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中世の医術って?



中世の医術とはどんなものだったのか?


中世の医術の基本となったと言われているのが古代ギリシャの医学者ヒポクラテス(前370頃)の著作、ガレノス(129頃)の精気論でした。
特に精気論はキリスト教の教えと合致していたようで、教会が推奨していたそうです。


中世の医学は教会を中心とした知識層に広まり、9世紀には南イタリアのサレルノに医学校が生まれ、大学躍進の時代にはモンペリエが医学の中心となりました。
十字軍時代には中東の医学も吸収しましたがあくまでも医学の基礎はガレノスであり神学でした。


当時の医学は技術よりも論理、外科より内科が尊ばれ、高名で地位の高い医師ほど実践的な技術や知識がない時代でした。
資料を調べてみると高名な医師の治療法は
1:占星術で病気の原因を探し出す。
2:占星術で治療に適した日を占う。
3:キリストの血と肉であるワインに浸したパンを食べさせる。頭痛の場合は砕いたクルミを布で包み、ワインに浸して頭に載せる(クルミが脳みそに似てるのでクルミを砕くことで痛みの悪魔を砕くだそうです)


プラシーボ(思い込み)によって治った人もいたかもしれませんが、びっくりです。


実質的な医療行為を行ったのは外科医や理髪師です。
ワインで傷口を洗う(アルコール消毒)卵の卵白や殻膜で傷を覆う。
身体から血を抜く瀉血(当時は悪い血が病気の元=悪い血出せば治ると思われた)焼き鏝で傷口を焼いて止血する焼灼法をメインにしていたようです。


理髪師が医療行為? と思う方もいるかもしれませんが、当時は外科と理髪師は一緒くたになっていました。
18世紀頃に医者と理髪師は分離し、現在のの床屋になったそうです。


中世の医師職業として抜歯屋なんてものがありました。
職業の部類は【大道医】つまり、大道芸の一種として扱われました。
抜歯屋は派手な出で立ちの馬車に乗り、楽隊、旗手、鐘を叩く助手を連れていました。
村や町につくと


「抜歯の奥義を極めた医師でございます。この奥義を持って皆様の歯を治療します。破格の値段でご奉仕しましょう」


文章がおかしいのは私の翻訳スキルの低さだと思ってください。
こんな謳い文句で抜歯屋は宣伝し、患者に治療を行っていました。


当時の聖職者とは仲が悪かったようです。というのも当時のキリスト教は【虫歯は暴飲暴食という悪徳から守る神の祝福】と宣伝していました。
とわいえ、当事者からすれば虫歯の痛みは耐えられるものではないので抜歯屋を頼ります。
道化や吟遊詩人が演奏演技している横でやっとこで麻酔無しで抜歯するのが治療方法でした。


この抜歯屋、犯罪者であり、領主の犬でもあったようです。
抜歯中に財布を抜き取ったり、祭りなどで演説しながら指名手配犯を探して、虫歯があると因縁つけて拘束して通報したなんて記録があります。

          

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