ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ
農民って?
農民とは自らの土地を所有し自由権を持つ人々のことです。
ざっくりといえば農民とは土地を持たず領主と言った主人に管理される農奴とは違う人々です。
出自は千差万別でローマ帝国時代から土地を所有する富豪の子孫、開墾によって土地所有を認められた農奴上がり、継承税を払えず没落した貴族だったりします。
裕福で武装する余裕のある農民は戦功によって騎士になったり、戦争などで土地を失って農奴に落ちる農民も居たようです。
農民たちの村は荘園ではなく村規模の小さな独立勢力だったり、キリスト教会の小教区に入って教会による自治を得る村もありました。
中には保護代という名の税を払って近隣の領主に守ってもらったりもしたようです。
農民達は貧富の差はあったものの互いに強く結束し農村の自治権を持っていました。
自由民達による評議会を開き農業や開墾事業計画、道路や堤防の保全、慣習法による裁判を行っていました。
現代風に例えるなら自営業、小規模企業の個人(家族)経営者といったところでしょうか?
          
「エッセイ」の人気作品
書籍化作品
-
-
1
-
-
4112
-
-
768
-
-
353
-
-
6
-
-
159
-
-
1359
-
-
29
-
-
361
コメント