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封建制度って?



封建制度とは、中世盛期を代表する政治体制です。この言葉には数多くの解釈がありますので、ここでは封土への統治体制として取り扱います。


封建制度の前身となったのが荘園制度です。フランク王国時代に王の領土の一部を有力者や戦功を上げたものに与え、代償に忠誠を誓わせるレーエン制として発達していきました。


また荘園領主の力関係も変化していきます。
代表的なものが不輸不入権の確立です。
これは、国王と言えども、荘園内の裁判や課税などを免除される権利で、この結果、荘園領主はその荘園内では絶対的支配者になり、中には国王に並ぶ領邦を持つ諸侯も出てくるようになります。


カール大帝(在位768-814)死後、西ローマ帝国は分裂し大小様々な勢力が乱立し、弱小な勢力をレーエン制などで取り込んでいった。後にこれが封建制度の雛形になったそうです。


封建制度によって主従関係を結んだ王と領主、王は土地を与え、権利保護することで忠誠を得た。領主は与えられた土地の利益で武装し、その戦力を主君のために用いなければなりませんでした。


とは言えこの封建制度、いろいろな契約などで権力が制限されることがありました。


臣下の臣下は臣下に非ずという言葉があります。
これはどういう意味かというと、王は臣下の領主に命令できるが、領主の臣下である騎士には命令ができないということです。


領主は王の保護が不足していると思えば別の国王に主従を求める事もあったそうです。
王は臣下の領主が他所に行かないように機嫌を取らないといけない時もあり、軍役の義務も年間40日など細かく決まっており、契約範囲を超える行動は拒否できたそうです。


封建制の王はなぜ必要だったか? 貴族をまとめる代表として、血筋など箔があり、そんな古い歴史がある王に仕えている自分と言うステータスが欲しくて仕えていた。そういった理由で王に仕えていた領主もいたかもしれません。


このように、支配層にとって、非常に重要な制度だった封建制度ですが、14世紀以降、社会制度として行き詰まります。この理由として、いくつかの背景が挙げられます。


一つは貨幣経済の発達、二つ目にペストの流行と聖地エルサレム奪回のための十字軍編成、三つ目にペストと戦争によって農作物の生産数の低下、疫病や戦争で人が死んでいくことによる人口低下、これによって領地の運営が悪化し、損失を補填しようと重税を課して農民一揆(1358年に北フランスで起きたジャックリーの乱、1381年にイギリスで起きたワット=タイラーの乱が有名です)
この三つの要素によって封建制度は崩壊していき、中世の終わりの一つとなったようです。

          

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