氷上の軌跡

峠のシェルパ

第1話「東の公国」

 みんなに言っておかなければならない事が有る、「人はどうして争うのか」等と哲学的な話を切り出したい訳じゃないんだ。
少なくとも此処に集まった連中ってのはちょっと高尚な「卵が先か鶏が先か」なんて問題を話し合うモラトリアム期間真っ盛りの学生なんかではないからこの世界の残酷さを知っている連中で、言わば知りすぎている奴らだ。
世界で富と幸せを得るのは我先にと先頭を争う先駆者でも血の滲むような努力をしてのし上がってきた傑物でも何でも無い事を俺らは知っている、それは机を構え椅子に深く腰掛けただにんまりと笑うだけの者たちであり、
理不尽と誤解と聖者が尻尾を巻いて逃げ出すような人々の欲望が渦巻く中で俺らは生きなくてはならないのである何だよその世紀末思考は銀行屋かよ。
争いには正義と悪があって〈悪の帝国やら独裁者を滅ぼせ!!〉〈我々は正義の使徒であるから悪党は彼らだ!!〉なんて宣う連中ってのは反吐が出る…と言うか変な話、吐き気を催す邪悪ってのがそいつらであってどうにかしてそいつら優先に叩きのめせないかなって思うまである。
戦いや争いに平等があって、一対一で互いに名乗り合って「いざ尋常に勝負!!」等と喜んでやってた大昔の時代の奴らの価値観なんて薄氷の厚さ位しか理解できないね今じゃ数対数が無表情に殴り合う時代だ。
解りやすくそして簡潔に言うと毛ほども分かりゃしないって事、ほら雪国ジョークだって~流行らない?
それにしたってさ、昔に比べたら戦いなんて楽になったと思うよ?
例えるなら盤上のチェスそのものだよ、大国同士の賭け事にしか俺には見えないね、
あぁ、全く面白くもなんともないよこれ、出来レースにも程があるし弱肉強食の世界をこれでもかってくらいに表現してくれてるよネ、是非も無し。
勧善懲悪なんてのは良い子が母親と寝るときに見る絵本の中にしか無いと音速もびっくりな速さで思い知らされた、
 「奴はよ、このそんなに重くないレバーを引くだけで俺達の前に姿を表すんだ。
自分達がそいつを操っている気でいられるならそれに越したこったない、俺達はこれから自分達各々の目的の為にそいつを敵にけしかけるのが仕事なんだからな。
ただし気をつけなきゃなんねぇのはそこからだ。そいつってのは知らねぇ間に俺らに興味を持ち、
舌なめずりしながらそのご自慢のブツで俺らをさっさと連れて行っちまうんだ。
頭のなかでそいつが自分の目の前に現れたってんならそれで仕舞いだよ、何だよコイツ急にフェアリーテールなんて話始めて、遂に頭が逝っちまったか? なんて思ってんだろ、俺が言いたいのは…」

此処では実にありふれているもの、絵空事のようにどこ吹く風で鼻歌交じりの陽気で痛快なペテン師はケタケタ笑い賛美歌を歌い洋酒をヨイショと担いでこっちに来いと手招きする、人々をまるでプディングのように下品に貪り喰う、俺から大事なものを奪っておいてそうは問屋が卸さない。
己の他人の血なのか、爆音と無音が行き交う中で酸素が頭に回らなくなったのか鈍化した思考の中で堂々巡りが繰り返される、人はかくも重くのしかかり離れた途端に風の前の塵に同じく儚いものなのか…。
火に鋼そして一面の銀世界の織りなすこの国で俺は最後まで足掻いてやる、しみったれた敗北を無味乾燥な理不尽を笑って見下してちょっとでも見返してやるためにな!!

「なんて浮ついて思っていた時期が俺にもありましたよこんちくしょう!!」
寒空に~弱音を吐いたら~白い吐息が~サルミアッキにぃなりましたぁ~。
本当にさ、この世の人類の半分くらいサルミアッキになればいいのに、そうすりゃ世界も少しは良くなるって絶対、サルミアッキは世界を救うね。
序盤の詩的なやり取りはあれだよ…若気の至りで許してください、今それどころじゃないんで

「はぁ、これでまともな戦闘訓練も受けられずに全小隊との模擬作戦行動が終了、一通りやりましたけどやっぱりダメダメですわね。
散兵は確かに近代において重要な戦術ですがあまりに指揮がいきあたりばったりすぎません?
優秀なな指揮官がいてこそ、一兵卒は果敢に的に立ち向かい困難にも打ち勝って歴史を作る強者と足りえますのに…」
隣で小銃(模擬用染料弾付き)を構えながらそんなぼやいても仕方のない事を言っているのは俺の部下のはずで規律が厳しく縦社会バンザイな軍隊で上司の目の前で上司をこけ下ろすとは何たる軍機違反かと言いたくなるのだがなにぶんそいつの言ってることは間違ってないのでぐうの音も出ない…。
しかも大の男が脇で自分が今まで頭のなかで組み立て必死にやって来たことを自分よりも大人びた少女に言われてしまったのだ、情けない限りであります。
「隊長、ボトムアップ・アプローチは私この先の世の中で必要とされていくものだと思います、そこで私ブルーム・ビクトリア義勇軍少尉が隊長に意見いたしますがよろしいですか?」
少女はあからさまなため息を吐きながら自分の隊の隊長に向けて歩きだしのだが彼女は落胆したというよりも思考を落ち着かせるために白い息を吐いたと思考は楽観的にみておこう。
その少女の金色の長髪は肩まで伸びていて気温が氷点下を有に超えていても寒がらずに悠然と堂々とする姿は何処か貴賓すら感じられる、出会った頃はコテコテのお嬢様思考であれやらコレやらと口うるさく命令をしてくる、命令系統と言うものが全く頭にない、典型的な何も知らない貴族さんかと思っていたがそんなことは一度もなかった。
正直なところを言うと近寄りがたい雰囲気もなくただ物腰柔らかな思慮深いお人であったことは正直に白状しておくが同時に彼女に面と向かって皮肉を言われるとオーロラですら凍りつきそうなほどに場の空気が冷えるので注意しておかなくてはならないのだ。

「はいはい、この状況をなんとかできるのであれば我らが神が借金して免罪符叩きつけてきたらその話に載ってやるよ。」
今は作戦考えるよか自分で戦況変えるために自ら前に出て行動したほうが早い気がするんでその話は無かったことにするよ、とかがめていた腰を少し浮かせるとビクトリアに強い力で引き戻される、何か言いたげだが俺としてはビクトリアの目鼻立ちが整った顔が近くにあるのでそれどころでは若干無い。
「いいことを教えてあげますと以前に教皇庁は免罪符なるものを市民に売りつけてきましてよ、いまからざっと五百年程前に遡りますが、私の話を先ずは聞いてからにしてくださいます?」
うん、これが野戦前のブリーティング前ならよろこんで聞いてやるがそれどころじゃないんだよ…
さっきから何をやっているかというと野戦の模擬練習中、俺らは訓練前のまだひよっこの傭兵だ。
 俺らが住むのは中大陸の大地の北西に有る果ての半島の付け根の部分、とある小公国
封建制だ身分制だは大昔に撤回されたが国の象徴かつ最終決定権として大公という世襲制度は未だに残っているし貴族ってのも癪だが国の上層部には深い根を下ろしているらしい、保守的だなと言えばそれまでだが
内部はわりとまとまっているし、自然も豊かで少し寒いがそんなことを気にする奴はあんまりいない、他の国に比べるとだいぶ小さめのこの国の仲は此処最近に来て何やらきな臭くなっている。
その理由は後々話すことにして今まさに問題なのは旗がある陣地の守りと相手の旗を奪いに行っている俺達が相手の連携によって分断され袋叩きになって潰滅しかかっていることだ。
打たれ弱すぎるってのも有るけれど隣りにいるビクトリアを見てくれれば分かる通り違う国の人達が混ざった多国籍な傭兵集団なわけでして、発足したのも此処最近だしこれまで軍隊としての基礎をみっちりを受けてきたわけでもないし、やったの半年とかそこらだし? 同年代ばかりの多国籍の混成部隊とかもう嫌な予感しかしなかったんだけどやっぱりダメダメですわ…まとめるだけのリーダーシップが俺にないと言われればその通りなんだけどね?
説明に戻るとその小さい平和な公国が平等を掲げる広い国と連邦をつくるなんて話がもっぱらの噂になってるの、素晴らしいことかと思いきやところがどっこいなわけですよ、その国にもやっぱり問題点があったりする訳で、こんな小さな国にご執着される意味は良くわからないが内紛とかクーデターなら可愛いもんで革命なんて考えてる連中もいるらしいじゃないか、そこで猫の手も借りたいってわけで編成されたのが
第51義勇小隊、平均年齢20程の新進精鋭と言えば聞こえがいいけど問題だらけなこの小隊で俺は不幸にも隊長(仮)を任されてしまったのだった。
年長者の一存、おっちゃん鶴の一声で任されてしまったから反論ができない、おかしいなもともと救護科とか補給科志望の後援部隊に行きたかったはずなのだが一体どうしてこうなってしまったのだろうか…
「寝言と泣き言はせめて寝床に入ってから独り言で言ってくださる?
男のため息は葉巻を吸う時だけにしていただけると此方としても頼りがいが有るのだけれど」
何そのかっこいい連合王国紳士、あいにくと公国男子ははサルミアッキとヨウルトルットゥでできてんだから無理だってそんな資本家で余裕持って生活するとか…そんなことぼやいても仕方ないか…
「隊長!! 聞こえますか!? こちらルイネン上等兵 !! まだやられてないですよね!?
隊長ぉぉぉ!!聞ぃーーーこーーーえーーーてーーーまーーすーーーかーーーー!?」
優位な地点に陣取って応戦していた小隊メンバーからの通信が来たんだけどさ…
「うっさいわ!! まだやられてねぇし聞こえてるわ!!どうしたんだルイネン上等兵?
ターラーがやられるのはいつものことだから気にすんなよー?」
とまぁ俺に指揮官としての素養がない証拠に威厳を持って部下に接することが出来ないってのが第一の要因であったりするのだがそれは世代がほぼおんなじだからであって無線が来たルイネン上等兵とか見た目が幼いアスラ伍長よりも小さい少年兵が送られてきたら俺はこんな国捨ててとっとと連合王国にでも亡命しろと言いたくなるね。
「ちょっと隊長さんよ、俺ちゃんと生きってからそこんとこよろしくな~?」
軽い調子の如何にも頭にサルミアッキが詰まっていそうなこの男の声の主は俺の腐れ縁のターラーだな?
「うるさいよターラー君、ルイネン上等兵からの報告が聞こえないじゃァないか、それともあれかね?
君は俺の迅速な作戦遂行を妨害して隊を十連敗させたいのかね? 反逆は上官の見えないうちでやってもらえないと俺は優秀な部下を一人部下を失ってしまうことになるがいいのかね?」
こんな脅しのような通信だろうとこの小隊に配属される前から十年来の知り合いのターラーなら何の問題もないのだ。
「コホン!! なんですその低レベルのやり取りは、戦況を考えて下さらないと困りますわ、アカデミアの男子学生よりも堅苦しくなく、腹の探り合いなどせずにしているのは実に良いことですが限度というものがあります、
お茶会をしているだけで迫りくる火の粉が防げるのであれば、わが連合王国は七つの海どころか
この中大陸全土を支配する無敵王国になっていますからね。
さぁ隊長、ハンニバルの如き圧倒的策をお願い致しますわ、とはいってもここには像もカルタゴ軍もいませんが。」
これはこれは高学歴をひけらかしてくれてありがとうよ才女様、それに似合う戦果を上げてやるのが騎士だったりするんだがあいにくとして俺はそんなたいしたもんじゃない。
「他の連中から連絡がないのは大体が作戦通りってことだと考えていいか…」
野戦と言ってもあくまで練習なのでシチュエーションは決まっている、10人規模の小隊員をそれぞれ配置し、決められたエリア内の何処かにフラッグを置く、言わば陣地拠点だ。
それに対して互いに攻撃と防御に人員を割きフラッグに弾薬代わりの染料が付く弾を当てれば勝ちって寸法なんだが、此方の作戦は前回同じマップで高台を取られ、そこからの狙撃で部隊が半壊したのを教訓にそこへの速攻をかけたのだが今回は高台が孤立無援になりそこにいた人員がピンチに陥っている。
「他の連中から何にも知らせがないのはかえって有りがたい、チャンネルをルイネン上等兵からサルライネン軍曹に繋ぐ、ええっとー今指定さてたところにいるか?」
無線の主はうんともすんとも言わないけれど彼女の場合沈黙は肯定を意味しているのだということは此処数回で何となく分かってきた。
「それならいい、孤立しているターラー達を援護してくれ、くれぐれもターラーの赤髪を真っ黒にするなよ? あいつ気に入ってんだから、それじゃぁ、精霊の導きままに。」
少しの沈黙の後に小さく不満そうなか細い声で「それは別に私達の挨拶とか謳い文句とかでは決して無い…」と無線の受話器から聴こえたあとで続けてちゃんと小さめに「精霊の導きのままに」と帰ってくる辺り彼女らしいなと思う俺であった…。
「取り敢えずこれで暫くはなんとかなるからビクトリア少尉、それとどっかにいるんだろ、ルイーズ上等兵ふたりともいるなら返事するかなんか行動して?」
うちの小隊の女兵士諸君はほぼ全員が人見知りの子達で有ると隊長の俺が個人的に思っていることなんだがルイーズ上等兵の場合はそれが顕著に現れる、まずもってサルライネン軍曹よりも口数が少ない。
そしてターラーや俺とのやり取りを拒否してくる辺りが男性恐怖症なのではないかと錯覚してしまうがただ警戒心は隊の全員に対してあるようなのでこの手の訓練はサボるかと思ったがそんなこともなく、しかも俺の言うことを黙って肯定してくれる上に作戦の遂行度がターラーの比じゃなく早いのも評価できる。
単に馴れ合いをしたくないとかそんな感じかも知れない、ルイーズ上等兵は確か中大陸中央部を統一した帝国の出身だったか…
あの国のイメージは確かに武骨かもしれんが本当のところは果たしてどうなのだろうかと気になっている。
「隊長ご指示を」
話しも端的で済むので曲者揃いのこの隊で一番部下らしいと言えば部下らしい、ルイーズ上等兵は音もなくブッシュ(茂みから)静かに姿を表した。
「よし…高台に向っていった敵の数は五名と仮定して、俺ら三人がさっさと高所に突撃するだろ? 数の優位とターラー隊との連携でもって殲滅後六人がかりで敵フラッグに強襲ってのはどう?」
自分的には名案だったがビクトリア少尉にはイマイチのようで少し顔をしかめる、なら代替案を示せと強気には言えないので何故そんな顔をするんだよと聞いたら
「一時的に戦況が不利になっている箇所があったとて全体の勝負には勝てばいいだけの話です、
隊長、この野戦訓練前に言っていましたわね。東洋の格言に一事が万事塞翁が馬と言うものがあり状況というのは刻一刻と変化していくものであると、それならば一時的に高台を捨てて高台から見えないルートで戦えばいいと」
確かにせっかくしているのだから散兵しているのだからわざわざ見通しのいい高台に後から行って…
ダメだね、最悪のことを想定すると高台に固執してしまうとそれが原因となって攻撃隊の全滅も見えてくる…
「戦力の逐次導入…うん、やってはいいけないしこれは悪手になりかねないしな。
ビクトリア少尉とルイーズ上等兵、君ら長距離射撃の点数はどっちが上?」
サルライネン軍曹が救援を要請するとか動員するとか嫌がりそうだけど機動力のある二人は遊撃兵としてはもってこいだ。
「私恥ずかしながらこと長距離射撃の成績も優れていましてよ!」
ビクトリアは自信満々にそう言うけど実は長距離射撃においてはサルライネンの一人勝ちで彼女をのぞくとビクトリアが成績トップに躍り出る事を彼女は知らない、隊長権限で各隊員の訓練成績が見られるのだが俺がトップってのが持久力だけってのはどうなの?
「そうか、ならルイーズは俺と一緒に相手のフラッグを狙いに行くとしよう。」
ルイーズは静かに頷くだけだが彼女なりにやる気はあるのでただのゆるふわ系女子とは思わないことだ。
フラッグを守る後の二人が目下の問題だが…その時はその時と考えるしかあるまい…。
まだ戦端は開かれたばかりで今ののところ問題点は噴出していない、高台の交戦が早かったのはそれだけ相手の小隊もあそこを取りたいということだろう、
「ビクトリア少尉、一先ず前進して高台側の援護を頼む。
サルライネンにはあの高台にちょっかいをだし続けろって言ってあるがくれぐれも前のめりになるな、前進しない人間は後退してるのと一緒だが立ち止まる事は時によっては大事だからな?」
血の気が多いという訳では無いが突出しやすいビクトリアには一言釘を刺しておく位が丁度いい…かな?
「いつから隊長はゲーテを嗜む様になったかは問わないでおきますがくれぐれも指揮官が最初に脱落しないことを祈っていますわ。」
皮肉屋め、俺が最初に脱落したら君が指揮を取るんだろうが。
仲間内で敵意を持つなど有ってはならないがこの先俺と階級が同一で少尉のビクトリアが俺に素直に従うかは俺の指揮官としての行動次第なのだろうか?
金髪が揺れる背中を目で追いながら俺には悩み事が尽きないのであった。
「隊長、こちらも早く向かいませんと守る一方では埒が空きません。」
確かにルイーズのいう通り、攻撃は最大の防御だからな。
「ルイーズ上等兵にしては珍しく意見を進言したな、何か思うところもあるのか?」
敵の防御地点まではしばらくかかる、無言で通すのもありかもしれないが折角の機会だ会話の一つぐらい弾ませた方が今後の為になるだろう。
俺の指揮次第で今後九人の命が散ってしまうかもしれないのかと考えると恐ろしいが、俺を含めて小隊の皆が無事にこの先待っているであろう戦争を乗りきるためにはお互いを先ずは知る必要があると思うのだ。
「それは…私が所属する部隊がこの基地にいる若年層の部隊の中でも最弱とか言われるの嫌じゃないですか、それですよそれ。」 

ルイーズ上等兵は普段口数が少ないけど、此方から話しかければ案外言葉は帰ってくるのか…なるほどなるほど。
「ならさ、うちの小隊メンバーの中で仲良い奴とかいるの?」  軽い感じで聞いてみたら「プライバシーの侵害ですよ」とでも言うかの様に睨み付けられた。
まぁ、相手の小隊も守備の部隊を展開しているだろうしおしゃべりはこの位にしておこう、そろそろ連敗に待ったをかけたいところだし、走りながら話ししてて舌を噛みきりでもしたら戦う前に天に召されてしまう…なんてのは真っ平御免だからな…!!

次回へ続く!!

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