7's War(セブンズ ウォー) 7つの物語
第1幕サラマンダー編(1)「炎の戦士」
 ---770年、火竜の国・ブレイズ
国中は炎の灯りで赤く染まっていて1日中明るい。この国に住んでいるサラマンダーは生まれつき体内に内蔵とは別に火炎袋と呼ばれる火を生成できる器官を持っていて体から火を出す特徴を持っている。物心ついた時には火を操れる様にまでなってくる。
そんな中でも戦士となるものは非常に炎の扱い方にたけていて戦場では、この力を使い数々の難局を切り抜けてきた。
そしてその難局を最前線で切り抜けた男がいる。
男の名は、イザーク(25)。褐色の肌に鎧からでも分かるガッチリとした体。背は180くらいで顔はつり目で少し強面の顔をしている。
イザークは若くしてブレイズ兵団の副団長を務めている。彼の戦績は兵団の中でトップクラスでブレイズ国最強の戦士と言われている。イザーク自身は「自分はまだまだ弱輩者ですから」と謙遜している。
彼は強面であるがこの国、民を誰よりも愛していて仲間からだけでなく民からも親しまれている。
「イザークさま~!!」
街中を見回りしていると小さい女の子が手を振りながら声をかけてきた。それに対しイザークは微笑んで手を振り返す。隣にいた母親は小さく頭を下げていった。
「イザーク副団長!」
今度は後ろから鎧を着た男から声をかけられた。どうやら伝令兵の様だ。
「何だ。」
伝令兵の男に呼びかけに簡潔に返事をする。
「グザン団長がお呼びです。本拠点に来るようにとの事です。」
どうやら呼び出しみたいだ。
「分かった、すぐに向かおう。」
そう伝えると伝令兵の男は拠点の方に走っていった。その後にイザークは拠点に向かっていった。
ブレイズ兵団団長・グザン(30)。白色の肌で華奢な体をしている。背は170程で顔はたれ目で綺麗な顔立ちをしている。そして、イザークの実の兄である。
華奢な体でイザークの様に戦闘は得意ではないが軍師として兵団を裏で動かし数々の戦場で勝利を納めてきた。
最強の戦士である弟と最強の軍師である兄が兵団を率いているおかげでここ最近の戦は負けなしである。
---拠点にたどり着くと拠点内の奥にある指令室に入っていった。
すると立ちつくしているグザンの背中が見えた。
「兄上。」
そう呼びかけると、グザンは後ろを振り向く。
「むっ、来たか。」
呼びかけに答えるとすぐに本題に入る。
「実はなあ、少しお前に頼みたい事があってな。」
頼み事?一体何なのだろうか?
「最近、ブレイズ近辺で怪しげな連中がうろちょろしてるらしくてな。その調査を頼みたいんだ。」
「怪しげな連中?」
ふとイザークは疑問を投げかけた。
「私が思うにはビーストの連中だろう。奴らの五感はルシア大陸一だからな。遠くから我々の様子をみているんだろう。お前には奴らが何を企んでいるか調べてきてほしい。手段は問わん!お前に任せよう。」
ビーストかあ、確かにあいつらの五感は大陸一だ。面倒な事になる前に早く何とかしないと。
「分かった、すぐに調査に向かおう」
そう言うとイザークは指令室を後にしすぐに調査に向かっていった。
国中は炎の灯りで赤く染まっていて1日中明るい。この国に住んでいるサラマンダーは生まれつき体内に内蔵とは別に火炎袋と呼ばれる火を生成できる器官を持っていて体から火を出す特徴を持っている。物心ついた時には火を操れる様にまでなってくる。
そんな中でも戦士となるものは非常に炎の扱い方にたけていて戦場では、この力を使い数々の難局を切り抜けてきた。
そしてその難局を最前線で切り抜けた男がいる。
男の名は、イザーク(25)。褐色の肌に鎧からでも分かるガッチリとした体。背は180くらいで顔はつり目で少し強面の顔をしている。
イザークは若くしてブレイズ兵団の副団長を務めている。彼の戦績は兵団の中でトップクラスでブレイズ国最強の戦士と言われている。イザーク自身は「自分はまだまだ弱輩者ですから」と謙遜している。
彼は強面であるがこの国、民を誰よりも愛していて仲間からだけでなく民からも親しまれている。
「イザークさま~!!」
街中を見回りしていると小さい女の子が手を振りながら声をかけてきた。それに対しイザークは微笑んで手を振り返す。隣にいた母親は小さく頭を下げていった。
「イザーク副団長!」
今度は後ろから鎧を着た男から声をかけられた。どうやら伝令兵の様だ。
「何だ。」
伝令兵の男に呼びかけに簡潔に返事をする。
「グザン団長がお呼びです。本拠点に来るようにとの事です。」
どうやら呼び出しみたいだ。
「分かった、すぐに向かおう。」
そう伝えると伝令兵の男は拠点の方に走っていった。その後にイザークは拠点に向かっていった。
ブレイズ兵団団長・グザン(30)。白色の肌で華奢な体をしている。背は170程で顔はたれ目で綺麗な顔立ちをしている。そして、イザークの実の兄である。
華奢な体でイザークの様に戦闘は得意ではないが軍師として兵団を裏で動かし数々の戦場で勝利を納めてきた。
最強の戦士である弟と最強の軍師である兄が兵団を率いているおかげでここ最近の戦は負けなしである。
---拠点にたどり着くと拠点内の奥にある指令室に入っていった。
すると立ちつくしているグザンの背中が見えた。
「兄上。」
そう呼びかけると、グザンは後ろを振り向く。
「むっ、来たか。」
呼びかけに答えるとすぐに本題に入る。
「実はなあ、少しお前に頼みたい事があってな。」
頼み事?一体何なのだろうか?
「最近、ブレイズ近辺で怪しげな連中がうろちょろしてるらしくてな。その調査を頼みたいんだ。」
「怪しげな連中?」
ふとイザークは疑問を投げかけた。
「私が思うにはビーストの連中だろう。奴らの五感はルシア大陸一だからな。遠くから我々の様子をみているんだろう。お前には奴らが何を企んでいるか調べてきてほしい。手段は問わん!お前に任せよう。」
ビーストかあ、確かにあいつらの五感は大陸一だ。面倒な事になる前に早く何とかしないと。
「分かった、すぐに調査に向かおう」
そう言うとイザークは指令室を後にしすぐに調査に向かっていった。
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