【目指せ400PV】RPGっぽい世界に飛ばされて魔物と戦う話 改定版
十三話目
今、確かに爆音が聞こえた。凄まじくかすかにだが、聞こえた。
恐らくスキルの『肉体強化』のせいだろうが、爆発音の中に金属音が混じっていた。
気のせいかな?でも、まさか。
「まさか、戦闘・・・?こんな山奥に、他に誰か居るのか?キオちゃんの言っていたハンターってヤツなのかな?」
やっと火の通った蟹肉に塩をぶち込みながら、考える。
俺みたいな大火力で戦える人がいるのかも知れないが、にしては大きな音だったような気がする。
まさか、
打ち上げ花火・・・?
まさかァ!おバカな方向に思考が回りそうになったとき、
「んむう・・・・」
ミカゲさんが目を覚ました。胴着の襟を正しながら立ち上がる。なかなか艶やかな動作だ。
「わ、私はどれくらい寝ていた・・・?」
「一時間くらいだと思う」
ふわぁ~、とあくびをしつつ、眠そうな目で辺りを見渡している。
「どうする?スープ出来たけど」
「食べるぅ・・・・」
スプーンと一緒にスープを渡す。
「はむっ・・・。‼ うまっ!なんじゃこれ!?」
物静かだった彼女ががっついている。ものの数分で抱え込む様にして食ってしまった。
塩しかぶち込んでないのに、そんなにうまいか?蟹肉が旨いのかな?
「ユウは要らないのか?」
「う~ん、そうだな・・・。要らないかな」
蟹をぶちのめし、その前には大火力で大量のカテマラを焼き払っておいて、全く空腹感がない。
「・・・・どうかしたのか?」
「えっ?」
「考え事してるだろ?」
・・・読心術かな?
隠す意味も無いしいいかな。
「・・・・・実は、さっきどこかで爆発音がしたんだ。その音の中に、かすかに金属音が混じってた」
「ほう。この辺りで人が居るのは奥の村だけだと思ったが、もしかしたら、そこで何かあったのかもな」
「村・・・。可能性がない訳じゃ無さそうだ。行ってみないか?」
「ああ。さっき別れた馬車を捕まえなきゃな」
一休みしてから俺たちは、馬車を捕まえて、その『村』に行ってみる事にした。
――――そこで何があるかも知らずに。
恐らくスキルの『肉体強化』のせいだろうが、爆発音の中に金属音が混じっていた。
気のせいかな?でも、まさか。
「まさか、戦闘・・・?こんな山奥に、他に誰か居るのか?キオちゃんの言っていたハンターってヤツなのかな?」
やっと火の通った蟹肉に塩をぶち込みながら、考える。
俺みたいな大火力で戦える人がいるのかも知れないが、にしては大きな音だったような気がする。
まさか、
打ち上げ花火・・・?
まさかァ!おバカな方向に思考が回りそうになったとき、
「んむう・・・・」
ミカゲさんが目を覚ました。胴着の襟を正しながら立ち上がる。なかなか艶やかな動作だ。
「わ、私はどれくらい寝ていた・・・?」
「一時間くらいだと思う」
ふわぁ~、とあくびをしつつ、眠そうな目で辺りを見渡している。
「どうする?スープ出来たけど」
「食べるぅ・・・・」
スプーンと一緒にスープを渡す。
「はむっ・・・。‼ うまっ!なんじゃこれ!?」
物静かだった彼女ががっついている。ものの数分で抱え込む様にして食ってしまった。
塩しかぶち込んでないのに、そんなにうまいか?蟹肉が旨いのかな?
「ユウは要らないのか?」
「う~ん、そうだな・・・。要らないかな」
蟹をぶちのめし、その前には大火力で大量のカテマラを焼き払っておいて、全く空腹感がない。
「・・・・どうかしたのか?」
「えっ?」
「考え事してるだろ?」
・・・読心術かな?
隠す意味も無いしいいかな。
「・・・・・実は、さっきどこかで爆発音がしたんだ。その音の中に、かすかに金属音が混じってた」
「ほう。この辺りで人が居るのは奥の村だけだと思ったが、もしかしたら、そこで何かあったのかもな」
「村・・・。可能性がない訳じゃ無さそうだ。行ってみないか?」
「ああ。さっき別れた馬車を捕まえなきゃな」
一休みしてから俺たちは、馬車を捕まえて、その『村』に行ってみる事にした。
――――そこで何があるかも知らずに。
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