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ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ

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水車小屋と粉挽きって?



水車は古代ローマの時代から存在していましたが広く普及されたと言われる時代はなんと11世紀頃。随分と普及に時間がかかったんですねえ。


ちなみに風車も11世紀頃のトレドで発明されたと言われております。


水車の用途は河川の流れる水の力を動力に臼と連結して穀物の脱穀や製粉、鉱石や染料をすり潰したり、羊毛を叩いてフェルトに加工するなど用いられてきました。


ただ、水車小屋を設置するには莫大な費用がかかる為、水車は領主や土地の所有者の所有物であり、利用する際に税をかけました。
農民は税を払いたくないので手挽き臼を使って製粉を作っていましたが、領主が手挽き臼の使用を禁止して水車を使うことを強制して徴税していました。
この手の強制使用制をバナリテと呼び、領主が持つ利権の一つでした。


この水車小屋を管理していたのが粉挽きと呼ばれる職種の人で、領主によって雇われた職人です。その為賦役の免除や限定的ですが裁判権と漁業権、場所によっては居酒屋権も与えられていたようです。
水車小屋は略奪を防ぐために堅牢に作られていたり、果樹園や農地、晒し台や絞首台が付属していたこともあります。


水車が発明される前は磨臼、回転挽臼、メリーゴーランドみたいな設備で馬をグルグル周回させた馬力石臼というのがあったそうです。


粉を挽く度料金を徴収され、量を誤魔化されることも多かった農民は粉挽きを憎んでおり、そういった恨みつらみから民話などでは水車小屋や粉挽きが悪に例えられる話が生まれたと言われています。


水車小屋や粉挽きにまつわる言葉を幾つか紹介します。


「鳥が水車小屋で卵を産まないのはなぜか? それは粉挽きが卵を盗むからだ」


「粉挽きの子供の指はすでに曲がっている(差別用語)」


「正直な粉挽きは触るだけで麦の良し悪しがわかる金の指を持っている(と言ってもいいぐらい稀な存在だ)」


「全ての盗賊のうち最もたるもの、それは粉挽きだ(製粉量をごまかすするから)」

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