異世界で教師⁈やらされました

田中 凪

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さて、クラスの出し物はお化け屋敷になったわけだが、この世界にはゾンビとかいるんだからそこらへんの耐性がついてると思うんだよなぁ。
と、俺が呟くとクラスの空気は一瞬で固まった。
アナ「そう言えば忘れてましたね・・・」
レー「でもさあ、普通に、どう見ても死にかけの人が『助けてー』なんて言ったらいくら冒険者でもびっくりすると思うんだけど」
大「いや、むしろどれだけ怖いのか気になってはいるやつもいるか。それに、ミッションも用意すれば・・・」
アナ「先生がなんかわるだくみしてる・・・」
大「まあ、とりあえずはやっていけばいいな。あ、ゴブリン達から錆びた装備品持ってくるわ」
カラ「ところでさ、これってどこでやるの?教室?それとも別の場所?」
一同「あっ?!」
カラ「・・・そこからなのか・・・」
大「たっだいまー、場所ならここでも問題ないぞ。まずは部屋を真っ暗にするために窓に紙を貼りまくるぞ!」
さて、俺は高校に行くことには行ったが行ったが学園祭(文化祭)の前に死んでしまったから準備の大変さを全く理解していなかった。そのためなのかこの後から、準備がなかなか進まなくなってしまったのであった。

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