痛み

些稚絃羽

痛み

痛みの正体は多分奥の奥にいて
自分の存在知らしめているんだ
ここにいるよ、気付いてよって
そうやって叫んでるんだ
それでも分からなくて
知りたくなくて
ただ必死に痛みに耐えてるんだ
皮膚は痺れてなにも感じない
叩いて、つねって、
なかったことにしたいけれど 
それを許してはくれないんだ
泣いて、喚いて、
掻き消してしまいたいけれど
それだって許してはくれないんだ
そのままにして、堪えて、
慣れてしまいたいけれど
それさえも許してはくれないんだ


ほらまた、心が疼くよ
ほらまた、痛みが叫ぶよ

「詩」の人気作品

コメント

  • ノベルバユーザー603477

    詩のカテゴリーで検索してみました
    若い葛藤なのでしょうか
    うまくまとまってると思いました

    0
  • エルス・ギルバート

    what?何を伝えたかったんだ?ただのポエム?

    0
コメントを書く