手に入れたものは…宇宙!!?
歴史は難しくない♪唯、萌えたら面白い!!
 あたしは琥珀。
 よろしくお願いします!!と、言いたいけれど。お分かりの通り本名は別。
 はっきり言って面倒な名字。逆に名前は…ごく普通。
 でも友人ですら覚えてない名前を呼ばれるのも、と、思い付いた。
 琥珀…。ずっと古い昔の樹木の樹液の化石。時々昆虫の化石が入っていたりして、神秘的な石。石自体は脆く少しの衝撃で傷が付くから大事に扱わなければいけない。色は飴色、カ〇ロ飴に近い。でも甘い色をしている。そして…
 ……しまった!!あたしは情報収集は大好きだが、情報提供を求められ口を開くと語る…。語ると止まらないし、特に歴史は日本史、世界史は中国、西洋史。神話や伝承、昔話系から、あたしの住む町の古い図書館の古い歴史書を読み漁るのが好きだった。古いのがいい。古い歴史書は面白い。安徳天皇は壇之浦では身代わりが死んで、天皇ご自身は九州のある家の跡取りとして生きたとか、源義経が大陸に渡ってチンギス・ハーンになったとか、織田信長は本能寺では死んでなかったとか、明智光秀は死んでなくて徳川家康の片腕として生きたとかそんな伝承と言う名の宝物は古い本のなかに沢山眠っている。
 そういえば、家の菩提寺にあるお地蔵様を調べてみたら、マリア観音だったとか…と言う冗談でも笑えない話もある。地蔵菩薩と観音様は違う!一回仏像の本を見て、もしくは近くのお寺の住職さんに聞いてこい!!……と言うくらい熱くなる。それが「萌え」るのである。
 高校時代は日本史の先生に「宇宙人」と言う渾名を付けられた事がある。
 友人に何故か不憫がられたが、逆にどうして不憫がるのか解らなかった。
 嫌なはずがない 、名字をもじった渾名でずっと呼ばれてきた身にとっては「よっしゃぁ!!タイトルゲットだぜ\(^o^)/」と飛び上がって喜んだ位である。それに先生のそれは嫌味でも、いやがらせやいじめでもなく、知識量の豊富さを誉めてくれたからだ。ゲームで言うとレベルアップか称号を貰ったようなものである。それは、当然一時的なものだったが……。
 それなのに、
「宇宙人!!」
と背後から声をかけられた。
 しかも睡眠中、つまり夢の中である。
その上大事な大事な称号を…!!!
「…ダレデスカー?ここはあたしの夢の中の世界です!あたしの妄想、空想、他人に知られたら恥ずかしいネタや小説の残骸、化石が詰まったトコロデスー!早く出てけー!!」
 振り返り、両手を広げ怒鳴る。
 人の聖地…何年も何年もちょこちょこと構想を練り、最初は大剣を背負った少女王の話、王の中の王…至高王…と言う名前を持つ王子の話。そこから神話の時代などを創造していったのだ。あたしの大事な世界は誰にもやらない!!
 よろしくお願いします!!と、言いたいけれど。お分かりの通り本名は別。
 はっきり言って面倒な名字。逆に名前は…ごく普通。
 でも友人ですら覚えてない名前を呼ばれるのも、と、思い付いた。
 琥珀…。ずっと古い昔の樹木の樹液の化石。時々昆虫の化石が入っていたりして、神秘的な石。石自体は脆く少しの衝撃で傷が付くから大事に扱わなければいけない。色は飴色、カ〇ロ飴に近い。でも甘い色をしている。そして…
 ……しまった!!あたしは情報収集は大好きだが、情報提供を求められ口を開くと語る…。語ると止まらないし、特に歴史は日本史、世界史は中国、西洋史。神話や伝承、昔話系から、あたしの住む町の古い図書館の古い歴史書を読み漁るのが好きだった。古いのがいい。古い歴史書は面白い。安徳天皇は壇之浦では身代わりが死んで、天皇ご自身は九州のある家の跡取りとして生きたとか、源義経が大陸に渡ってチンギス・ハーンになったとか、織田信長は本能寺では死んでなかったとか、明智光秀は死んでなくて徳川家康の片腕として生きたとかそんな伝承と言う名の宝物は古い本のなかに沢山眠っている。
 そういえば、家の菩提寺にあるお地蔵様を調べてみたら、マリア観音だったとか…と言う冗談でも笑えない話もある。地蔵菩薩と観音様は違う!一回仏像の本を見て、もしくは近くのお寺の住職さんに聞いてこい!!……と言うくらい熱くなる。それが「萌え」るのである。
 高校時代は日本史の先生に「宇宙人」と言う渾名を付けられた事がある。
 友人に何故か不憫がられたが、逆にどうして不憫がるのか解らなかった。
 嫌なはずがない 、名字をもじった渾名でずっと呼ばれてきた身にとっては「よっしゃぁ!!タイトルゲットだぜ\(^o^)/」と飛び上がって喜んだ位である。それに先生のそれは嫌味でも、いやがらせやいじめでもなく、知識量の豊富さを誉めてくれたからだ。ゲームで言うとレベルアップか称号を貰ったようなものである。それは、当然一時的なものだったが……。
 それなのに、
「宇宙人!!」
と背後から声をかけられた。
 しかも睡眠中、つまり夢の中である。
その上大事な大事な称号を…!!!
「…ダレデスカー?ここはあたしの夢の中の世界です!あたしの妄想、空想、他人に知られたら恥ずかしいネタや小説の残骸、化石が詰まったトコロデスー!早く出てけー!!」
 振り返り、両手を広げ怒鳴る。
 人の聖地…何年も何年もちょこちょこと構想を練り、最初は大剣を背負った少女王の話、王の中の王…至高王…と言う名前を持つ王子の話。そこから神話の時代などを創造していったのだ。あたしの大事な世界は誰にもやらない!!
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コメント
ノベルバユーザー603850
とてもカッコ良くて、可愛くて、素敵。
ストーリーも楽しく読めるし満足できました。