「魔王様」の定義

神無乃愛

異世界側、人と魔族組

 シスリード=ファルス
 エーベル王国にあるとある神殿の神官長。
 青い髪と赤い瞳を持つ。
 アネッサが魔王に攫われたため、取り返すべく「伝説の勇者」を召喚。
 魔法耐性のない達樹の召喚に戸惑う。
 本人は常識人な上、苦労性。そのため千紘と話が合う。
 異世界からの知識に驚くものの、それを取り入れるべく奮闘。部下からの信頼は厚い。


 エリザベス=エヴァン
 エヴァン男爵夫人。茶色の髪と緑の瞳をしたやせ細った熟女。
 達樹たちがパトロンとなり、男爵領を治めるようになった。
 夫に全てを奪われた女性で、やることが達樹の母に似ているらしい。
 ただし、性格は真逆とのこと。
 達樹を掌で転がすこともある素晴らしい女性。
 侍女たちの評判はすこぶる良かった。


 リュグナン
 副司祭。「聖女」を我が物にするためだけに奮闘するが、最期はよく分からない。


 エルフリーデ
 銀の髪に黒の瞳をもつ「聖女」。初めて会ったときは言葉もしゃべれず、魔法も使えなかった。実は双子。後にエリとエルフリーデに分かれる。
  エリ
  双子の妹の方で、黒い髪に黒い肌、そして金色の瞳を持つ。
  魔界の皇子と天界の姫の間に産まれ、魔界側の力が強い。
  緊張するとすぐにどもる。達樹を「魔王」と言い出した張本人。
  エルフリーデ
  双子の姉の方で、銀色の髪に白い肌、そして黒の瞳を持つ。
  聖女としての器でもあった。妹とは違い、天界側の力が強い。
  達樹の庇護欲を駆り立てられる唯一の人物。


エメラルド
 妖精ピクシー。ブロンドの髪と群青色の瞳を持つ。身長は親指くらい。
 空間圧縮が得意。初期からの旅の同行者。


 クンツォーネ
 ドワーフのとある部族の族長。
 達樹たちとの交渉で興味を持ち、協力するようになる。
 自治領内の武器はほぼクンツォーネかその弟子による作ばかり。
 偏屈者ではあるが、翠、千紘、シスとの相性はいい。


 ソルト
 上半身は人、下半身が蠍の魔族、ギルタブルルの族長。
 とあるオアシスを守っていたが、達樹を王として認め、仕えるようになる。
 自警団たちと連携を組み、自治領内を守っている。


 ルシファー
 魔界の王。黒い髪に紫色の瞳をした、強い人。
 ルシファーという名前は通り名で、千年前に翔が命名したもの。
 天界への復讐の為に天界の姫君を攫い、エルフリーデたちを産ませる。
 達樹と思考回路が似ているらしい。
 最近はアスタロスを悩ませるのが趣味になってきている。

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