TSしたら美少女だった件~百合ルートしか道はない~
「浮気男にゃ制裁を、しかし俺には救済を………お願いですからくださいマジで」前編
「助けてくれよ由、俺殺されるかもしれない」
「とりあえず色々な出来事の原因であるテメェは一旦死んだ方が良いぞ、親父」
俺が唯一の安全地帯である亮太の影にそそくさと隠れたその後、突如として親父が助けを求めてきた。
しかしながら、俺も人間だ。というか最近色々殺伐としすぎてストレスが溜まってるんでな、ちょっとこの様々な問題の内一つの原因がお前であることが判明している今、俺が親父に掛けてやる義理はないのだ。
というか大問題続きのここしばらくのおかげで、俺は今トラブルの元凶には情けを掛けてやらねえ主義なっているわけだ。
つ・ま・り。
さっさと折檻されてくたばれよ親父。母さんの怒りを鎮めてくれ。
先程からビシビシ伝わってくる怒りのオーラがもう人間の物じゃなくて某野菜人並みのそれになって来ちゃってるんですが。
あー怖い怖い。これはもう人身御供以外になんとかする手段はないですな。
そして人身御供と言えば親父と亮太(主にあまり後悔することがないという意味で)だし、今は一番の原因が親父だ。
………ゆえに今回の犠牲者は親父、貴様なのだ。
まぁ、冥途の土産に話だけは聞いてやらなくもないんだけどな。話を聞かずに一方的に潰すのは悪いことだと思うし。
「………だが話だけは聞いてやろう。冥途の土産にな(キリッ」
俺は無駄にカッコつけてこの言葉を投げた。
すると、なんというか微妙に………いや、かなり酷い返答が帰って来たのであった。
「いやー、仕事の間にハニートラップ仕掛けられちゃってさー。可愛かったもんだからついつい乗っちゃって」
「「思っていたよりも酷い返答じゃねえか!」」
無論、これに対してはマジで親父が一方的に悪いということで、俺と亮太のチョップが飛んだ。拳じゃないだけありがたく思えよ。
つーかさー………ハニートラップってどゆこと!?
それやられるだけの仕事って本当に何やってんの親父ィ!
あと、所帯持ちの人間に手を出すとか性格悪いな相手さん………あ、というかキレると手を付けられないウチの母さんをキレさせないでもらえますかね。え?
俺さん怒っちゃうよ?何にとは言わないしそもそも怒りの矛先が定まってないんだけどさ、とりあえず理不尽にキレちゃうよ?
「親父………とりあえずマジで今すぐDO☆GE☆ZAかましてこい。今すぐに、ナウ!」
亮太もなんだか言葉の節々に怒りがにじみ出てるしさ………
うん、なんというか実は昔結構マザコンだったことを急に思い出した。
前に俺がケンカでフルボッコにされて帰ってきて、母さんが報復に行こうとしたらちょっとヤバいと思ったのか亮太が殴り込みに行ったんだよな………
その時の雰囲気に似てるわ。今の亮太。
まぁそれはともかくとして、とりあえず俺からも親父にはさっさと土下座して顔面を床にめり込ませ………ると明日からの掃除が大変になるから、めり込ませない程度に土下座してこいや。
「え、ちょ………でもどう謝れっていうんだよ………長年一緒に居て浮気も2、3回したけどここまでキレてる状態で謝るのは難しすぎんだろ」
「………確かに」
亮太が謝れそうにない状況だと言う親父の主張にそう返した時、俺は心中でなんか都合のいい解決法ないかなーと考えていた。
この空間において俺にダメージを与え続けている最大の原因は母さんの怒りのオーラだ。
つまりそれさえ何とかしてしまえばある程度問題は解決するわけだが………ダメだなこれ。どうにもなんねーわ。俺なんかの脳じゃ何も思いつかねーわ。
………よし、こうなったら仕方ない。助けを求めようじゃないか。
誰もが夢見るアイツを呼ぼう。夢を叶えてくれるアイツを。
………助けて〇ラえもーん!
「とりあえず色々な出来事の原因であるテメェは一旦死んだ方が良いぞ、親父」
俺が唯一の安全地帯である亮太の影にそそくさと隠れたその後、突如として親父が助けを求めてきた。
しかしながら、俺も人間だ。というか最近色々殺伐としすぎてストレスが溜まってるんでな、ちょっとこの様々な問題の内一つの原因がお前であることが判明している今、俺が親父に掛けてやる義理はないのだ。
というか大問題続きのここしばらくのおかげで、俺は今トラブルの元凶には情けを掛けてやらねえ主義なっているわけだ。
つ・ま・り。
さっさと折檻されてくたばれよ親父。母さんの怒りを鎮めてくれ。
先程からビシビシ伝わってくる怒りのオーラがもう人間の物じゃなくて某野菜人並みのそれになって来ちゃってるんですが。
あー怖い怖い。これはもう人身御供以外になんとかする手段はないですな。
そして人身御供と言えば親父と亮太(主にあまり後悔することがないという意味で)だし、今は一番の原因が親父だ。
………ゆえに今回の犠牲者は親父、貴様なのだ。
まぁ、冥途の土産に話だけは聞いてやらなくもないんだけどな。話を聞かずに一方的に潰すのは悪いことだと思うし。
「………だが話だけは聞いてやろう。冥途の土産にな(キリッ」
俺は無駄にカッコつけてこの言葉を投げた。
すると、なんというか微妙に………いや、かなり酷い返答が帰って来たのであった。
「いやー、仕事の間にハニートラップ仕掛けられちゃってさー。可愛かったもんだからついつい乗っちゃって」
「「思っていたよりも酷い返答じゃねえか!」」
無論、これに対してはマジで親父が一方的に悪いということで、俺と亮太のチョップが飛んだ。拳じゃないだけありがたく思えよ。
つーかさー………ハニートラップってどゆこと!?
それやられるだけの仕事って本当に何やってんの親父ィ!
あと、所帯持ちの人間に手を出すとか性格悪いな相手さん………あ、というかキレると手を付けられないウチの母さんをキレさせないでもらえますかね。え?
俺さん怒っちゃうよ?何にとは言わないしそもそも怒りの矛先が定まってないんだけどさ、とりあえず理不尽にキレちゃうよ?
「親父………とりあえずマジで今すぐDO☆GE☆ZAかましてこい。今すぐに、ナウ!」
亮太もなんだか言葉の節々に怒りがにじみ出てるしさ………
うん、なんというか実は昔結構マザコンだったことを急に思い出した。
前に俺がケンカでフルボッコにされて帰ってきて、母さんが報復に行こうとしたらちょっとヤバいと思ったのか亮太が殴り込みに行ったんだよな………
その時の雰囲気に似てるわ。今の亮太。
まぁそれはともかくとして、とりあえず俺からも親父にはさっさと土下座して顔面を床にめり込ませ………ると明日からの掃除が大変になるから、めり込ませない程度に土下座してこいや。
「え、ちょ………でもどう謝れっていうんだよ………長年一緒に居て浮気も2、3回したけどここまでキレてる状態で謝るのは難しすぎんだろ」
「………確かに」
亮太が謝れそうにない状況だと言う親父の主張にそう返した時、俺は心中でなんか都合のいい解決法ないかなーと考えていた。
この空間において俺にダメージを与え続けている最大の原因は母さんの怒りのオーラだ。
つまりそれさえ何とかしてしまえばある程度問題は解決するわけだが………ダメだなこれ。どうにもなんねーわ。俺なんかの脳じゃ何も思いつかねーわ。
………よし、こうなったら仕方ない。助けを求めようじゃないか。
誰もが夢見るアイツを呼ぼう。夢を叶えてくれるアイツを。
………助けて〇ラえもーん!
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