話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

クラス《農民》の俺最強

sterl

初めてのクエスト依頼

 大工もレアクラス……。いや、きっと大工以外にも店を建ててくれるクラスの人がいるはずだ。建築士とか。建築士は設計とかするやつだけどな!これはゲームだ。そこら辺はどうにでもなる。多分……。

 よ、よおし、とりあえず物は試しだ。クエストを依頼してみよう。

 まずは依頼掲示板を目視する。他にもいろんな掲示板があるのだが、それらの掲示板は全て見るだけでメニューを開けるのだ。掲示板は高いところに設置してあるから、人混みで掲示板に近づけなくても安心だな。

「おおっ、これが依頼掲示板か」

 開いたメニューを見ると、発注されているクエストの一覧が出てきた。条件に合わせて絞り込みができるみたいだな。既にいくつかクエストが出てる。

 そして、右上にある《依頼》のボタン。これを押せばクエストを設定して依頼できるはずだ。

「なるほど、空白を埋めてクエストを設定するのか」

 出てきたクエスト設定画面は、空白だらけだ。具体的には、クエスト名、推奨クラス、推奨レベル、依頼内容、報酬、備考の欄が空白だ。逆に言えば、俺の名前であるカダスだけが既に書かれている。

「さて、設定を進めてくか」

 この空白の数は、あれだ。キャラメイクを思い起こすな。それはさておき、設定開始だ。

 まずはクエスト名。シンプルに[店を建てて欲しい]でいいか。ふざけて数少ないと思われる大工に嫌われたら元も子もない。

 次は推奨クラスと推奨レベル。推奨クラスは[大工等]でいいか。大工以外にも店を建てられるクラスはいるだろうし。推奨レベルは[不問]。他のクラスにおいてレベルがどう影響するかなんてわからないしな。

 依頼内容かー。これはしっかり書かないと駄目だろうな。
[俺が所持している敷地に簡易的な店を建てて欲しい。クラスについては店を建てられるのであれば大工ではなくてもよい]
 これでいいだろう。シンプルイズベストだ。

 報酬。うん、一切考えてなかった。対価を払わなきゃ駄目だもんね。現在の所持金は……1670G。初期状態で1000Gだったから、500Gでもサービス開始したばかりの今では大金のはずだ。てかそうであって欲しい。別にモンスター倒してれば500Gぐらいすぐに集まるからとか思ってない。とりあえず報酬は[500G]と。

 備考は書かなくてもいいんだろうけど……一応書いておこう。
[店を建てる際、必要なアイテムがあれば要相談。場合によっては報酬を増加させる。また、今後も店の増築等で協力してくれるのであれば、俺の店に来たときある程度優遇する]
 うん。これでいいだろう。木材とか店を建てるのに必要でもこれなら容認してくれる。追加で1000Gまでなら出してやろう。なあに、金ならモンスターから巻き上げればいい。
 店の増築と優遇は念のためだ。これで受けてくれる人がいれば尚良し。

「設定はこんなもんか」

 さて、依頼してと。掲示板を再度確認するとすぐに[店を建てて欲しい]が見付かった。

「よーし、依頼できたー」

 後は受けてくれる人がいるのを待つだけだな。

「クラス《農民》の俺最強」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「SF」の人気作品

コメント

コメントを書く