忘却の焔

陰東 一華菱

登場人物

********** デルフォス王国 **********

★マーヴェラ 20歳(本編主人公)
 デルフォス王国の王女。4歳頃まで野犬に育てられた元野生児。
 世界的に見て珍しい赤い髪と緋色の瞳を持っており、その珍しさから数奇な目を向けられる。
 人見知りが激しく、見知った人にしか心を開かない。
 本来の性格はとても明るく、喜怒哀楽が激しい。見知らぬ相手には比較的ツンデレ。
 自分の身形が他にない事に、「自分は一体誰なのか」と、常日頃疑問を抱いている。
 12歳の頃に突然の謎の発作に倒れて以来、定期的に検査を受けている。
 痛いのと苦いのと窮屈な物が嫌い。

ラディス 8歳
 レルムとリリアナの実子。次期国王が約束された第一王子。
 非常に泣き虫で甘えん坊で、マーヴェラの事が大好き。
 将来は本気でマーヴェラと結婚するのだと信じてやまない。

ドリー 34歳
 マーヴェラの専属召使。かつてはリリアナの召使だった。
 マーヴェラの事は子供の頃からよく知っている為に、やや上からな物言いになる。

バッファ 68歳
 デルフォス王国の大臣。レルムとパティの実父。
 騎士の名家の出であり、元デルフォスの総司令官だったが、過去に不治の病と言われていたクロッカ病を患い、その任をレルムに譲って退任。
 病から復活してからは大臣として城につめている。

レルム 41歳
 デルフォスの現国王。元デルフォスの総司令官。元騎士であり、前線で戦っていた事がある。
 前国王が亡くなってからは国の全てを一手に担い、忙しく日々を過ごしている。

リリアナ 33歳
 デルフォスの王妃。元村医者の娘として17年間は庶民として生活していた。
 明るく分け隔てなく、あっけらかんとした性格で、庶民目線で話ができる為国民達から慕われている。

クルー 38歳
 デルフォスの総司令官。レルムがリリアナと生きる道を選んだ時、その座を引き継いだ。
 頼りない面も多いが、総司令官としての実力は右に出るものはない。
 アリスの父で、パティの夫。

パティ 36歳
 クルーの妻でアリスの母。そして、レルムの妹でもある。
 元シスターとして修道院に勤めていたが、クルーと結婚する為に辞職。
 以後夫を支え続けている。

アリス 11歳
 クルー、パティの一人娘。レルムの姪でラディスの従姉。
 年齢に似合わず堅実的な考え方をし、厳しい物言いをする少々気の強い少女。
 将来は父の座を受け継ぎ、総司令官になる事を夢見ている。

ポルカ 52歳
 デルフォスの前王妃。リリアナとレルムに王位を譲ってからは、離宮で生活をしている。


********** トルバトス王国 **********

リディル 20歳
 トルバトス王国の第一王子。
 第一王子でありながら、母親の身勝手な理由により王位継承権を持っていない。
 女癖が悪く手も早い。庶民から貴族まで、これまでありとあらゆる女性と関係を持ってきた。
 自由気ままな毎日を送っているものの、実際はかなり不遇な立場に立たされている。
 本来の性格はとても思慮深く、相手を思いやる気持ちに溢れた好青年。
 不遇な立場を強いられていてもグレていないのは、彼を育てた乳母の存在がでかい。

トルディ 53歳
 トルバトス王国の現国王。傍若無人で気性が荒く、女癖が悪い。
 国がデルフォスの管下にあることが納得いかず、反乱の機会を窺っている。
 近年、病に犯されて体が思うように動かない。

アルトス 16歳
 リディルの弟で第二王子。
 母グリンヒルデが溺愛して育ててきた事で、我がまま放題で気性が荒い。
 兄から剥奪した王位継承権を持ち、次期国王となる。

グリンヒルデ 40歳
 リディルとアルトスの母親。非常にわがままで傲慢な性格をしている。
 自分に似ていないという理由でリディルの育児を放棄し、自分似のアルトスを溺愛している。

ゲオ 79歳
 トルバトス王国の大臣。アルベルトの代からずっと大臣として仕えている。
 とても性格が悪く、自分よりも秀でた悪事をしている相手に媚びて傅く。
 リディルに体罰を加えている張本人。

レーニャ 48歳
 育児放棄されたリディルの乳母であり、育ての親。
 自分に降りかかる危険を顧みず、いつもリディルの事を気にかけている。

アルベルト 享年70歳
 先代の国王。強引な上に傍若無人でかなりの女好き。
 あちらこちらで女達を手篭めにしてきた非道最悪な国王だった。

セレイナ 享年28歳
 アルベルトの妻。彼女もまた彼に手篭めにされて無理やり結婚させられた悲運な王女。
 トルディを生んでほどなくして、心労が祟り亡くなった。


********** ルイン一族 **********

シェリーナ 享年20歳
 ローウェンの妻として、つつましく生活をしていた。
 色白で温厚な性格をしていた。

ローウェン 享年22歳
 シェリーナの夫。
 一家の大黒柱として家族を守ろうとした、勇敢な男性。


********** その他 **********

ゲーリ・ライジス 44歳
 ルク村で診療所を営んでいる。かつて不治の病と言われたクロッカ病の薬を開発した。
 以後、その名声を高め、今では医療界で知らない者はないほどの医者となった。

マリーン・ライジス 39歳
 ゲーリの妻。彼を手伝い、診療所で補佐として働いている。
 甲斐甲斐しくゲーリのために生きる女性。

リズリー・ガモンズ 享年27歳
 過去の大戦で悪の根源となっていたマージ王国の総司令官。
 元レルムの婚約者であり、マーヴェラの拾い主。

「忘却の焔」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く