【書籍化】マジックイーター 〜ゴブリンデッキから始まる異世界冒険〜
67 - 「新たなデッキ」
「特攻野郎Aデッキ…… だと……」
一瞬、何の冗談かと混乱したが、徐々に昔の記憶が蘇ってきた――
 
それはPSが全く上達しない俺に、兄がPS強化訓練用として用意したデッキだった。
プレイヤーの一点強化に絞った構成になっており、モンスターカードは一切入っていない。つまりは、プレイヤーを強化して身体一つで敵へ特攻するというシンプルな戦略のデッキだ。PS依存の構成であることは間違いないだろう。因みに訓練用故に、R以上は入っていない……
(よりによって、このデッキかよ……)
いや、これから土蛙人を討伐しに行く場所は、道の狭い入り組んだ地下洞窟だ。
数より質の強化を求めた方が良いという考え方もあるだろう。……多分。
「旦那様さま、心配事かの?」
考え事をしていると、シュビラが不安気な表情で俺の顔色を窺ってきた。
「いや、大丈夫。新たに得た力がちょっと期待外れだったから落ち込んでただけだよ」
「ほぅ、新たな力とな?」
「ふむ、新たな力ですか」
マサトの言葉に、シュビラとネスが同時に反応した。
「大量の魔力を取り込んだ旦那さまの身体が一瞬輝いた時かの。旦那さまの神格がまた一段階上がった気がしたのだぞ」
「神格って、誇張し過ぎじゃない?」
「確かに、先ほどのマサト君には、シュビラ様の言うような神々しさがありましたね。目に見える程の大量の魔力を背に浴びながら、太陽のように光り輝いていましたから」
「え……  そこまで派手だったのか……」
確かに、空一面に散らばった光の粒子が全て俺目掛けて漂ってきてたからなぁ。さぞや目立っていたことだろう。
VRでは、魔力が取り込まれる際のエフェクトで、相手の居場所がある程度特定できるといったテクニックも実在していたのだが、それはあくまでもVRでの中での話である。
この世界では明らかな過剰演出だった。
「それよりも、この大量の蛙の死骸ってどうします?」
「そうですね…… 土蛙人のイボには魔結石と呼ばれる特殊な魔石が採れるので、イボだけ切り取っておき、後は出来る限りは火葬にして、対応しきれない分は、土蛙人達が掘って開けた穴へ埋めるのがいいでしょう。幸い、土蛙人の臭いに寄ってくるとすれば、木蛇あたりですが、その心配も不要かもしれませんね。マサト君が召喚してくれたワイバーンがいれば、大抵の魔獣は近寄ってこないはずですよ」
「旦那さま、蛙共の後始末のことなのだが、われに一任してくれるかの? 旦那さまも知っての通り、われらゴブリン種は雑食を極めておる。この、くっちゃい蛙共も焼けば旨く食べれると思うのだ」
「さすがゴブリン種…… おっけー。シュビラに任せるよ」
「愛しておるぞ! 旦那さま!」
ただ要求を許可しただけでこの熱烈ぶり。
正直、悪くない!
マサトがシュビラの熱い抱擁に落とされかけていると、里の上空を旋回していたワイバーンが戻ってきた。
「それにしてもワイバーンを召喚してしまうとは本当に驚きました」
「これも大量の魔力を吸収したお陰で得られた力の一部ですね。ワイバーンに関しては、あのタイミングで召喚できるとは思ってもみなかったですが」
「なるほど。ですが、これでガルドラの地での脅威が大分減りました。新たな不安があるとすれば、それはマサト君のワイバーンに対し、この地に住む同属種が縄張りを意識して襲ってくる可能性が出たということくらいでしょうかね。マサト君の方で何かできる対策はありませんか?」
「ネスよ、少々図々しいのではないかの?」
「ああ、シュビラ大丈夫だから。確かに縄張り争いが発生する懸念もありますね…… じゃあ、せっかくなので、手に入れた新しい力のお披露目といきましょうか」
そう言うと、マサトは目の前に着地したワイバーンに向けて呪文を唱えた。
「 ≪ 火吹きの焼印 ≫ 」
赤い粒子がワイバーンの口の中へ集まり、次の瞬間、ワイバーンが上空へ向けて火炎ブレスを吐いた。
その光景に、ネスが思わず後ずさる。
「こ、これは…… ワイバーンがブレスを? 一体、どういうことですか?」
驚きつつも、その顔に少しの狂喜を滲ませながら、ネスが問いかけた。
「ワイバーンに火のブレスが吐けるよう能力付与呪文をかけたんです。後3回しか使えない呪文ですが、まぁドラゴンっぽくなるかなと」
「火を吹くワイバーン…… 確かにこの個体をドラゴンと言っても疑う者はいないでしょう」
「さすがは旦那さまなのだ!」
(と言っても、これだけじゃただの火を吹くワイバーンなんだよな…… もう一強化しておこう)
「 ≪ 火の加護 ≫ 」
火の加護も、火吹きの焼印同様の能力付与呪文だが、効果は「+1/+1修整」と「火魔法攻撃Lv2」だ。
これにより、ワイバーンのステータスも以下に強化された。
ワイバーン 5/5 (火の加護+1/+1)
飛行
火ブレス攻撃Lv1 (火吹きの焼印)
火魔法攻撃Lv2 (火の加護)
さすがにドラゴン種まではいかないまでも、ワイバーン種の中では上位にくる強さになったんじゃないだろうか。
(これで、固有名を付ければ十分かな? えーっと、名前は……)
「ワイバーン、今日からお前は “ガルドラゴン” だ」
マサトがワイバーンに名を与えると、マサトとワイバーンを囲むように淡い紅色の光の粒子が螺旋を描きながら大量に舞い上がった。
同時に、全身を光に包まれるワイバーン。
この光景を、シュビラとネスは恍惚とした表情で見つめている。
ガルドラゴン 6/6 (固有名強化+1/+1、火の加護+1/+1)
飛行
火ブレス攻撃Lv1 (火吹きの焼印)
火魔法攻撃Lv2 (火の加護)
ガルドラのドラゴンっぽいワイバーンだから、ガルドラゴン。
(なんだか改めて復唱すると恥ずかしいな……
もしかして、俺のネーミングセンスの悪さも、兄と同レベルなんじゃ……)
――ギャァアォオオンン!!
ガルドラゴンが喜びの咆哮をあげると、さすがのネスもその場で尻餅をついた。
「こ、これはこれは…… 風格ももはやドラゴンと変わりないですね。ワイバーンとは言え、こんなに間近で咆哮を浴びたのは初めてですよ」
「竜の咆哮は、事前に来ると分かっていても、どうしても筋肉が硬直しちゃいますよね。私もできればあれを間近に浴びたくはないです」
マサトはそういいながら、何気なくネスの手を取り、立つのを支えた。
「ありがとうございます。見苦しい姿を見せてしまいましたね」
「いえ、私もさっきの咆哮は、内心かなりびっくりしたので、お互い様ですよ」
「それは少し安心しました。くっくっく……」
「ははは」
いつも何を考えているのか分からず、近寄りがたかったネスさんの意外な一面というか隙が見れたお陰で、距離が一気に近づいた気がした。
その後、土蛙人達の再襲撃警戒をガルドラゴンに任せつつ、シュビラ主導による大掃除会が行われた。
土蛙人の持つ下水のような臭いは、ネスの扱う風魔法と水魔法により大方消すことができたが、まだ里の中はほんのり臭かったりする。
土蛙人達との一戦を終え、暫く確認してなかったステータスを開く――
<ステータス>
Lv10
ライフ 42/42
攻撃力 99
防御力 4
マナ : (虹×2)(赤×342)(緑x106)
装備 : 心繋の宝剣 +99/+0
召喚マナ限界突破7
マナ喰らいの紋章「心臓」の加護
自身の初期ライフ2倍、+1/+1の修整
魔力が凄いインフレしていた。
攻撃力も99と限界値に達してしまっているらしい。
(というか、攻撃力に限界値なんてあったんだな……)
支配下にあるモンスターは100体を超えていると思うので、恐らく宝剣の攻撃力補正も+99が限界なのだろう。
ふと、この赤マナ342を全て使ってゴブリン呼びの指輪を召喚したらどうなってしまうんだろうと考えが過ったが、魔力暴走による裂傷の痛みを思い出して止める。
(今一、無双しきれない微妙なバランスだなぁ。いや、デッキが微妙なだけかも知れないけど)
マサトは新たに解放されたデッキを確認しながら、自分以外の誰を何で強化しようか考え始めた。
《 新たに解放されたデッキ 》
・デッキ名:特攻野郎Aデッキ
・マナカード 計20枚
・付与魔法 計12枚
→[C] 火吹きの焼印 (赤) 4枚
   火ブレス攻撃Lv1付与
→[C] 炎の翼 (赤)(1) 4枚
   飛行付与
→[UC] 火の加護 (赤)(2) 4枚
   装備補正+1/+1
   火魔法攻撃Lv2付与
・簡易魔法 計8枚
→[C] ショックボルト (赤) 4枚
   雷魔法攻撃Lv2
→[UC] 遺物爆破 (赤)(1)      4枚
   遺物破壊Lv2
   爆破Lv2
・大型魔法 計12枚
→[UC] 火の玉 (X) ※赤マナのみ 4枚
   火魔法攻撃LvX
→[UC] 灼熱の火鞭 (赤)(1) 4枚
   火魔法攻撃Lv2 ALL
→[C] 炬火の炎舞 (赤)(2) 4枚
   火魔法攻撃Lv1 ×3
・アーティファクト 計8枚
→[C] 火走りの靴 (1) 4枚
   高速移動
   装備コスト(1)
→[UC] 火投げの手袋 (2) 4枚
   火系の攻撃を全て火の玉に変換できる
   Lv3以上の攻撃変換で壊れる
   装備コスト(1)
一瞬、何の冗談かと混乱したが、徐々に昔の記憶が蘇ってきた――
 
それはPSが全く上達しない俺に、兄がPS強化訓練用として用意したデッキだった。
プレイヤーの一点強化に絞った構成になっており、モンスターカードは一切入っていない。つまりは、プレイヤーを強化して身体一つで敵へ特攻するというシンプルな戦略のデッキだ。PS依存の構成であることは間違いないだろう。因みに訓練用故に、R以上は入っていない……
(よりによって、このデッキかよ……)
いや、これから土蛙人を討伐しに行く場所は、道の狭い入り組んだ地下洞窟だ。
数より質の強化を求めた方が良いという考え方もあるだろう。……多分。
「旦那様さま、心配事かの?」
考え事をしていると、シュビラが不安気な表情で俺の顔色を窺ってきた。
「いや、大丈夫。新たに得た力がちょっと期待外れだったから落ち込んでただけだよ」
「ほぅ、新たな力とな?」
「ふむ、新たな力ですか」
マサトの言葉に、シュビラとネスが同時に反応した。
「大量の魔力を取り込んだ旦那さまの身体が一瞬輝いた時かの。旦那さまの神格がまた一段階上がった気がしたのだぞ」
「神格って、誇張し過ぎじゃない?」
「確かに、先ほどのマサト君には、シュビラ様の言うような神々しさがありましたね。目に見える程の大量の魔力を背に浴びながら、太陽のように光り輝いていましたから」
「え……  そこまで派手だったのか……」
確かに、空一面に散らばった光の粒子が全て俺目掛けて漂ってきてたからなぁ。さぞや目立っていたことだろう。
VRでは、魔力が取り込まれる際のエフェクトで、相手の居場所がある程度特定できるといったテクニックも実在していたのだが、それはあくまでもVRでの中での話である。
この世界では明らかな過剰演出だった。
「それよりも、この大量の蛙の死骸ってどうします?」
「そうですね…… 土蛙人のイボには魔結石と呼ばれる特殊な魔石が採れるので、イボだけ切り取っておき、後は出来る限りは火葬にして、対応しきれない分は、土蛙人達が掘って開けた穴へ埋めるのがいいでしょう。幸い、土蛙人の臭いに寄ってくるとすれば、木蛇あたりですが、その心配も不要かもしれませんね。マサト君が召喚してくれたワイバーンがいれば、大抵の魔獣は近寄ってこないはずですよ」
「旦那さま、蛙共の後始末のことなのだが、われに一任してくれるかの? 旦那さまも知っての通り、われらゴブリン種は雑食を極めておる。この、くっちゃい蛙共も焼けば旨く食べれると思うのだ」
「さすがゴブリン種…… おっけー。シュビラに任せるよ」
「愛しておるぞ! 旦那さま!」
ただ要求を許可しただけでこの熱烈ぶり。
正直、悪くない!
マサトがシュビラの熱い抱擁に落とされかけていると、里の上空を旋回していたワイバーンが戻ってきた。
「それにしてもワイバーンを召喚してしまうとは本当に驚きました」
「これも大量の魔力を吸収したお陰で得られた力の一部ですね。ワイバーンに関しては、あのタイミングで召喚できるとは思ってもみなかったですが」
「なるほど。ですが、これでガルドラの地での脅威が大分減りました。新たな不安があるとすれば、それはマサト君のワイバーンに対し、この地に住む同属種が縄張りを意識して襲ってくる可能性が出たということくらいでしょうかね。マサト君の方で何かできる対策はありませんか?」
「ネスよ、少々図々しいのではないかの?」
「ああ、シュビラ大丈夫だから。確かに縄張り争いが発生する懸念もありますね…… じゃあ、せっかくなので、手に入れた新しい力のお披露目といきましょうか」
そう言うと、マサトは目の前に着地したワイバーンに向けて呪文を唱えた。
「 ≪ 火吹きの焼印 ≫ 」
赤い粒子がワイバーンの口の中へ集まり、次の瞬間、ワイバーンが上空へ向けて火炎ブレスを吐いた。
その光景に、ネスが思わず後ずさる。
「こ、これは…… ワイバーンがブレスを? 一体、どういうことですか?」
驚きつつも、その顔に少しの狂喜を滲ませながら、ネスが問いかけた。
「ワイバーンに火のブレスが吐けるよう能力付与呪文をかけたんです。後3回しか使えない呪文ですが、まぁドラゴンっぽくなるかなと」
「火を吹くワイバーン…… 確かにこの個体をドラゴンと言っても疑う者はいないでしょう」
「さすがは旦那さまなのだ!」
(と言っても、これだけじゃただの火を吹くワイバーンなんだよな…… もう一強化しておこう)
「 ≪ 火の加護 ≫ 」
火の加護も、火吹きの焼印同様の能力付与呪文だが、効果は「+1/+1修整」と「火魔法攻撃Lv2」だ。
これにより、ワイバーンのステータスも以下に強化された。
ワイバーン 5/5 (火の加護+1/+1)
飛行
火ブレス攻撃Lv1 (火吹きの焼印)
火魔法攻撃Lv2 (火の加護)
さすがにドラゴン種まではいかないまでも、ワイバーン種の中では上位にくる強さになったんじゃないだろうか。
(これで、固有名を付ければ十分かな? えーっと、名前は……)
「ワイバーン、今日からお前は “ガルドラゴン” だ」
マサトがワイバーンに名を与えると、マサトとワイバーンを囲むように淡い紅色の光の粒子が螺旋を描きながら大量に舞い上がった。
同時に、全身を光に包まれるワイバーン。
この光景を、シュビラとネスは恍惚とした表情で見つめている。
ガルドラゴン 6/6 (固有名強化+1/+1、火の加護+1/+1)
飛行
火ブレス攻撃Lv1 (火吹きの焼印)
火魔法攻撃Lv2 (火の加護)
ガルドラのドラゴンっぽいワイバーンだから、ガルドラゴン。
(なんだか改めて復唱すると恥ずかしいな……
もしかして、俺のネーミングセンスの悪さも、兄と同レベルなんじゃ……)
――ギャァアォオオンン!!
ガルドラゴンが喜びの咆哮をあげると、さすがのネスもその場で尻餅をついた。
「こ、これはこれは…… 風格ももはやドラゴンと変わりないですね。ワイバーンとは言え、こんなに間近で咆哮を浴びたのは初めてですよ」
「竜の咆哮は、事前に来ると分かっていても、どうしても筋肉が硬直しちゃいますよね。私もできればあれを間近に浴びたくはないです」
マサトはそういいながら、何気なくネスの手を取り、立つのを支えた。
「ありがとうございます。見苦しい姿を見せてしまいましたね」
「いえ、私もさっきの咆哮は、内心かなりびっくりしたので、お互い様ですよ」
「それは少し安心しました。くっくっく……」
「ははは」
いつも何を考えているのか分からず、近寄りがたかったネスさんの意外な一面というか隙が見れたお陰で、距離が一気に近づいた気がした。
その後、土蛙人達の再襲撃警戒をガルドラゴンに任せつつ、シュビラ主導による大掃除会が行われた。
土蛙人の持つ下水のような臭いは、ネスの扱う風魔法と水魔法により大方消すことができたが、まだ里の中はほんのり臭かったりする。
土蛙人達との一戦を終え、暫く確認してなかったステータスを開く――
<ステータス>
Lv10
ライフ 42/42
攻撃力 99
防御力 4
マナ : (虹×2)(赤×342)(緑x106)
装備 : 心繋の宝剣 +99/+0
召喚マナ限界突破7
マナ喰らいの紋章「心臓」の加護
自身の初期ライフ2倍、+1/+1の修整
魔力が凄いインフレしていた。
攻撃力も99と限界値に達してしまっているらしい。
(というか、攻撃力に限界値なんてあったんだな……)
支配下にあるモンスターは100体を超えていると思うので、恐らく宝剣の攻撃力補正も+99が限界なのだろう。
ふと、この赤マナ342を全て使ってゴブリン呼びの指輪を召喚したらどうなってしまうんだろうと考えが過ったが、魔力暴走による裂傷の痛みを思い出して止める。
(今一、無双しきれない微妙なバランスだなぁ。いや、デッキが微妙なだけかも知れないけど)
マサトは新たに解放されたデッキを確認しながら、自分以外の誰を何で強化しようか考え始めた。
《 新たに解放されたデッキ 》
・デッキ名:特攻野郎Aデッキ
・マナカード 計20枚
・付与魔法 計12枚
→[C] 火吹きの焼印 (赤) 4枚
   火ブレス攻撃Lv1付与
→[C] 炎の翼 (赤)(1) 4枚
   飛行付与
→[UC] 火の加護 (赤)(2) 4枚
   装備補正+1/+1
   火魔法攻撃Lv2付与
・簡易魔法 計8枚
→[C] ショックボルト (赤) 4枚
   雷魔法攻撃Lv2
→[UC] 遺物爆破 (赤)(1)      4枚
   遺物破壊Lv2
   爆破Lv2
・大型魔法 計12枚
→[UC] 火の玉 (X) ※赤マナのみ 4枚
   火魔法攻撃LvX
→[UC] 灼熱の火鞭 (赤)(1) 4枚
   火魔法攻撃Lv2 ALL
→[C] 炬火の炎舞 (赤)(2) 4枚
   火魔法攻撃Lv1 ×3
・アーティファクト 計8枚
→[C] 火走りの靴 (1) 4枚
   高速移動
   装備コスト(1)
→[UC] 火投げの手袋 (2) 4枚
   火系の攻撃を全て火の玉に変換できる
   Lv3以上の攻撃変換で壊れる
   装備コスト(1)
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