精霊使いの紋章〜僕はハーレムを作り無双する〜

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対戦相手

獣人達の通う学園、アニマルビースト学園との交流会が始まりをナノーラ先生が言ってからしばらく獣人達についての説明を受けていると教室に誰かが近寄ってくる足音が聞こえて来た。

「失礼するぞ!」

教室に近寄って来た足音が僕たちの教室の前にまで来たと思ったら教室の扉の前に止まり「失礼しま~す!」と声が聞こえて来て扉がガラガラと音をたてて開かれた。そして1人の少女が教室の中にへと入って来た。

「誰が俺と勝負するんだ?」

教室の中に入って来た少女は周りをキョキョロと見たわしてからそう声を上げた。

「今回交流会での試合を行うことになったアニマルビースト学園側の代表者のラネだ」

ナノーラ先生は突然教室に入ってきた少女に驚くことはせず淡々と今しがた入ってきた少女の自己紹介をした。

「よろしくだぞ!それで俺と戦うのは誰なんだ?」

ラネは自分が戦う相手が名乗り上げるのを待つかのように周りを見回した。

「僕が代表者だよ」

僕は別に隠しておく必要もなかったので素直に自分が代表者だと名乗り上げることにした。

「そうかそうか!お前が俺の相手か!」

ラネは僕の方を見てうんうんと頷いた。

「お前からは強そうな匂いがしてたぞ!」

ラネは鼻をくんくんとひくつかせた。

「お前となら全力で戦えそうだぞ!」

そう言うとラネは教室から出て行ってしまった。

「あれがお前の戦う相手だ、性格は幼いが強いぞ油断するなよ」

ナノーラ先生はラネが教室から出たのを確認すると僕に油断するなよと言い先生は今回の交流会についての説明に戻った。

「へぇ~あれがアニマルビースト学園のラネか~」

ナノーラ先生の説明が終わり休憩時間になった。

「ティーアは何か知ってるの?」

僕はティーアが何かラネについて知っていそうだったので聞いてみることにした。

「うん、少しなら知ってるよ、アニマルビースト学園に4人の聖獣を宿し少女が入学したんだ、そのうちの1人がラネだよ」

僕は知らなかったがラネは意外と有名人なのだそうだ。

「その聖獣ってのは何?」

「聖獣って言うのは名前の通りで聖なる獣ってことだよ、だけど普通の獣人が宿している獣より強い力を秘めているんだよ!」

僕は普通の獣人がどんな獣を宿していてどれほどの力があるのかは分からないので聖獣がどれほどの強さかわからない。

「聖獣は4人にしか宿ならない特別な獣だからめちゃくちゃ強いよ!」

僕はティーアから聖獣って言葉が出てきたので聖獣について詳しく聞いてみると少しだけ聖獣について分かったことがあった。それは聖獣は強いって言うことだ。それ以外は戦ってみれば分かるだろう。

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