私の日常
ラスベガスで出会ったアラブ人
今回のお話は私が友人とアメリカのラスベガスに遊びに行った話。
カジノのルーレットで遊んでいると私の隣に石油王みたいなイメージのアラブ人がいました。
賭け方が豪快でしたが、9割負けていました。
友人とBARに行く予定の時間でしたので持っていたチップ(1万円ほど)だけど、そのアラブ人に「もう帰るから使って」と言って渡して出ていった。
友人と飲んでホテルへ戻ろうとするとチップを渡したアラブ人と再会、「君のくれたチップで賭けたら大当たりしてね、幸運をありがとう」と言ってカジノの儲けの一部をおすそ分けしてくれた。
結構な金額だったので辞退したら余計気に入られて、その日のホテル代と翌日のランチ代がアラブ人持ちになった。
翌日ホテルのルームサービスで昼食をとったんだけど………夕方アラブ人が激怒して部屋にやってきた。
怒っている内容を聞いたら「なぜこんな安いランチを食べた!(日本円で1万近く) 我が一族を侮辱するのか!!」
なんとか日本の文化で遠慮するのがマナーだった、夜は貴方の文化に合わせるので許してほしいと言う内容で宥めてディナーを取ることに。
ドレスコート必須、コース料理(日本円で最低8万~)という高級レストランで食事することに。
緊張しすぎて味覚えていません。と言うか、しなかった。
あれこれ話してアラブ人は客を豪華にもてなすのがステイタスで、もし客人が家に来ている時に戦争が起きたら、家長は客人を命がけで守る義務(家族よりも客人を最優先)があるとか。
サダム・フセインが長期間潜伏できた理由はアラブ人の客をもてなす風習で匿う人が多かったからしいです。
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