コンパイルキューブ

巫夏希

あとがき

 はじめましての人ははじめまして。また、色んな作品を呼んでからこの作品を読み始めた方はお久しぶりです。巫夏希です。
 今回は現代ファンタジー! ということで魔術師の話を書くことにしました。三カ月で八万字。決して早いペースとは言えないのですが、一つこの作品について語りたいと思います。
 第一に、この物語はボーイミーツガールです。おいおい、いったい君は何を言っているのだ……なんて話になるかと思いますが、この物語こそ壮大なサーガのはじめの一歩ともいえるでしょう。
 コンパイルキューブは十年前に親を亡くした少年魔術師が、その組織に復讐をしようと試みる物語です。簡単に言えばそれまでですが、しかしその物語は簡単に終わることなどありません。
 コンパイルキューブは一巻では終わりません。未だ何巻も書きます。予定では四巻、一巻を十万字とすれば三十万字程度(ただし、一巻分は書き上がっているものとします)になります。なかなかの長編作品になるとは思いますが、それについては未だ解らずじまい。増やすかもしれないし増やさないかもしれない。

 第一巻について簡単に。
 春歌と夢実の恋愛事情ですが、これはしばらく語られることになるでしょう。第二巻のプロットを書きながら思っているのですが、第二巻ではこれが少し進展します。
 ヘテロダインについて。第一巻はあっさりとしか書かれていませんでしたが、第二巻では新キャラも続々登場します。キュートでぷりちーでエレガントなキャラが出ると思うよ。たぶん。
 ホワイトエビルについて。ホワイトエビル、最強とか言いながらあっさりやられちまいましたね。今回の作品はそういう『最強』とか言っておきながら実はめっちゃ弱い的なことになることは……ありません。いいや、今回だけです。
 主人公について。中学生というのは初めて書いたものなのかな? 僕はけっこう現代ファンタジーも書くことは書くのですが、魔術師を描くのはこれが初めてですね。異世界ファンタジーを書くのがちょっと大変だなーと思い、現代ファンタジーで一本書いてみることにしましたが……これがまた大変でした。今回の主人公は時折言動に「お前本当に中学生かよ!」って突っ込みが入れられてもおかしくないところがいろいろあったと思いますが、まあ、一応完結することに至りました。
 まあ、先ずは第一巻ということで。

 第二巻のタイトルは「都市伝説の魔術師」です。シリーズの起承転結で言えば「承」にあたるのかもしれませんが……。どちらにせよ、未だプロットが完成しておりませんので執筆に至っておりません。なるべく早く出したいと思います。
 それではまた。

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