俺の学校に居た超絶美少女の話をしたい!
俺の学校に居た超絶美少女の話をしたい!
高校一年生だった頃、俺のクラスには美少女が居た。
これは俺の幻想では無く、真面目な話だ。
おまけに彼女は学級委員に名乗り上げた。
それに美人であるということをどうでもいいかのように男には無関心だった。必要最低限の関係は持つがそれ以上の関係を望まない……そんな女の子だった。
それに彼女は休み時間でさえずっと勉強をしていた。
本当に高校生だというのに青春を捨てている。
そんな感じだった。まぁー俺には『青春』という言葉すら無かったけどね。彼女だったらカッコイイ男と青春を楽しめるというのに本当に謎だった。
それに中学時代彼女と一緒だったという奴等はこんなことを言うから更に謎は深まった。
「中学1年生の頃は明るかったんだけどね……」ってさ。
本当に意味が分からないよ。
イケメン集団が喋りかけるも彼女は「うん。そうだね」と笑顔で返すだけだった。勿論そんな感じだと女子に嫌われるのは当然っていっちゃ当然で彼女はイジメにあっていた。彼女の机には菊の花を置かれたりしてた。
最初はすぐに失くなるだろうと考え、傍から見てるだけの俺だったが我慢の限界がやってきた。
だから俺はキレた。皆の前で思い切りキレた。
入学から2ヶ月も経たなかった梅雨で胸苦しい日だった。
ーーお前ら!? なんだよ!? 彼女が何かやったのかよ! おい! お前ら聞いてんのかよ!
梅雨の湿気で俺の頭の中まで蒸されているようだった。辺りの机や椅子を蹴りまくった。
この瞬間だけは自分が学園ドラマの主人公になった気持ちだった。だけどさ、今なら思うけど学園ドラマというよりもコメディ動画のオタクが突然キレた。そんな風に皆が思っていたんだろうなぁーと思ったら本当に顔が赤くなるよ。
だけどね、俺はこの日のことを決して『無駄』だったとは言わないよ。
その後、すぐに俺は先生達に取り押さえられた。
そして……俺は停学処分を食らった。
本当に高校というのは面倒くさいものだ。
中学の頃まではそんな制限は無かったというのに。
三日という俺の停学処分は全て反省文という名の俺の文句を書くことに時間をあてた。
400字詰め×10枚。
本来ならばこのまま短編小説を1本書いてやろうと思うが、当時の俺はそんな度胸は無かった。
それにそんな技術を持ってはいなかった。
いつもの様に教室に入り、俺は自分の座席に着く。
机、椅子と確認したが別段変わりは無い。
あるとするならば停学中に貰ったプリントが入っている程度。
視線をめっちゃくちゃ感じる。
正直このとき本当に『青春』は終わったと思った。
どうせ皆が……俺を変な目で見ているのだろう……そんなことを思っていた。だけど違ってた。
机にうつ伏せになっていた俺の肩を叩く人がいた。
「なんだよ……」とイライラしながら顔を上げた。
そこに居たのは美少女だった。
いつも朝早くから学校に居て勉強をしている彼女が俺に喋りかけてきたのだ。
将棋でいうところの初手で王が動く。
そのぐらい俺は驚いた。
意表をつかれたと言ってもいいだろう。
「色々とごめん……私の為にやってくれたんだよね!」
彼女から頭を下げられた。
皆の視線を一気に集めている。
まぁーそれはそうだろう。
あの美少女が俺に……そう、このオタク野郎の俺に喋りかけてきたのだ。おまけに謝ってきたのだから。
「別に……俺は……」
これが俺と美少女の出会いだ。
クラスメイトでは無く、友達として。
✢✢✢
後日談。美少女のイジメはなくなった。
ちなみに俺の評価はキレたら怖いオタクという風に変わった。でも友達はできた。
ちなみに美少女も前よりはクラスメイトと接点を持つようになった。本当に良かった。
俺と美少女の方はーーというと一緒に遊びに行くまで仲良くなった。
まぁー遊びと行っても大体は図書館だったけどね。
彼女は医者を目指していた。
そう、あのお医者さんだ。
こんな可愛い医者が居たら、何回でも病気になりたいものだ。これで勉強をしている理由がわかった。
「医者になんでなりたいの?」
俺がそう言うと彼女は少し難しい顔をした。
だけどすぐに「別に俺君ならいっか……」と一言吐いてから、語り始めた。
「私のお父さんね難病なんだ……」
一言目からかなり衝撃的だった。
そしてかなり心をえぐられた。
「今の医学では治せないだって言われた。だからね、私……医者になることにしたんだ。それでお父さんの病気を治す。そう決めたの……」
彼女の目は真剣だった。
どんな言葉をかければいいか、俺はよく分からなかった。だから俺はこんな言葉をかけた。
「美少女ならできるよ! 応援してる!」
そう言うと彼女は「うん!」と笑顔で返事をした。
それから月日が経ち、美少女は医学部に現役合格を果たした。俺の方はというと、そこそこ優秀な大学に進学し学業に励む一方、小説家になるという夢を叶える為に日々精進している。
ちなみに俺と美少女の関係はまだ『友達』だ。
いずれは『家族』という関係にしたいと思っている。
これは俺の幻想では無く、真面目な話だ。
おまけに彼女は学級委員に名乗り上げた。
それに美人であるということをどうでもいいかのように男には無関心だった。必要最低限の関係は持つがそれ以上の関係を望まない……そんな女の子だった。
それに彼女は休み時間でさえずっと勉強をしていた。
本当に高校生だというのに青春を捨てている。
そんな感じだった。まぁー俺には『青春』という言葉すら無かったけどね。彼女だったらカッコイイ男と青春を楽しめるというのに本当に謎だった。
それに中学時代彼女と一緒だったという奴等はこんなことを言うから更に謎は深まった。
「中学1年生の頃は明るかったんだけどね……」ってさ。
本当に意味が分からないよ。
イケメン集団が喋りかけるも彼女は「うん。そうだね」と笑顔で返すだけだった。勿論そんな感じだと女子に嫌われるのは当然っていっちゃ当然で彼女はイジメにあっていた。彼女の机には菊の花を置かれたりしてた。
最初はすぐに失くなるだろうと考え、傍から見てるだけの俺だったが我慢の限界がやってきた。
だから俺はキレた。皆の前で思い切りキレた。
入学から2ヶ月も経たなかった梅雨で胸苦しい日だった。
ーーお前ら!? なんだよ!? 彼女が何かやったのかよ! おい! お前ら聞いてんのかよ!
梅雨の湿気で俺の頭の中まで蒸されているようだった。辺りの机や椅子を蹴りまくった。
この瞬間だけは自分が学園ドラマの主人公になった気持ちだった。だけどさ、今なら思うけど学園ドラマというよりもコメディ動画のオタクが突然キレた。そんな風に皆が思っていたんだろうなぁーと思ったら本当に顔が赤くなるよ。
だけどね、俺はこの日のことを決して『無駄』だったとは言わないよ。
その後、すぐに俺は先生達に取り押さえられた。
そして……俺は停学処分を食らった。
本当に高校というのは面倒くさいものだ。
中学の頃まではそんな制限は無かったというのに。
三日という俺の停学処分は全て反省文という名の俺の文句を書くことに時間をあてた。
400字詰め×10枚。
本来ならばこのまま短編小説を1本書いてやろうと思うが、当時の俺はそんな度胸は無かった。
それにそんな技術を持ってはいなかった。
いつもの様に教室に入り、俺は自分の座席に着く。
机、椅子と確認したが別段変わりは無い。
あるとするならば停学中に貰ったプリントが入っている程度。
視線をめっちゃくちゃ感じる。
正直このとき本当に『青春』は終わったと思った。
どうせ皆が……俺を変な目で見ているのだろう……そんなことを思っていた。だけど違ってた。
机にうつ伏せになっていた俺の肩を叩く人がいた。
「なんだよ……」とイライラしながら顔を上げた。
そこに居たのは美少女だった。
いつも朝早くから学校に居て勉強をしている彼女が俺に喋りかけてきたのだ。
将棋でいうところの初手で王が動く。
そのぐらい俺は驚いた。
意表をつかれたと言ってもいいだろう。
「色々とごめん……私の為にやってくれたんだよね!」
彼女から頭を下げられた。
皆の視線を一気に集めている。
まぁーそれはそうだろう。
あの美少女が俺に……そう、このオタク野郎の俺に喋りかけてきたのだ。おまけに謝ってきたのだから。
「別に……俺は……」
これが俺と美少女の出会いだ。
クラスメイトでは無く、友達として。
✢✢✢
後日談。美少女のイジメはなくなった。
ちなみに俺の評価はキレたら怖いオタクという風に変わった。でも友達はできた。
ちなみに美少女も前よりはクラスメイトと接点を持つようになった。本当に良かった。
俺と美少女の方はーーというと一緒に遊びに行くまで仲良くなった。
まぁー遊びと行っても大体は図書館だったけどね。
彼女は医者を目指していた。
そう、あのお医者さんだ。
こんな可愛い医者が居たら、何回でも病気になりたいものだ。これで勉強をしている理由がわかった。
「医者になんでなりたいの?」
俺がそう言うと彼女は少し難しい顔をした。
だけどすぐに「別に俺君ならいっか……」と一言吐いてから、語り始めた。
「私のお父さんね難病なんだ……」
一言目からかなり衝撃的だった。
そしてかなり心をえぐられた。
「今の医学では治せないだって言われた。だからね、私……医者になることにしたんだ。それでお父さんの病気を治す。そう決めたの……」
彼女の目は真剣だった。
どんな言葉をかければいいか、俺はよく分からなかった。だから俺はこんな言葉をかけた。
「美少女ならできるよ! 応援してる!」
そう言うと彼女は「うん!」と笑顔で返事をした。
それから月日が経ち、美少女は医学部に現役合格を果たした。俺の方はというと、そこそこ優秀な大学に進学し学業に励む一方、小説家になるという夢を叶える為に日々精進している。
ちなみに俺と美少女の関係はまだ『友達』だ。
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コメント
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1
コメントを書くうめちゃづけ
面白いです!よかったら私の作品も見てみてください!