妖刀使いがチートスキルをもって異世界放浪 ~生まれ持ったチートは最強!!~
115:暗闇の中
温かい、なぜかそう感じる。あれ以降何も感じなかったはずなのに、意識ももうろうとしていて、体も動かせない。でも温かい。
「それはあなたがまだ生きている証拠」
私がまだ生きている? まだ死んでいない? ユウと一緒に居られる?
「そう。ただし、貴方がそれを望み。私を受け入れるならの話」
あなたは誰? でもその声、どこかで聞いたことがある。私はどこかであなたと会っている?
「そうね。会っているわね。貴方とここではないどこか、もっと穏やかな場所で」
ただただ、真っ黒な視界の中。私の前に一人の女性が現れる。その人物に確かに見覚えがあった。ユウの夢の中で、ユウに瞳の力を与えた張本人。
「……ツクヨミ」
「あらあら、覚えててくれたのねムラクモちゃん」
相変わらずのうっとりした表情は崩さず、長い黒髪を揺らしていた。
ツクヨミは間を詰めて、ムラクモに寄っていく。今のムラクモの状態は大きな杭に、鎖を巻き付けられていて身動きが取れない状況だ。刀であるムラクモだが、形は人型、鞘は横に突き刺さっている状態であり、ムラクモは服を纏っていない。
「やっぱり、あの子もいいけど、貴方もいいわね」
舌なめずりするツクヨミにすごく嫌な予感がする。ツクヨミが着ているのは日本にいるころによく目にした和服。
それをなぜか、脱ぎながらこちらに歩み寄ってくる。
こっちは鎖によって一切の身動きが出来ないため、逃げることも出来ず、その間にもツクヨミはこっちへと寄ってくる。
「な、なに?」
「いいからいいから」
ついにツクヨミとの距離がついにゼロになる。
何も着ていない者同士。肌と肌で当たるわけで。
しかも当たっているのは胸だけ、張りあうような形で、ツクヨミの豊満な胸とムラクモの貧相とは言わないがそれほどない胸がツクヨミの胸によって押されていた。
「……んっ」
「なに? 胸が弱いの? 小さいほうが感度がいいって聞くけど」
「や、やめっ」
ツクヨミによって、いじくられ、何もない空間にムラクモの喘ぎ声が響く。
何も抵抗できないムラクモはツクヨミにされるがまま。
「ふぅ、楽しかった。ってムラクモちゃん?」
「……ユウにもこんなことされたことないのに」
「ご、ごめんね。でもこれでムラクモちゃんの体の構造は分かったから、大丈夫」
ツクヨミは、ぶつぶつ呟くと、人差し指を胸の中心に置き、すぅーっとへその方まで降ろしていく。
「ひゃん」
「なに? おなかも感じちゃうの? ってそれはいいの。衝撃行くから、気を付けておいてね」
次の瞬間、お腹に鈍い衝撃が走る。それと同時に視界が歪んでいく。目の前にいるツクヨミの姿も同時にゆがみ、だがその姿はだんだん近づいているように見える。
「大丈夫よ。次は彼の番。後は待つだけよ。私と一緒にね?」
その言葉を最後にムラクモの意識は周りのと同様、黒く深く沈んでいった。下に見える小さな光を目指して。
「それはあなたがまだ生きている証拠」
私がまだ生きている? まだ死んでいない? ユウと一緒に居られる?
「そう。ただし、貴方がそれを望み。私を受け入れるならの話」
あなたは誰? でもその声、どこかで聞いたことがある。私はどこかであなたと会っている?
「そうね。会っているわね。貴方とここではないどこか、もっと穏やかな場所で」
ただただ、真っ黒な視界の中。私の前に一人の女性が現れる。その人物に確かに見覚えがあった。ユウの夢の中で、ユウに瞳の力を与えた張本人。
「……ツクヨミ」
「あらあら、覚えててくれたのねムラクモちゃん」
相変わらずのうっとりした表情は崩さず、長い黒髪を揺らしていた。
ツクヨミは間を詰めて、ムラクモに寄っていく。今のムラクモの状態は大きな杭に、鎖を巻き付けられていて身動きが取れない状況だ。刀であるムラクモだが、形は人型、鞘は横に突き刺さっている状態であり、ムラクモは服を纏っていない。
「やっぱり、あの子もいいけど、貴方もいいわね」
舌なめずりするツクヨミにすごく嫌な予感がする。ツクヨミが着ているのは日本にいるころによく目にした和服。
それをなぜか、脱ぎながらこちらに歩み寄ってくる。
こっちは鎖によって一切の身動きが出来ないため、逃げることも出来ず、その間にもツクヨミはこっちへと寄ってくる。
「な、なに?」
「いいからいいから」
ついにツクヨミとの距離がついにゼロになる。
何も着ていない者同士。肌と肌で当たるわけで。
しかも当たっているのは胸だけ、張りあうような形で、ツクヨミの豊満な胸とムラクモの貧相とは言わないがそれほどない胸がツクヨミの胸によって押されていた。
「……んっ」
「なに? 胸が弱いの? 小さいほうが感度がいいって聞くけど」
「や、やめっ」
ツクヨミによって、いじくられ、何もない空間にムラクモの喘ぎ声が響く。
何も抵抗できないムラクモはツクヨミにされるがまま。
「ふぅ、楽しかった。ってムラクモちゃん?」
「……ユウにもこんなことされたことないのに」
「ご、ごめんね。でもこれでムラクモちゃんの体の構造は分かったから、大丈夫」
ツクヨミは、ぶつぶつ呟くと、人差し指を胸の中心に置き、すぅーっとへその方まで降ろしていく。
「ひゃん」
「なに? おなかも感じちゃうの? ってそれはいいの。衝撃行くから、気を付けておいてね」
次の瞬間、お腹に鈍い衝撃が走る。それと同時に視界が歪んでいく。目の前にいるツクヨミの姿も同時にゆがみ、だがその姿はだんだん近づいているように見える。
「大丈夫よ。次は彼の番。後は待つだけよ。私と一緒にね?」
その言葉を最後にムラクモの意識は周りのと同様、黒く深く沈んでいった。下に見える小さな光を目指して。
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