それはきっと、蜃気楼。
47.固めた決意
社長室のドアの前。きっと隣にいる立花さんは私が緊張している事に気が付いていない。だから平気な顔してノックするために手を挙げるんだ。
社長室なんてこれまで3回しか入った事がない。入社してすぐSLPへの配属が決まった時と、LTPへのお誘いを受けた時とその返事をした時の3回。全て社長から呼ばれて来たから、今回みたいにアポすら取らず乗り込んで行く様な真似は恐れ多い。まさかアンケートを社長にも持って行くとは思わなかったな。
軽快なノックの後、中から
「はい、どうぞ。」
という声が聞こえる。今更だけど社長に一言もなしでアンケート作って怒られたりしないのかな?
失礼します、と入って行く立花さんに続いて私も入室。これで4回目だ。
「おお、どうした。お前から来るのは珍しいな。
菅野君も一緒かい。」
正面に置かれたデスクで何か書類の確認をしていたらしい社長が顔を上げて言う。大きな窓を背にした姿は社長の威厳を感じさせた。
「おはようございます。」
「ショップの件でお話があって来ました。」
私が挨拶をすると、立花さんは早急に話を始めようとする。立花さんだから大丈夫だろうけど見ているとひやひやする。社長も一瞬目を丸くした。
「まぁとりあえず座れ。」
と促されて、大きなソファで社長と向かい合う事になった。社長が切り出す。
「それで話とは?設計は滞りなく終わったと聞いたが。」
「はい。内装の事です。
うちの商品を使った内装という事で考えてみましたが、
6人の意見では心許ないので社員全員に
アンケートをとらせていただく事にしました。」
立花さんは説明のために用意していたアンケート用紙を見せる。社長はそれを受け取って隈なく目を通した。
「ほぉ。その考えは大いに良いと思うが、事後報告は
いかがなもんかなぁ。」
明るく笑っているイメージの社長が納得できないといった顔をしている。これはやっぱりまずかったんじゃないだろうか。この状態をどうするつもりなのか、不安になって立花さんを見上げた。
「この件は私に一任を頂いているとの認識ですが?」
「そりゃそうだが、社の代表には一言あるだろう。」
立花さん、社長はこの事を良く思っていないみたいです。そんなに刺激しないで!
「……でもまぁ。儂にもこのアンケートくれるなら
許してやろう。」
急にいつもの楽しそうな笑い顔になる。あれ?怒ってなかったの?
「最初からそのつもりです。」
溜息を吐く様にしながら立花さんが取り出した用紙の隅に「社長用」の文字がちらりと見えた。
「ま、当然だな。」
あの大柄な体で見た事のない程軽やかにデスクへと向かうから、私は呆気に取られてしまった。……つまりOKって事だよね?
「期限は2週間後です。また取りに伺います。
では失礼します。」
「失礼致します。」
私も平常心を装って出て行く。どうなるかと思ったけど社長の了承も得られて良かった。
「おう、頑張れよ。」
その声はとても優しかった。
「流石です。社長の事よく分かってますね。」
歩きながら立花さんに話し掛ける。あの社長用のアンケートをもし用意していなかったらどうなっていたんだろう。
「あの人すぐ拗ねるんだ。」
父親の恥ずかしい面を知られたみたいに渋い顔をして言う。乗り込んだエレベーターは15階から12階の広報課のあるフロアへと下りて行く。
「入社して3年目かな。仕事が忙しくなってきてさ。
それまで頻繁に会いに行ってたんだけど、
2ヶ月位行かなかったら拗ねちゃって。
フォローがすごい面倒臭かった。」
社長にとって立花さんは本当に大切な息子なんだなと思った。本当の親子よりも強い愛情がある気がした。
「ふふ、それだけ立花さんを大切に
思っておられるんですよ。」
「うん、まぁ、そうなのかな。」
頭を掻くのは恥ずかしい時の癖だって最近分かった。今も頭を掻いて視線を落としている。
嫌そうにしたりするけどそれだって、大切な父親に対する気恥ずかしさみたいなものからだって分かる。
―あの時差し伸べられた手を、振り払ったりしなくて良かった。
海を見ながらそう話してくれたその顔を私は思い出していた。
12階に着くと立花さんは時間を確認する。私はプレゼントした腕時計をこうして毎日目にしてこっそり嬉しくなるのがもう日課になっている。
時刻は9時を少し過ぎたところで、広報課の人達の談笑がパーテーションの向こうから聞こえてきた。
立花さんは歩き出し、一番奥に鎮座する槇課長の元へ一直線に向かう。私はその後ろを付いて行きながら社員の談笑が密談に変わるのを感じていた。私達の存在を確認した槇課長はこのフロアで見慣れない顔に戸惑っているらしい。
「立花君に菅野さん、どうしたんだい?」
「槇課長、おはようございます。」
「おはようございます。」
まず挨拶をすると、律儀に挨拶が返ってくる。
「あぁ、おはよう。何かあったかな。」
「皆さんの今のお時間、少々頂いてもよろしいでしょうか?」
そう告げると槇課長はすぐに、
「それなら、大丈夫だ。
皆、立花君から話があるそうだ。聞いてくれ。」
とフロアに声を響かせた。立花さんの存在がこの会社でどれだけ大きいものか改めて思い知った。
立花さんは一礼すると静まったフロアに振り向く。それに倣うと視線はもうこちらに向いていた。
「おはようございます。
今日は皆さんにお願いがあってお時間を頂きました。
今回都市部に新たにできるショップと共に、
第二のショップとしてカフェを作る事になっています。
この企画については既にご存じの事と思います。」
たった1人立花さんの声にフロアの全員が耳を傾け、頷く事で反応を返している。
「内装を手掛けるにあたり、第二のショップとするなら
社員皆さんの意見を盛り込んだものに、と考えて
おります。Partner社員の理想の店にしたいんです。
私達にご協力頂けないでしょうか。お願いします。」
立花さんが頭を下げ、私も同じく頭を下げる。どうか皆の協力を得られる様にと願いながら。
「当たり前じゃないですか。」
誰かの声が上がった。顔を上げると沢山の笑顔と目が合った。
「やりますー!」
「立花さんにお願いされて断る訳ないじゃないですか。」
「それに面白そうだし。」
次々と飛ぶ言葉はどれも良いものばかりでほっとする。
「ありがとうございます。」
槇課長に向き直り、立花さんはアンケートを挟んだファイルを差し出した。その顔は安堵と喜びで綻んでいた。
「これがアンケート用紙です。
お忙しいとは思いますが、宜しくお願いします。」
「あぁ、分かったよ。」
「2週間後にまた用紙をお預かりに伺います。
皆さん、よろしくお願いします。」
最後にもう一度私達は皆に頭を下げる。今度は感謝の気持ちを込めて。そしてエレベーターに向けて歩き出した。
不躾な程の視線を浴びながら進んでいると、話し声が耳に入ってきた。
「立花さん、今日も格好良い……。」
「どんな人がタイプだと思う?」
「どうだろうね?ずっとフリーらしいけど。」
「でも私達じゃ釣り合い取れなくない?」
「悔しいけどね。」
あちこちから出る女性社員の話はどれも似通ったもので。
釣り合い、とか考えると私もだめだと思うけど、好きだって言ってもらってる訳だし……。
嬉しさと生まれた懸念の狭間で揺れていると、立花さんは島崎さんと話をしていた。
「いや、気にしなくていいよ。
代わりにアンケートの答え、期待してる。」
「……頑張ります。」
「はは、冗談だよ。気負わなくていいから。
じゃ、よろしくな。」
「はい。」
真面目に応じる島崎さんに楽しそうに笑うと肩をぽんと叩いて進み出す。こういう場面を見る時、何だか忘れられている様な気分になって寂しくなる。こんな事、困らせるだけだから言えないけど。島崎さんにお辞儀をして追いかけた。
「菅野さん、デートとか誘ってもいいかな。」
「お前じゃ断られるって。」
エレベーターまであと少しの所で男性社員のそんな会話が聞こえた。
菅野って私の事?と思っていると立花さんが急に方向転換をして、その男性社員の元へ向かう。
「君。悪いけど誘わないでね。誘っても行かせないけど。」
背中しか見えないからどんな顔をしているのか分からないけど、声だけ聞くと穏やか。相手の男性社員は驚きのあまり固まりながらも声を絞り出した。
「は、はい。」
すると立花さんはその人の頭を優しく撫でてそのまま行ってしまった。何が起こったのかあまり把握できないままとりあえず置いていかれない様に踏み出すと、
「――立花さん、格好良い。惚れたかも……。」
「お前、大丈夫?」
後ろからそんな声が小さく聞こえた。
「菅野、広報課に来る時は今度から一緒に行こう。」
「え?」
「危ないからな。」
エレベーターに乗り込むとそんな事を言われる。最初は意味が分からなかったけれど、女性社員達の会話と最後の男性社員の一言を思い出す。
「……そうですね。一緒に行きましょう。」
立花さんを1人で行かせたら、いつ立花さんが連れて行かれてしまうか分からない。私は心に決めた。
立花さんは私が守る。
社長室なんてこれまで3回しか入った事がない。入社してすぐSLPへの配属が決まった時と、LTPへのお誘いを受けた時とその返事をした時の3回。全て社長から呼ばれて来たから、今回みたいにアポすら取らず乗り込んで行く様な真似は恐れ多い。まさかアンケートを社長にも持って行くとは思わなかったな。
軽快なノックの後、中から
「はい、どうぞ。」
という声が聞こえる。今更だけど社長に一言もなしでアンケート作って怒られたりしないのかな?
失礼します、と入って行く立花さんに続いて私も入室。これで4回目だ。
「おお、どうした。お前から来るのは珍しいな。
菅野君も一緒かい。」
正面に置かれたデスクで何か書類の確認をしていたらしい社長が顔を上げて言う。大きな窓を背にした姿は社長の威厳を感じさせた。
「おはようございます。」
「ショップの件でお話があって来ました。」
私が挨拶をすると、立花さんは早急に話を始めようとする。立花さんだから大丈夫だろうけど見ているとひやひやする。社長も一瞬目を丸くした。
「まぁとりあえず座れ。」
と促されて、大きなソファで社長と向かい合う事になった。社長が切り出す。
「それで話とは?設計は滞りなく終わったと聞いたが。」
「はい。内装の事です。
うちの商品を使った内装という事で考えてみましたが、
6人の意見では心許ないので社員全員に
アンケートをとらせていただく事にしました。」
立花さんは説明のために用意していたアンケート用紙を見せる。社長はそれを受け取って隈なく目を通した。
「ほぉ。その考えは大いに良いと思うが、事後報告は
いかがなもんかなぁ。」
明るく笑っているイメージの社長が納得できないといった顔をしている。これはやっぱりまずかったんじゃないだろうか。この状態をどうするつもりなのか、不安になって立花さんを見上げた。
「この件は私に一任を頂いているとの認識ですが?」
「そりゃそうだが、社の代表には一言あるだろう。」
立花さん、社長はこの事を良く思っていないみたいです。そんなに刺激しないで!
「……でもまぁ。儂にもこのアンケートくれるなら
許してやろう。」
急にいつもの楽しそうな笑い顔になる。あれ?怒ってなかったの?
「最初からそのつもりです。」
溜息を吐く様にしながら立花さんが取り出した用紙の隅に「社長用」の文字がちらりと見えた。
「ま、当然だな。」
あの大柄な体で見た事のない程軽やかにデスクへと向かうから、私は呆気に取られてしまった。……つまりOKって事だよね?
「期限は2週間後です。また取りに伺います。
では失礼します。」
「失礼致します。」
私も平常心を装って出て行く。どうなるかと思ったけど社長の了承も得られて良かった。
「おう、頑張れよ。」
その声はとても優しかった。
「流石です。社長の事よく分かってますね。」
歩きながら立花さんに話し掛ける。あの社長用のアンケートをもし用意していなかったらどうなっていたんだろう。
「あの人すぐ拗ねるんだ。」
父親の恥ずかしい面を知られたみたいに渋い顔をして言う。乗り込んだエレベーターは15階から12階の広報課のあるフロアへと下りて行く。
「入社して3年目かな。仕事が忙しくなってきてさ。
それまで頻繁に会いに行ってたんだけど、
2ヶ月位行かなかったら拗ねちゃって。
フォローがすごい面倒臭かった。」
社長にとって立花さんは本当に大切な息子なんだなと思った。本当の親子よりも強い愛情がある気がした。
「ふふ、それだけ立花さんを大切に
思っておられるんですよ。」
「うん、まぁ、そうなのかな。」
頭を掻くのは恥ずかしい時の癖だって最近分かった。今も頭を掻いて視線を落としている。
嫌そうにしたりするけどそれだって、大切な父親に対する気恥ずかしさみたいなものからだって分かる。
―あの時差し伸べられた手を、振り払ったりしなくて良かった。
海を見ながらそう話してくれたその顔を私は思い出していた。
12階に着くと立花さんは時間を確認する。私はプレゼントした腕時計をこうして毎日目にしてこっそり嬉しくなるのがもう日課になっている。
時刻は9時を少し過ぎたところで、広報課の人達の談笑がパーテーションの向こうから聞こえてきた。
立花さんは歩き出し、一番奥に鎮座する槇課長の元へ一直線に向かう。私はその後ろを付いて行きながら社員の談笑が密談に変わるのを感じていた。私達の存在を確認した槇課長はこのフロアで見慣れない顔に戸惑っているらしい。
「立花君に菅野さん、どうしたんだい?」
「槇課長、おはようございます。」
「おはようございます。」
まず挨拶をすると、律儀に挨拶が返ってくる。
「あぁ、おはよう。何かあったかな。」
「皆さんの今のお時間、少々頂いてもよろしいでしょうか?」
そう告げると槇課長はすぐに、
「それなら、大丈夫だ。
皆、立花君から話があるそうだ。聞いてくれ。」
とフロアに声を響かせた。立花さんの存在がこの会社でどれだけ大きいものか改めて思い知った。
立花さんは一礼すると静まったフロアに振り向く。それに倣うと視線はもうこちらに向いていた。
「おはようございます。
今日は皆さんにお願いがあってお時間を頂きました。
今回都市部に新たにできるショップと共に、
第二のショップとしてカフェを作る事になっています。
この企画については既にご存じの事と思います。」
たった1人立花さんの声にフロアの全員が耳を傾け、頷く事で反応を返している。
「内装を手掛けるにあたり、第二のショップとするなら
社員皆さんの意見を盛り込んだものに、と考えて
おります。Partner社員の理想の店にしたいんです。
私達にご協力頂けないでしょうか。お願いします。」
立花さんが頭を下げ、私も同じく頭を下げる。どうか皆の協力を得られる様にと願いながら。
「当たり前じゃないですか。」
誰かの声が上がった。顔を上げると沢山の笑顔と目が合った。
「やりますー!」
「立花さんにお願いされて断る訳ないじゃないですか。」
「それに面白そうだし。」
次々と飛ぶ言葉はどれも良いものばかりでほっとする。
「ありがとうございます。」
槇課長に向き直り、立花さんはアンケートを挟んだファイルを差し出した。その顔は安堵と喜びで綻んでいた。
「これがアンケート用紙です。
お忙しいとは思いますが、宜しくお願いします。」
「あぁ、分かったよ。」
「2週間後にまた用紙をお預かりに伺います。
皆さん、よろしくお願いします。」
最後にもう一度私達は皆に頭を下げる。今度は感謝の気持ちを込めて。そしてエレベーターに向けて歩き出した。
不躾な程の視線を浴びながら進んでいると、話し声が耳に入ってきた。
「立花さん、今日も格好良い……。」
「どんな人がタイプだと思う?」
「どうだろうね?ずっとフリーらしいけど。」
「でも私達じゃ釣り合い取れなくない?」
「悔しいけどね。」
あちこちから出る女性社員の話はどれも似通ったもので。
釣り合い、とか考えると私もだめだと思うけど、好きだって言ってもらってる訳だし……。
嬉しさと生まれた懸念の狭間で揺れていると、立花さんは島崎さんと話をしていた。
「いや、気にしなくていいよ。
代わりにアンケートの答え、期待してる。」
「……頑張ります。」
「はは、冗談だよ。気負わなくていいから。
じゃ、よろしくな。」
「はい。」
真面目に応じる島崎さんに楽しそうに笑うと肩をぽんと叩いて進み出す。こういう場面を見る時、何だか忘れられている様な気分になって寂しくなる。こんな事、困らせるだけだから言えないけど。島崎さんにお辞儀をして追いかけた。
「菅野さん、デートとか誘ってもいいかな。」
「お前じゃ断られるって。」
エレベーターまであと少しの所で男性社員のそんな会話が聞こえた。
菅野って私の事?と思っていると立花さんが急に方向転換をして、その男性社員の元へ向かう。
「君。悪いけど誘わないでね。誘っても行かせないけど。」
背中しか見えないからどんな顔をしているのか分からないけど、声だけ聞くと穏やか。相手の男性社員は驚きのあまり固まりながらも声を絞り出した。
「は、はい。」
すると立花さんはその人の頭を優しく撫でてそのまま行ってしまった。何が起こったのかあまり把握できないままとりあえず置いていかれない様に踏み出すと、
「――立花さん、格好良い。惚れたかも……。」
「お前、大丈夫?」
後ろからそんな声が小さく聞こえた。
「菅野、広報課に来る時は今度から一緒に行こう。」
「え?」
「危ないからな。」
エレベーターに乗り込むとそんな事を言われる。最初は意味が分からなかったけれど、女性社員達の会話と最後の男性社員の一言を思い出す。
「……そうですね。一緒に行きましょう。」
立花さんを1人で行かせたら、いつ立花さんが連れて行かれてしまうか分からない。私は心に決めた。
立花さんは私が守る。
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