警吏って?
警吏とは市議会によって雇われた治安維持の役人で、都市の警邏、事件の仲裁や犯罪者の逮捕、夜警の監督、刑場の護衛、立法機関への連行などが業務でした。
警吏と衛兵の違いは、日本で例えるなら警吏は警官、衛兵は技かな手当のつく自警団か消防団ぐらいの違いがあるとイメージしてください。
犯罪者と対峙する可能性があるので警吏に選ばれるのは体格に優れたものが最優先されたそうです。
剣や短剣、斧、棍棒で武装し、制服を身に着けて仕事をしていました。
ただその数は都市の広さに対して絶対数が少なく、小さな都市では10人前後だったようです。
また給金もかなり低く(記述では職人以下)警吏だけでは食べていけないので副業を持ち、副業が忙しくて警吏の仕事ができないと言った本末転倒な出来事がよくあったそうです。
またその権限を悪用して犯罪をでっち上げてゆすりたかりをするため、市民からの人気は著しく低かったようです。
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